【25年最新】フリーマントルのラウンドハウス!営業時間や入場料

ラウンドハウスの外観(MiU撮影)
MiU
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こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。

私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、オーストラリアのフリーマントルにある「the Round House(ラウンドハウス)について紹介します。

この記事でわかること

  • ラウンドハウスとは
  • ラウンドハウスの歴史
  • ラウンドハウスの見どころ
  • ラウンドハウスのアクセス情報

フリーマントルの歴史や気候、人口、おすすめスポットを紹介しています↓↓↓

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目次

ラウンドハウスとは

ラウンドハウスの内部と処刑台(MiU撮影)
ラウンドハウスの内部と処刑台(MiU撮影)

ラウンドハウスは、西オーストラリアのパースから電車で30分の港町「Fremantle(フリーマントル)」にある遺跡です。

公共の建物としては西オーストラリアでもっとも古く、1831年に完成しました。

ヨーロッパ人による西オーストラリアへの入植が1829年であることを考えると、ラウンドハウスは植民地としては初期の建物になります。

ラウンドハウスは、州の遺産リストに登録されています。

データ参照元:inHerit – State Heritage Office

ラウンドハウスの歴史

ラウンドハウスは、1831年、入植初期の西オーストラリアで、囚人を収容するために創建されました。

1844年にはラウンドハウスの近くで、15歳の少年が殺人の罪で、初めて絞首刑にかけられました。

最初の囚人がこの地に到着したのは1850年でした。

その時に到着した囚人の人数に対して、ラウンドハウスの規模は小さすぎたため、囚人によってフリーマントル刑務所が造られました。

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1886年になるとラウンドハウスの刑務所としての役割は廃止され、1899年まではある警察官とその家族の留置場、その後は水上警察のための宿泊施設、フリーマントル港の貯蔵庫となりました。

ラウンドハウスは、何度か解体の危機に瀕しましたが、州政府→フリーマントル市と所有権が移り、現在まで大切に保管されています。

ラウンドハウスの見どころ

大砲

ラウンドハウスの大砲(MiU撮影)
ラウンドハウスの大砲(MiU撮影)

ラウンドハウスには大砲があり、毎日13:00になると大砲が発射されます。

この大砲は、船長に、海上の活動にとって重要な正確な時刻を伝えるために、毎日13時に発射されていました。

事前に予約をすることよって、大砲を実際に発射することもできます。

メールアドレスはこちらのページにあります↓↓↓

Fremantle Roundhouse

ボール

ラウンドハウスの帆(MiU撮影)
ラウンドハウスの帆とボール(MiU撮影)

大砲とともに、写真にある黒いボールが時刻を伝える手段として使用されていました。

ボールは13時の3分前に一番上に吊り下げられ、13時ちょうどに落ちるように電子信号が設定されており、大砲とともに視覚・聴覚で時刻がわかるようになっていました。

大砲(その後棒の爆発音に変更)とボールは時刻を伝えるために使われていましたが、1937年に無線電話が採用されるようになると、これらによる時刻伝達は終了しました。

高台からの景色

ラウンドハウスからの景色(MiU撮影)
ラウンドハウスからの景色(MiU撮影)

ラウンドハウスからは、眼下に広がるインド洋の景色を楽しむことができます。

MiU
MiU

ラウンドハウスからこのような景色が見られると思っていなかったので、意外でした。とても開放感があり、展望台としても楽しめます

ラウンドハウスにまつわる展示

ラウンドハウスの展示(MiU撮影)
ラウンドハウスの展示(MiU撮影)

ラウンドハウスは、中央が開けているのですが、いくつかの部屋が展示室として公開されています。

展示室では、ラウンドハウスの歴史にかかわる写真や資料を鑑賞できます。

MiU
MiU

年季が入った小物もあり、ラウンドハウスの歴史を実感できました

ホエラーズトンネル

ラウンドハウスのトンネル(MiU撮影)
ラウンドハウスのトンネル(MiU撮影)

ラウンドハウスにあるトンネルはWhalers Underground Engineering Project(ホエラーズトンネル)といい、ビーチに繋がっています。

もともとは、捕鯨産業のために使われていたトンネルで、西オーストラリア州で初めてのジオフロントシステム(地下岩盤)工学におけるプロジェクトとして造られました。

MiU
MiU

ラウンドハウスのトンネルが海に繋がっている、また、海のトンネルがラウンドハウスに繋がっているなんて、とてもロマンがありますね

コラム:トリックアートの跡

ラウンドハウスの階段から見た街(MiU撮影)
ラウンドハウスの階段から見た街(MiU撮影)

ラウンドハウスは階段を上ったところにあるため、フリーマントルの街並みを眺められます。

そこには、その昔、道から建物の壁面まで続くトリックアートの跡が、わずかに植木鉢に残っています(中央の黄色い線)。

MiU
MiU

フリーマントルではトリックアートが見られるかと思っていたのですが、現在は撤去されていて見られず、残念でした。確かにその跡が残っていたので、その名残を感じることができます

アクセス情報(2025年最新)

ラウンドハウスの外観(MiU撮影)
ラウンドハウスの外観(MiU撮影)

入場料は?

ラウンドハウスは、入場無料です。

寄付を受け付けています。

所要時間は?

ラウンドハウスの所要時間は、およそ30分です。

MiU
MiU

ラウンドハウスは見るところ自体は小規模なので、短時間でまわることもできます。大砲を見る場合は、13時に合わせて訪れるのがおすすめです

営業時間は?

ラウンドハウスは、毎日10:30~15:30に営業しています。

定休日はクリスマスとグッドフライデーです。

アクセスは?

ラウンドハウスへは、フリーマントル駅から徒歩9分でアクセスできます。

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この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

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