
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、タイで車を運転する方法について紹介します。
タイで運転する
タイをはじめとする外国では、日本の運転免許証をもっている人に運転を許可するしくみがあります。
タイで運転するには、滞在期間別に手続きや必要なものが決まっており、それに従う必要があります。
以下では、
- 1年までの滞在の場合
- タイの免許証への切り替えの場合
にわけて、必要な手続きを紹介します。
①1年までの滞在の場合
タイにおいて、日本の運転免許証を使用する場合、以下の書類を提示することによって運転できます。
- 日本の運転免許証+国際運転免許証
運転の際は、パスポートや、ある場合は有効なビザを携行するようにします。
以下では、必要な書類についてくわしく紹介します。
日本の運転免許証+国際運転免許証
タイでは、日本の運転免許証に加え、国際運転免許証を携行することによって運転することができます。
国際運転免許証は、ジュネーブ条約という、武力紛争時の対応を定めた国際的な条約に加盟した国の間で有効となる免許証です。基本的には国際免許証をもっていれば、日本の運転免許証と携行することによって運転が可能となります。ジュネーブ条約に加盟していても、共通の様式を採用していない国もありますが、タイでは使うことができます。
ジュネーブ条約を締約している国は100か国以上あり、以下には一部の国のみを示しています。
- アイスランド
- アメリカ
- インド
- イギリス
- イタリア
- オーストラリア
- オーストリア
- 韓国
- トルコ
- ニュージーランド
- フィリピン
- スペイン
- タイ
- マレーシア
- 南アフリカ
- エジプト など
国際免許証は、発行日から1年間有効の免許証であり、更新という制度はなく、失効してから再び使いたい場合は、再発行という手続きを踏むことになります。
国際免許証は、各都道府県の警察署や運転免許試験場にて申請、交付を受けられます。例えば東京都では、府中・鮫洲・江東の運転免許試験場、神田・新宿の運転免許更新センター、世田谷・板橋・立川の警察署で交付を行っています。
国際免許証の発行料は、2,250円となっています。国際免許証の申請に必要なものは、以下の通りです。
- 日本の運転免許証
- 写真
- パスポート※または航空券やホテルの予約表などの渡航証明
- 過去の国際免許証※ある場合
国際免許証と日本の運転免許証、パスポート、ビザを携行すれば、タイで運転することが可能です。
②タイの免許証への切り替えの場合
タイに、ノンイミグラントビザまたは永住許可証で滞在し、3か月以上滞在する場合は、タイの発行する運転免許証に切り替えることができます。
タイでの免許の切り替え時には、通常筆記テストや実技テストが必要なのですが、日本は認定国のひとつであるため、普通車・オートバイの免許切り替え時には、これらのテストは免除されます。最寄りの陸運局で手続きできます。
また、切り替えに必要なものの一例を以下に提示します。県や陸運局によって、必要なものが異なる可能性があるため、最寄りの陸運局に確認してください。
- 申請書
- 日本の運転免許証
- 免許証の翻訳(領事館による抜粋証明書または国際運転免許証)
- パスポート原本とコピー※写真のページとタイのビザページ
- 写真
- 手数料 など
タイのおもな交通ルール
以下では、タイで運転するときに知っておきたい代表的なルールを紹介します。なお、タイは日本と同じ左側通行です。
速度制限
タイでは、2024年12月より最高速度が引き下げられ、より遅いスピードでの運転が求められています。
王宮周辺の道路では、50km/hまで、その他のほとんどの道路での最高速度が60km/hに制限されました。
赤い丸で数字を囲んだ標識を確認してください。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
タイでは、独自の交通ルールや免許に関する規定があります。
事前にルールを理解して、ドライブを楽しんでください。