タイの両替・支払い方法|通貨・物価・ぼったくり対策も【2025】

タイの両替・支払いイメージ(MiU作成)
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こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、タイでの支払い方法について紹介します。

この記事でわかること
  • タイの通貨
  • タイの物価
  • タイでの支払い方法
  • 各方法の特徴とおすすめの場合
  • タイでおすすめの決済方法
目次

タイの通貨

タイの通貨は、タイ・バーツです。

1バーツ=4.45円ほどです(2025現在)。

バーツは「Baht」とつづり、値段は「B」や「THB」で表記されています。

タイの物価

タイの物価は日本の1/2~1/3と、とても安いです。

たとえばカオマンガイなら、空港内のフードコートで500円ほどでした。

電車も、最大でも71バーツ(約320円)と、日本に比べて安いです。

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現地の方に、日給は1,000円ほどだと教えてもらいました

タイでの支払い方法

タイ旅行に行くとき、現地での支払いはどのように行えばよいのでしょうか。

以下では、タイでの支払い方法の選択肢を紹介し、どれがおすすめなのか検討していきます。

タイでの支払い方法として、以下の選択肢があります。

  • カード払い
  • 現金
  • ラビットカード

以下では、それぞれについて、その特徴を紹介します。

①カード払い

タイ国内で近年広がりを見せている支払い方法は、カード払いです。

日本からカードを持っていく場合は、国際ブランドがついたデビットカードやクレジットカードを持っていきましょう。

カードのブランドを選ぶときは、タイを含め世界中で人気のブランドであるVisaMasterがおすすめです。限度額や紛失時のことを考慮すると、カードは1枚、できれば2枚あると安心です。

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タイでは、カード対応のお店は多いですが、ローカルな店舗やトゥクトゥクの乗車など、現金があると便利な場面もまだありました。私は、現金中心で、ショッピングモールなどのカードが使えるところではカードを使うようにしました

②現金

タイ国内において、現金を受け入れているお店もまだまだあります。

また、現金のみを受け入れているお店もあります。

そのため、日本円をタイ・バーツに換金しておくのがおすすめです。

タイの現金を手に入れるには、日本円を何らかの手段で両替する必要があります。

また、カードを紛失したり、カードが使えない場面に備えて、数万円程度の少額の日本円を持っていくのがおすすめです。

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タイでは、現地の両替所のレートがいいため、念のため日本円を持っていると、現地で現金が必要になったときに両替をすることができるので安心かなと思います

③ラビットカード

rabbit card(ラビットカード)は、日本でいうSuicaやPASMOのような存在で、BTSというスカイトレインで使うことができるプリペイドカードです。※MRTという地下鉄では使うことができません。

ラビットカードは、BTSだけでなく、マクドナルドやバーガーキング、H&M、ロフト、クリスピークリームなどたくさんのお店で使うことができる便利なカードです。

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私は現金でBTSを利用したのですが、毎回行き先によって切符を買うのが少し手間でした。BTSを何度も利用する場合は、ラビットカードがおすすめです

Klookでは、タイのスワンナプーム空港または、人気商業施設セントラルワールドで受け取ることができるラビットカードを販売しています。



ラビットカードをKlookで予約する

空港・セントラルワールド受け取り BTSスカイトレイン ラビットカード(Klook公式サイト)

また、1日乗車パスは、1日に何度も乗る予定の方におすすめです。



BTSスカイトレイン1日乗車パスをKlookで予約する

空港・セントラルワールド受け取り BTSスカイトレイン 1日乗車パス(Klook公式サイト)

タイバーツの入手方法

タイバーツの入手方法として、以下の選択肢があります。

  • 両替所(両替機)
  • 現地引き出し
  • 海外送金

それぞれについて、特徴ややり方を紹介します。

①両替所(両替機)

両替をする場所のおすすめとしては、

  • 現地の両替所
  • 現地の空港≒現地引き出し
  • ホテルで両替
  • 日本の両替所
  • 日本の空港

で上から順にレートが有利と言われています。

現地の街中には、レートが比較的有利な両替所があります。円マーク(¥)や「money」などの文字が目印です。

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スーパーリッチが日本人の間で有名です。手数料がかからないことや良いレートで知られています。私が利用したハッピーリッチも、レートがよくおすすめです

なお、現地で両替をする場合はパスポートが必要な場合もあるため、ホテルなどに荷物を置いていく場合は念のため持参するのがおすすめです。

現地の空港での両替は、レートは街中に劣りますが、到着時に両替できるというメリットがあります。街中で両替所を探す手間が省けるので、便利です。

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空港では、メイン階から離れた人目につかないような場所にある両替所のレートがよかったりすることもあるので、時間があれば両替所同士のレートを比べるのがおすすめです。私は現地の方に教えてもらったハッピーリッチで両替しました

一部の高級ホテルやリゾートホテル、大手チェーンホテルでは、フロントで両替ができたり、両替機がホテルのロビーに設置されていることがあります。レートは街中や空港よりも劣ることが多いですが、手軽に交換したいときに便利です。

②現地引き出し

タイで現金を手に入れる方法の一つとして、現地のATMにて日本のカードを使って現地通貨を引き出す、という手があります。

日本で発行されたカードであっても、海外キャッシング(※利息あり)や、海外ATM引き出しに対応したものであれば、タイのATMでタイバーツを引き出すことができます。

その際、海外における利用の手数料や為替手数料などがかかることが多いですが、両替に比べてお得になる場合もあるため、現金を使いたい場合におすすめの選択肢です。

クレジットカードの海外キャッシングは借金であるため利息がかかりますが、デビットカードであれば利息ではなく手数料を含めてすぐに引き落とされるため、のちに請求がくるのが不安な場合におすすめです。

対して、クレジットカードの海外キャッシングは、利息がつきますが、すぐに返済できればデビットカードよりお得になることがあるため、返済が早めにできる場合におすすめの選択肢です。

  • クレジットカード:すぐに返済する場合は安くなる傾向にある
  • デビットカード:すぐに引き落とされ金額がわかりやすい
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私はデビットカードで引き出したことが何度かありますが、手数料がかかる一方で、レート的にそこまで不利ではないという印象でした。街中で現金が必要な場面でおすすめです

海外での引き出しのやり方は、現地の銀行にあるATMに行き、カードを挿入し、希望の金額をタイバーツで入力します。PINコードが求められることもあるので、4桁の番号を覚えておくようにしましょう。

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引き出すときは、カシコンバンクやバンコク銀行、サイアム商業銀行など、大手銀行のATMを使うのがおすすめです

③海外送金

日本の口座から日本円をタイの口座へタイバーツとして送るのが、海外送金です。

海外送金は、銀行を選べば為替レートが有利になり、また手数料も抑えることができます。

タイに口座を持っている場合や、wiseなどで海外にバーチャルの銀行口座を持つことによって、海外送金ができる場合におすすめの選択肢です。

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私は長期滞在の場合、wiseを使っています。為替レート的にもっともお得感があるため、海外口座をもっている場合はwiseを優先的に使います。短期の場合はクレカやデビットカードで対応するのがおすすめです

こんなときどうする?

カードを持っていれば現金を持たなくても大丈夫?

タイでは、現在カード払いが主流になってきています。

そのため、クレジットカードやデビットカードがあれば対応できる場合が多いですが、ローカルな場所やトゥクトゥクなどでは現金のみの対応であることもあります。

また、カードを紛失してしまうと支払い手段がなくなってしまうため、現金は少額でよいので持っていくことをおすすめします。

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短期の旅行であれば、2~5万円ほどあればいいと思います。ワーホリや留学などで長期にわたって滞在する場合は、10万円ほどあると安心かなと思います

チップはいる?

一部の外国では、サービスなどに対して、支払った料金に上乗せでチップを払う習慣があります。

タイでは、もともとチップ文化がありませんでしたが、観光業が栄えるとともに、外国からチップ文化が持ち込まれたといわれています。一部のサービスでチップが期待されていることがありますが、ほとんどの場合チップを支払う必要はありません。払うかどうかは、自身の判断で大丈夫です。

ぼったくりの対策は?

タイに限らず、外国でしばしば起こるぼったくりの対策をするのがおすすめです。

ぼったくりには気を付けようと思っていても、悪質なドライバーかどうかを一目で見分けるのは困難であり、また、車に乗り込んで走り出した後にぼったくりだったと気づくことも多いので、完全に防ぐのは難しいです。裕福で警戒心の薄い傾向にある日本人はとくにぼったくりのターゲットになりやすいので、以下のことに気を付け、ぼったくりにあったときに冷静に対処するのがおすすめです。

  • おつりはピッタリ用意する
  • 目的地をはっきりと告げる、命令する
  • 最終手段は降りること

以下にくわしく説明します。

①おつりはぴったり用意する

ちょうどの金額を出せないと、なんだかんだ言って高確率でおつりがもらえません

ぴったり用意できない場合、途中でショップなどに寄ってもらうなどして換金し、ぴったり用意できるようにします。

②目的地をはっきりと告げる、命令する

ほかのところに連れていかれそうになったら強く目的地を言います。

グルのお店に連れていかれることもあるので、あらかじめ目的地は決めておきましょう。

目的地に向かって走り出した後に「目的地は今日はお休みだ」などと嘘を言われる場合もよくありますが、その時、はっきりと目的地に行くように「命令」すると、あきらめて目的地までのせて行ってくれます。

③最終手段は降りること

何を言っても聞いてもらえない場合は、その場で降りてください。

その後、ほかのドライバーをつかまえましょう。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

タイでは、キャッシュレスが広まっていますが、まだ現金も広範囲で使われています。

万一に備え、現金をもっていると安心です。

素敵な旅になることを願っています。

タイお役立ち情報
日タイの直行便
(2025) 
成田・羽田→スワンナプーム:約6.5h
関西→スワンナプーム:約6h
コンセント
電圧
コンセント:日A、タイA・BF・C
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、タイ220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用不可
通貨タイ・バーツ
1バーツ=約4.45円(2025現在)
現金支払いが主流
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通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
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チップ任意
時差日本-2h
※サマータイムなし
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