
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、海外ホテルの予約方法について紹介します。
海外ホテルの予約方法
海外のホテルは、日本国内でホテルをとるのに比べて少しハードルが高いと感じるかもしれません。
そこで、海外のホテルの予約を、気をつけたいポイントを段階に分けて紹介します。
目的地と滞在日数を決める
ホテルをとるために、まずは目的地となる国や地域、滞在日数を決めます。
滞在する国や地域が決まっている場合は、日数を決めます。
日数を決める際は、観光スポットの個数と所要時間をみて、何日あれば足るかを計算します。
ホテルの予約サイトを決める
ホテルの予約には、以下の方法を使うことができます。
- ホテルの公式サイト
- 各予約サイト(Expedia、Agodaなど)
- 電話で直接予約
ホテルの公式サイトで予約を行う場合、言語が限られていることがあるため、日本語で予約したい場合は予約サイトを使うとスムーズです。



私は海外のホテル予約に、Expedia(エクスペディア)とAgoda(アゴダ)を使うことが圧倒的に多いです。あわせて100泊以上したことがあります。2社とも大手で安心感があるのと、公式よりも値段が安いことが多いです。これまで泊まれなかったり、返金されなかったりなどのトラブルに遭ったことはありません
ホテル検索ページ(Agoda公式サイト)


ホテルのチェック項目
ホテルをとる際のチェック項目として、以下のことを確認するのがおすすめです。
- キャンセルはできるか
- 部屋・バスルームは共有か
- 朝食はついているか
- 荷物預かりはできるか
- 支払い期限・方法
キャンセルはできるか
キャンセルについては、予約時点でキャンセル不可(100%の料金がかかる)なこともあれば、宿泊当日までキャンセル可能である場合や、3日前なら20%、2か前なら50%、などと段階的に決まっている場合もあります。
慣れないうちは、多少高くてもキャンセル無料期間が長いものを選ぶと安心です。
部屋・バスルームは共有か
予約する部屋が共用か、バスルーム(バス・トイレ)が共用かということは確認しておくと安心です。
ホステルであっても、バス・トイレがついている個室タイプを提供していることもあります。



私はホステルに泊まるときは、個室を利用することが多いです。共用部屋の場合は、少し防犯に気を付けて、ロッカーがある場合は鍵をつけ、ない場合は自分に鍵で貴重品をつなぐようにしています
朝食はついているか
朝食がついていると、慣れない土地で食事を朝から探さなくてよいため便利です。
朝食は基本有料ですが、B&Bや、朝食無料を謳っているホテルであれば無料でついています。
荷物預かりはできるか
チェックイン前、チェックアウト後に荷物を預けることができるのかを確認しておくと、早く着いた場合や、チェックアウトした後に観光したいときに便利です。
支払い期限・方法
ホテルや予約する条件によって、支払い方法が選べることがあります。
支払いが予約時に請求なのか、当日ホテルで決済なのかを確認し、希望通りになっているかチェックしておきましょう。
宿泊施設の種類
海外の宿泊施設には、ホテル以外にもさまざまな呼び方、種類があります。以下では、海外の宿泊施設の呼び名と意味を紹介します。
ホテル


ホテルは宿泊施設の中でもっともスタンダードな選択肢です。
海外のホテルは、価格帯によってサービスが異なり、フルサービスと呼ばれる24時間対応のレセプションやルームサービス、荷物預け、ランドリーやプール、ジムが利用できるホテルから、エコノミータイプ(バジェットタイプ)と呼ばれる、滞在に必要な最低限のサービスのみを提供している低価格のホテルまでさまざまなタイプがあります。
ただし、高級ホテルを除き、基本的には日本のようにスリッパ、剃刀、歯ブラシ、パジャマなどのアメニティがそろっていることは少なく、自分で用意する形になります。
ルームタイプには以下のようなものがあります。
- スイート:複数の部屋に分かれているタイプ
- エンスイート:専用バスルームが部屋の中についているタイプ(ホステルにも多い)
- アパートメント:キッチンがついている、長期滞在向けのタイプ
- ファミリー:大人数向けに設計されたタイプ



プライバシーや快適さを求める場合は、ホテルを選ぶのがおすすめです
モーテル


モーテルは、車を意味する「モーター」と「ホテル」を組み合わせた造語で、車を使っている人に便利な宿泊施設です。
モーテルは基本的に1階建てまたは2階建てとなっていることが多いです。
モーテルは、各部屋の前に車が停められるようになっていて、車から部屋まですぐです。
モーテルは基本的に個室なので、プライバシーを重視する場合におすすめです。また、アパートメントタイプのホテルのようにキッチン付きの部屋だったり、スイートルームのように部屋が複数あったり、二階部分があったりもします。
もちろん、車を利用していない場合でも宿泊することができますが、立地が車向けで幹線道路近くや街の中心部からは離れている場合があるので、アクセスは確認しておくのがおすすめです。



私は車なしでモーテルを利用したことが何度もあります。中心地からは少し歩きますが、モーテルはプライバシーが確保されており、値段が控えめであることが多いので、コスパの良いホテルという感覚で使っています
ホステル(バックパッカーズ)


ホステルは相部屋が基本で、ほかの宿泊施設より安価なことが多く、若い人向けの宿泊施設を表すユースホステルと呼ばれることもあります。
基本的にキッチン、部屋、トイレ、シャワーなどすべての設備が共用ですが、個室があったり、バス・トイレも専用であることもあるので、予約の際にはチェックしてみてください。



2段ベッドが大きめの部屋にたくさん並んでいることもありました。とにかく費用を抑えたいときにおすすめです
バックパッカーズは、「ホステル」と同じ意味で使われる、オーストラリアやニュージーランド特有の呼び方です。バックパックを背負って格安の旅をする人たち「バックパッカーズ」に向けた宿泊施設です。
なお、エンスイートタイプの部屋もありますが、バスルームは相部屋の人同士で使う「専用」を指していることもあるため、予約時に個室かドミトリータイプか確認しておきましょう。



バックパッカーズやホステルは、個人経営のことも多く、キッチンなどの設備も共有なので、オーナーや宿泊者同士の距離が近くなりやすいなと思いました。旅先で人と交流したい方にもおすすめです
ヴィラ


ヴィラは、一軒家タイプの部屋を指します。
一棟を貸切って宿泊するタイプや、一棟を半分ずつのプライベート空間に仕切り、2組が泊まれるようになっているタイプなど様々なヴィラがあります。
リゾートに多くあり、とくに海が見えるヴィラの人気が高いです。



ヴィラはプライベート感を感じられ、秘密基地のような気持ちになりました。専用の庭や小さなプライベートプール、ハンモックなどがあるヴィラに宿泊したこともあります。リゾートで思いっきりリラックスしたいときにおすすめです
B&B


B&Bは、「ベッド&ブレックファスト」の略で、文字通り、寝る部屋と朝食を提供している宿泊施設です。
家族経営の場合も多く、ヨーロッパやアメリカで多く見られます。



私はヨーロッパでB&Bに宿泊しましたが、建物が街並みになじむとてもかわいらしい雰囲気でした。受付の方はにこやかで、出発が早い私に合わせて朝食を前の晩に用意してくれました
カプセルホテル


日本発祥のカプセルホテルは、シンガポールなど海外でも時々見かけます。
日本では、旅館業法により、カプセルに鍵をかけることができませんが、海外では日本と異なり、鍵付きの部屋もあります。また、朝食がついていることもあります。



オーストラリアやニュージーランドではホステルのようなタイプが文化的に人気なようで、カプセルホテルはほとんど見ません。日本人の気性に合っているのだなと思います
Airbnb
Airbnb(エアビーアンドビー)は、民泊を広く利用できるようにしたシステムで、近年広がりを見せています。
各地域のオーナーによって登録された家や部屋のなかから、宿を探している人が希望に合う物件を予約し、Airbnbを介して料金を支払うシステムになっています。
Airbnbの特徴として、オーナー側は空いた部屋や家を効率的に貸すことができ、宿泊者側はホテルに比べ安価で部屋や一軒家を借りることができることがあげられます。
また、宿泊者は自炊や掃除を自分で行うスタイルであることも多く、現地の生活の様子を知ることができます。



以前私がオーストラリアでお世話になったシェアフラットのオーナーが、空いている部屋をAirbnbで貸し出していました。ホテルの相場よりは安く貸し出していて、キッチンで朝食も食べられると言っていました
海外ホテル予約、こんなときどうする?
予約トラブルが心配!
海外のホテルは、予約のトラブルが起きやすいと心配になるかもしれません。
トラブルを回避するためには、その宿についての評判を調べるのがもっともはやく、効率的です。



私は宿の口コミが予約サイトやグーグルマップで3.5を下回るところは避けるようにしています。4以上だと快適なことが多いです。また、口コミを下げている原因は、2と1の口コミを見るとわかります。予約に関するものが多ければ、トラブルが頻発しているとみて、違う宿に変えます
予約トラブルに遭ってしまった……
予約をするなかで、トラブルに遭ってしまうことがあります。
もしなにか問題があったときは、公式サイトであればホテルに、予約サイトであればカスタマーサービスに、それぞれ連絡して解決を図ることになります。



私は一度、Agodaでキャンセル無料期間にキャンセルがうまくできず、困ったことがあったのですが、アゴダのカスタマーサービスにチャットで連絡したら、日本語ですぐに対応(無料キャンセル)してくれました。とてもスムーズで驚きました
部屋の設備が書いていない!
バスルーム(バス・トイレ)は共用か専用か、部屋にバスタブがあるのか、ユニットバスか、テレビや冷蔵庫などの家電がそろっているか、作業用のデスクがあるかなど、部屋の詳細欄にはっきりと書かれていないことがあります。
ホテルに電話やメールで確認をするのがもっとも確実ですが、ハードルが高いと感じる場合は、予約サイトの部屋の写真を見たり、公式サイトで部屋の詳細を見たり、ほかの予約サイトから同じ部屋のタイプを選択して確認するとわかることがあります。



私は上記の方法を試してもわからないとき、グーグルマップのレビューから、同じ部屋タイプを見つけて、写真を確認しています
部屋が思っていたのと違う……
部屋が思っていたものや、写真と異なっている場合は、遠慮なくフロントに問い合わせましょう。
ホテルによっては、部屋が使用前であれば、快く部屋を替えてくれる場合があります。



私はバスタブつきの部屋を予約したのですが、栓が見当たらず、お湯を溜められなかったことがあります。そのときはフロントに電話して、栓を持ってきてもらいました
部屋の写真が使いまわされている……
各部屋の予約画面にある写真が、タイプが異なるにもかかわらずまったく同じ写真が使われていることがあります。
その場合は、部屋ごとの詳細欄を見て、設備を確認してみてください。それでも不明確な場合は、公式サイトで部屋の詳細を見たり、ほかの予約サイトから同じ部屋のタイプを選択して確認するとわかることがあります。
特別な希望がある
高層階や部屋の位置、アーリーチェックインなどの希望がある場合、予約時に希望欄やメッセージ欄に希望を書くことができます。
必ずしもかなえられるとは限りませんが、ホテルによっては希望通りの部屋やサービスを提供してもらえることがあるため、書いておくのがおすすめです。
ホテル検索ページ(Agoda公式サイト)


まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
海外のホテルを予約するときは、日本国内のホテルと種類が異なっていたり、予約サイトが異なっていたりします。
上記の気をつけるポイントをおさえれば、海外でも希望に合った宿泊施設を予約できます。
素敵な旅になることを願っています。
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