タイ・バンコクのワットポー|歴史と見どころ、入場料、アクセス

ワット・ポーの涅槃像(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、タイ・バンコクにある「ワット・ポー」についてご紹介します。

この記事でわかること
  • ワット・ポーの歴史
  • ワットポーの見どころ(涅槃像、マッサージ)
  • ワット・ポーへのアクセス
  • ワットポーの入場料
目次

ワット・ポーとは

ワット・ポーとは、有名な寝釈迦像(涅槃像)がある建物を有している仏教の遺跡群です。

王宮の南に隣接しており、バンコクでもっとも古い寺院として知られています。

ワット・ポーの境内(MiU撮影)
ワット・ポーの境内(MiU撮影)

実は、ワット・ポーの正式名称は「ワット・プラ・チェトゥポン・ウィモン・マンカララム・ラージワラマハウィハン」といいます。

ワット・ポーという呼び名は、そのもともとの名称「ワット・ポタラム」に由来していると考えられています。

1782年にバンコクに首都をうつした際、古くなっていたワット・ポーは改修されました。

1832年からの改修と拡大では、現在のワット・ポー境内にある建物の多くがつくられました。

ワットポーと看板(MiU撮影)

寺院には、4つの大きな仏塔や100に近い小さな仏塔があります。

チケットを買ったら、このあと紹介する涅槃像を中心に、敷地内を練り歩くのがおすすめです。

タイ初の大学としての側面

また、ワット・ポーは、寺院だけでなく、公共の学習施設として建物の壁が碑文で埋められています。

そんなワット・ポーは、タイでできたはじめての大学といわれています。

今は、タイの医学の私立学校があります。

MiU

ワット・ポーは、タイにとって仏教だけでなく、教育や学問の面でも重要な役割をもっているのですね

ワット・ポーのみどころ・涅槃像

ワット・ポーといえば、やはりみどころは、黄金の涅槃像です。

長さ46m、高さ15mという巨大な涅槃像はバンコクで最大のサイズで、とても印象的です。

MiU

テレビで見たことがあった涅槃像を直接見ることができて感動しました。この涅槃像の高さは、奈良の大仏の座高と同じくらいです。寝そべっている長さは46mなので、ものすごい迫力を感じると思います

ワット・ポーの涅槃像アップ(MiU撮影)
ワット・ポーの涅槃像(MiU撮影)

また、涅槃像は、お釈迦さまが入滅される(亡くなる)ときの姿勢を示しており、これはタイでよくみられる仏です。

涅槃像は基本、頭は北、顔は西を向いています。

亡くなった人の頭を北に向ける「北枕」という概念は、これに由来しているとされています。

涅槃像の足側(MiU撮影)
涅槃像の足側(MiU撮影)

足の裏には、宇宙観を表した108の絵柄が描かれています。

MiU

これには螺鈿細工という伝統的な工芸が使われています。曼荼羅に似ているなと感じました

また、仏像の両側には、青銅でできた鉢があり、そこにコインをいれると幸福をもたらすと信じられています。

MiU

この鉢も108個ありました。随所に仏教が表れていて、感動しました

ワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山

また、ワット・ポーは、タイ古式マッサージの総本山でもあります。

タイ古式マッサージの研修生と先生が施術をしてくれる学校「ワットポートラディショナルメディカルスクール」があります。

ここでは、タイ古式マッサージを受けることができます。

ワット・ポーの敷地内にあるため、ワット・ポーのチケットがないと入れないので同時に訪れるのがおすすめです。

MiU

本場タイのマッサージを総本山ワット・ポーの内部で受けられるなんて、とてもロマンがありますよね。全然力を入れている感じがしないのに、ピンポイントで圧がかかってきて、マッサージ技術のすごさを感じました。ヨガのようなストレッチのポーズもあり、全身が伸びました。終わった後は、体がとても軽くなりました

詳しくはこちらの記事で紹介しています↓↓↓

ワット・ポーの入場料は?

ワット・ポーの入場料は、1人300バーツ(1,350円)です。

MiU

なお、タイの仏教施設を訪れる際は、露出の多い服装は控えるのがマナーとなっています。心配な方は羽織れるものを持っておくと安心です。(ワット・ポーでは無料の羽織貸し出しがあるようです)

ワット・ポーへのアクセス

MRT(地下鉄)のブルーライン「サナームチャイ駅」から徒歩8分でアクセスできます。

タイでは鉄道が整備されつつあり、とても便利に観光できます。

ワットポー周辺では、とくにぼったくりなどの被害に遭いやすいです。

MiU

私は、最寄り駅に着き、「ワット・ポーはどっちの方面だろう?」とうろうろしていたら、トゥクトゥクドライバーに声をかけられました。話を聞いてみると、「ワット・ポーは15時までおやすみだから水上マーケットへ連れて行ってあげるよ」という内容でした。結局ワットポーは営業時間中でした

詐欺では、危険なところに連れていかれるか、ぼったくられるか、どちらにせよ危ないです。

「●●はお休み」手法はドライバー詐欺でよくとられるので、これを聞いたら疑って、まずはその人から距離を撮って、実際に開いているかどうかをスマホやガイドブックで調べ、自分で再確認するようにするのがおすすめです。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ワット・ポーは、タイで一番有名といっても過言ではないスポットで、多くの観光客が訪れます。

仏教にとってとても重要な意味をもつ涅槃像と、ぜひ現地で実際に対面してみてください。

素敵な旅になることを願っています。

タイお役立ち情報
日タイの直行便
(2025) 
成田・羽田→スワンナプーム:約6.5h
関西→スワンナプーム:約6h
コンセント
電圧
コンセント:日A、タイA・BF・C
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、タイ220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用不可
通貨タイ・バーツ
1バーツ=約4.45円(2025現在)
現金支払いが主流
両替の記事はこちら
通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
データ確保方法の記事はこちら
チップ任意
時差日本-2h
※サマータイムなし
時差の記事はこちら
よかったらシェアしてね!
目次