こんにちは。MiUです。
このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています
この記事では、飛行機に乗るときのモバイルバッテリーの決まり・持っていける商品を紹介しています。
この記事でわかること
モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?
モバイルバッテリーは、地図アプリでたくさんバッテリーを消費したり、充電がしづらい状況でスマホを充電できる便利グッズです。
持ち運んで充電ができるモバイルバッテリーは、国内旅行や海外旅行でも活躍します。
そんなモバイルバッテリーですが、国内線・国際線ともに、飛行機では、リチウムイオンを含む「予備電池」という扱いになります。
ジェットスター・ANA・JALなど主要な航空会社では、モバイルバッテリーに関する、以下のようなルールがあります。(※航空会社によるため要確認)
手荷物制限|ジェットスター公式サイト 手荷物制限|ANA公式サイト 手荷物制限|JAL 公式サイト
アンペアをワット時へ換算
多くのモバイルバッテリーは、アンペアで表記されています。
アンペアをワット時定格量に換算する式はこちらです。
ワット時定格量(Wh)=定格定量(アンペア)×定格電圧(3.7V)
この計算式によって得られるワット時定格量は以下の通りです。
5000mAh | 18.5Wh |
10000mAh | 37Wh |
15000mAh | 55.5Wh |
20000mAh | 74Wh |
25000mAh | 92.5Wh |
30000mAh | 111Wh |
35000mAh | 129.5Wh |
40000mAh | 148Wh |
45000mAh | 166.5Wh |
以上を、先ほどの飛行機のルールが
- 100Whまでなら個数無制限で機内持ち込み可能
- 100~160Whなら1人2個まで機内持ち込み可能
- 160Whからは持ち込み不可
- モバイルバッテリーの預け入れは不可
であることを踏まえると、以下のような結論になります。
以下では、飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーを容量ごとに紹介します。
機内持ち込みができる、おすすめのモバイルバッテリーは?
モバイルバッテリーは、容量が多いほど重さも増すので、5000~10000mAh、多くて20000mAhくらいが限度だと思います。
重さと容量のバランスをみて選ぶようにしましょう。
私は5000mAhのモバイルバッテリーを使用しています
なお、以下で紹介するモバイルバッテリーは、いずれも個数を気にせず持ち込めるアンペア(5000~20000mAh)です。
5000mAhのモバイルバッテリー
スマホの機種によりますが、1~2回充電できます。
5000mAhのモバイルバッテリーは、とても軽いうえに薄いものが多いので、持ち運びに便利です。
10000mAhのモバイルバッテリー
10000mAhあれば、充電は5000mAhの約2倍になるため、より安心ですが、5000mAhのものより重いです。
できるだけ軽いものを選ぶことをおすすめします。
20000mAhのモバイルバッテリー
20000mAhあれば、何回も充電できるだけでなく、複数台に同時に充電する機能がついているものも多いです。
保安検査ではどうする?
モバイルバッテリーは、保安検査場にて、搭乗をスムーズにするため、モバイルバッテリーをバッグから出してトレーに載せるよう指示する空港があります。
その際、ほとんどの場合、X線で確認されて通過できますが、ごくまれに検査員にmAhやWhの表示を見せるように求められることがあります。
私はこれまで、タイの空港の保安検査で止められたことがありますが、数値をみて持ち込みOKになりました
容量の表記は、多くはモバイルバッテリーの側面か裏側にありますが、どこに書いてあるか事前に把握しておくと安心です。
ルールは航空会社によって異なる
これらのルールは多くの航空会社に採用されていますが、航空会社によっては、そのほかのルールが付されていることもあります。
たとえば、ニュージーランド航空では、100Whまでの持ち込みは、20個までという制限があります。
また、ワイヤレスイヤホンのケースは、充電ができるためモバイルバッテリーの1つとしてカウントされます。
コラム:モバイルバッテリーを英語で?
モバイルバッテリーは、一見英語のようですが、英語圏では全く異なる呼び方をされています。
英語では「Power Bank(パワーバンク)」といいます。
私は一度、海外の店員さんに「モバイルバッテリー」と言ったら通じなかったです
海外で購入したいときは、パワーバンクを探してみてください。
モバイルバッテリーの制限を知って旅行を楽しむ
いかがでしたか?
モバイルバッテリーは、預け入れ荷物に入れることはできません。
また、飛行機に持ち込むときには容量による制限があります。
ルールを事前に把握して、楽しい旅行にしてください。
飛行機のルールについて紹介しています↓↓↓