タイのおすすめグルメ8選|本場の人気料理と食文化の特徴

プーパッポンカリーとトムヤンクン(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、タイの食文化とおすすめグルメ8選をご紹介します。

この記事でわかること
  • タイの食文化の特徴
  • タイで食べたいグルメ8選
目次

タイの食文化とは

タイの主食はお米です。

その名の通り、「タイ米」(インディカ米の一種)が食べられています。

古くは手を使って食べられていましたが、現在ではスプーンとフォークを使って食事をしています。

カオマンガイ(MiU撮影)
カオマンガイ(MiU撮影)

タイの食文化には、東南アジア各国の影響が表れていて、東南アジアでは、同じ料理が数か国で食べられていることもあります。

たとえばナシゴレンは、東南アジアのインドネシア、マレーシアで食べられているお米を使った料理です。

また、このあと紹介するカオマンガイも、中国・マレーシア・シンガポールで食べられている海南鶏飯(ハイナンチキンライス)と似ています。

タイ料理の特徴

タイ料理の特徴は、ずばり、その複雑さにあります。

調味料や調理法がシンプルではなく、スパイスやハーブ、香味野菜などを多用し、混ぜ合わせ、そのバランスを追求しています。

なので、タイ料理では、「まぜ合わせる」ということがメジャーで、混ぜることによって食材のよさを引き出すのがよしとされています。

また、タイの食堂やレストランでは、テーブルに多様な調味料がおかれ、一人ひとりにあった味つけをすることができます。

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タイの料理は具材や調味料が複雑に絡み合った、なんとも言えない奥深さがあって、独特の食文化を感じます。このあと紹介するグルメも、そんなタイ料理の特徴がしっかり表れています。足し算がうまいタイ料理を、ぜひ味わってみてください

タイで食べたいおすすめグルメ8選

タイ料理には本当にたくさんのバラエティーがありますが、ここでは、特におすすめな、必食グルメを8つご紹介します。

①プーパッポンカリーปูผัดผงกะหรี่

プーパッポンカリーとトムヤンクン(MiU撮影)
プーパッポンカリーとトムヤンクン(MiU撮影)

プーパッポンカリーには、「プー(かに)」「パッ(炒める)」「ポン(粉)」という意味があり、ふわふわ卵でかにを包んだ炒めものを指します。

もともとは、ワタリガニを使ったシンプルな料理でしたが、ソンブーン・シーフードというお店の創業者が「ノコギリガザミ」を使ったリッチなプーパッポンカリーを開発しました。

ソンブーン・シーフードは、今ではチェーン店としてタイ国内に複数店舗を展開していて、ショッピングモール「セントラルワールド」にもあります。

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甘くて辛くて、タイ料理の特徴である「複雑さ」を感じることができました。すごく癖になるバランスで、ごはんと一緒に頼むのもおすすめです。ソンブーン・シーフードは、タイのなかでは少しお高めの価格ですが、日本の高級料理店よりは抑えられるので、出しどころかなと思います

②トムヤムクンต้มยำกุ้ง

タイ料理といえばトムヤムクンをあげる人も多いはず。

トムヤムクンは、タイ料理のなかでも特に人気を誇ります。

プーパッポンカリーとトムヤンクン(MiU撮影)
プーパッポンカリーとトムヤンクン(MiU撮影)

「トム(煮る)」「ヤム(混ぜる)」「クン(えび)」を意味するトムヤムクンは、辛さと酸味を感じる味つけのスープです。

日本ではテナガエビというタイの淡水域に生息するエビがとれないため、日本で食べられるトムヤムクンは別のエビを代用しています。

テナガエビの味噌によって、スープに奥深さが出るので、トムヤムクンはぜひ現地で食べてみてほしいです。

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現地で食べたトムヤムクンは、味の深さが段違いでした。強い酸味に加え、辛さや塩味、甘味、苦みをすべて感じるとても重層的な味わいでした。グルメ大国・タイを存分に感じられます

③グリーンカレーแกงเขียวหวาน

グリーンカレー(MiU撮影)
グリーンカレー(MiU撮影)

ココナッツのきいたグリーンカレーは、見た目の色が特徴的なタイ料理です。

この緑色は、使われるハーブや唐辛子、パクチーなどによるもので、独特の見た目を作り出しています。

グリーンカレーは、正確にはカレーではなく、本場タイでは、スープという扱いです。

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グリーンカレーも例外なく複雑な味わいで、甘さと辛さとココナッツのうまみの虜になります。タイ料理は、バランスをとるのが本当にうまいなと感じます

④パッタイผัดไทย

パッタイ(MiU撮影)
パッタイ(MiU撮影)

パッタイは「タイを炒める」という意味があり、ライスヌードルを炒めた甘酸っぱい麺料理です。

もちもちな食感の平打ち麺に、独特の甘酸っぱいソースが絡み、具材と一体化した、焼きそばとも違う必食の一品です。

パッタイは、第二次世界大戦の不況下で、国力を回復しようとした首相によって、タイ料理が推進された際に、タイ国内全体に広がったとされています。

レストランだけでなく、屋台でも提供されることが多く、タイの国民食となっています。

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パッタイは、平打ち麺好きにはたまらないと思います。私はニュージーランドでワーホリ中にパッタイにハマり、自分でも材料を買ってきて作るようになったほど好きです。世界中のスーパーで材料が売られるくらい、人気を博しているタイの国民食です

⑤タイスキสุกี้ยากี้

タイスキ(MiU撮影)
タイスキ(MiU撮影)

タイスキはタイの鍋料理で、タイでは「スキヤキ」または「スキ」と呼ばれるのですが、これは、日本語の「すき焼き」が由来とされています。

しかし、料理自体はすき焼きとは異なり、具材を鍋で煮て、たれにつけて食べるため、しゃぶしゃぶに似ています。

タイスキを提供している「MK」というチェーン店は、日本にも店舗があります。

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たくさんの具材を一度に食べられて、身体にもやさしい料理だと思います。たれはお店によって味つけが異なり、アレンジを楽しめます

⑥カオマンガイข้าวมันไก่

カオマンガイ(MiU撮影)
カオマンガイ(MiU撮影)

カオマンガイは、中国の「海南鶏飯」が起源とされ、日本ではチキンライスと呼ばれることもあります。

ゆでた鶏肉に、その煮汁を使って炊いたご飯をしき、深い味わいのたれをかけて食べます。

海南鶏飯との違いのひとつが、そのたれの作り方にあります。

カオマンガイのたれのほうがより深く、タイらしい複雑な味わいになっています。

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カオマンガイは、たれが癖になる深い味わいで、日本のタイ料理屋さんでも必ずと言っていいほど頼んでしまいます。タイの空港のフードコートでは、500円ほどで食べられました

⑦ガパオライスผัดกะเพรา

ガパオライス(MiU撮影)
ガパオライス(MiU撮影)

お肉とバジルを炒めたガパオライスは、目玉焼きと提供されることも多い、人気のタイ料理です。

タイでは「パッドガパオ」と呼ばれ、「パット」は炒めるという意味で、「ガパオ」はホーリーバジルを指します。

バジルの香りが食欲を誘い、日本でもとても人気があるタイ料理です。

日本の家庭でも食卓に上がることがしばしばあります。

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ガパオライスは、日本のタイ料理屋さんでも必ずと言っていいほど見ます。バジルとお肉が醸し出す独特の味わいが癖になります。目玉焼きとの相性も抜群です

タイで食べたいスイーツ

⑧ロティโรตี

ロティ(MiU撮影)
ロティ(MiU撮影)

ロティは日本において、「タイ風クレープ」とよばれることもあります。

ロティは「パン」という意味のサンスクリット語が由来とされ、タイだけでなく、東南アジアやアフリカの各国で食されています。

タイでは、屋台やレストランで提供される、砂糖やバターをたっぷり使った甘いスイーツとして人気があります。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

タイは、食文化がとても豊かで、独特の複雑な味わいを特徴としています。

ぜひ、いろいろなタイ料理を味わってみてください。

素敵な旅になることを願っています。

タイお役立ち情報
日タイの直行便
(2025) 
成田・羽田→スワンナプーム:約6.5h
関西→スワンナプーム:約6h
コンセント
電圧
コンセント:日A、タイA・BF・C
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、タイ220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

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1バーツ=約4.45円(2025現在)
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