空港での手荷物受取!取り違え・ロストバゲージの対策・対処法も紹介

手荷物受取の流れイメージ(MiU作成)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、到着空港での手荷物受取の流れと、ロストバゲージの対策・対処法について紹介します。

この記事でわかること
  • 手荷物受取の流れ
  • ロストバゲージとは
  • ロストバゲージの対処法
  • ロストバゲージの対策
目次

空港での預け荷物受け取り

国際線の場合、到着した空港で入国審査が終わると、手荷物受取(Baggage Claim)に進みます。

国内線の場合は飛行機が到着してすぐに手荷物受取に進みます。

以下では、手荷物受取の手順を紹介します。

レーンを探す

手荷物受取に進むと、各レーンにベルトコンベアに載せられた荷物がまわっています。

各レーンは、航空会社・便ごとになっているため、搭乗してきた便のモニター表示を探します。

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搭乗した便のターンテーブルのそばに立って、出てくる荷物を見ていると自分の物が出てきます。目立つ色や、目印になるものをつけていると見つけやすいです

手荷物受取では、チェックインの際に預けた手荷物をすべて受け取ります。

荷物が出てくる順番

同じ便の荷物でも、出てくる順番は大まかに決まっており、優先タグがつけられた荷物は早く出てきます。

基本的には、ファースト→ビジネス→エコノミーの順で出てきます。

JALやANAでは、ビジネス、ファーストクラスの乗客や、上級会員に荷物優先受け取りサービスを提供しています。

また、ジェットスターやピーチは、追加料金を払うことによって、優先的に手荷物を受け取ることができるサービスが利用できる便があります。

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私はいつもエコノミーですが、乗客が少なかったり、空港がほかの便で混雑していないときは比較的スムーズに受け取れます

こんなときどうする?

以下では、手荷物受取に関して、場面別の対処法を紹介します。

トランスファーの場合

トランスファーする際は、利用する航空会社や国内線・国際線の乗り継ぎなどによって手荷物の扱いが異なります。

LCCの場合や国際線から国内線に乗り換える場合、乗り継ぎサービスがなかったり、入国審査を受けなければならない場合が多いので、一度手荷物を受け取り、預けなおし、もう一度保安検査を受ける必要があります。

同じ航空会社(フルサービスキャリア)同士であり、国際線から国際線への乗り換えの場合は、そのまま次の便に載せてもらえる場合が多いです。

搭乗する便の情報を事前に確認しておきましょう。

取り違え対策

荷物の取り違えは、よく似た見た目のスーツケースや、タグを見ずに急いで取ってしまうことによって起こります。

取り違えを防ぐために、以下のような対策をとることができます。

  • 見つけやすいスーツケースの色を選ぶ
  • 荷物に目印となるものをつける
  • エアタグをつけて追跡可能にする

スーツケースベルトをつけておくと、スーツケースがアクシデントで開きづらく、また自分が見つけるときの目印になり、ほかの人からも取り違えにくいです。こちらは手頃な価格で入手できます。

エアタグ(小型の位置追跡タグ)を入れておけば、iPhoneで位置情報を取得できます。

ラゲージタグがあれば、手軽におしゃれに目印をつけられます。

鍵がないスーツケースや、カバンを預けるとき、カギをつけておけば、万が一取り違えられても安心です。とくに、アメリカの抜き打ち荷物検査のとき、TSAロックに対応した鍵であれば検査官がもっている専用の鍵で開けることができ、鍵を壊されずに済みます。

おすすめのキャリーケース

海外の空港では、スーツケースの扱いが強めの場合があります。

衝撃に強いタイプのキャリーケースであれば、安心して荷物を預けることができます。

多機能

多機能のタイプのスーツケースは、転がしている間の利便性が高く、旅気分を上げてくれます。

小物の出し入れがしやすいフロントオープンや、袋がかけられるフック、カップホルダーなど、工夫が凝らされています。

ロストバゲージ

預けた荷物がどこかへ行ってしまい、戻ってこなくなること、つまり紛失することをロストバゲージといいます。

万が一自分の荷物がない場合は、ロストバゲージの可能性があるため、カウンターに申し出ます。

ただし、実際に紛失して返ってこないことは本当にまれで、損傷や、遅延手荷物(delayed baggage)としてのちに届くことがほとんどです。

さらに、とくに日本を含むアジア・オセアニア地域の空港を利用する場合、ロストバゲージに遭う確率はもっと低いといわれています。

実際に、関西国際空港では、開港した1994年以来、一度もロストバゲージが起こったことがありません。

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ロストバゲージに遭うのではないかと少し心配していましたが、意外と確率が低いことがわかり安心です。それでも心配な場合は、以下で紹介するロストバゲージ対策を講じるのがおすすめです

ロストバゲージ対策

ロストバゲージに遭う確率は高くないですが、ロストバゲージに遭う確率を下げるためにとれる対策を紹介します。

  • 以前のタグをとる
  • 乗り換え時間を確保する

以前つけた別の便のタグがついていると、間違えて読み取られ、うまく届かなくなることがあるといわれています。当日の便のもの以外は外しておくのがおすすめです。

また、乗り換え時間が十分でないと、荷物が間に合わず遅れる原因になります。

荷物の遅延に対する補償がない場合や、便同士の航空会社が異なる場合、手数料を支払って次以降の便に振り替える必要があります。

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実際に、私の知り合いで、国際線から国内線への乗り換えで荷物が遅延し、乗り換えに間に合わず、次の日の便に振り替えることになった人がいます。いったん空港から出て付近のホテルに宿泊する必要もあり、大変だったそうです

乗り換えの際は、間の時間を最低でも3時間程度とっておくのが個人的におすすめです。

ロストバゲージに備えて

万が一、ロストバゲージや遅延に遭ってしまったときに備え、事前にとれる対策を紹介します。

  • 着替えや貴重品、薬など最低限のものは機内持込荷物に入れる
  • 荷物の写真を撮っておく(説明がしやすい)

もしもに備えて、最低限のものを機内持ち込みしておけば、遅延荷物が届くまでの間や新しいものをそろえるまでの時間が稼げます。

また、なくなった荷物の特徴を説明する際、写真があれば言語が違っても説明しやすくなります。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

手荷物受取の流れと、ロストバゲージについて事前に理解しておけば、旅を安心して迎えられます。

素敵な旅になることを願っています。

ほかにも、飛行機の旅行で知っておきたいことについて紹介しています↓↓↓

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この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

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