
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、イタリアの税関について紹介します。
イタリアの税関
税関は、外国に行ったり、日本に帰国する際に、入国審査と別に通る必要があります。
以下では、税関とは何か、税関ですべきことを紹介します。
税関とは
税関とは、国境を越えて持ち運ばれるものの税金を徴収したり、持ち込まれる品を確認して、禁止、制限品がないかをチェックする機関です。
税関の由来
日本語では「税関」といい、輸出入にともなう「税」と交通の要所に物品をチェックするためにおかれた「関所」を組み合わせた言葉であり、現在の税関は正しく税金をかけたり、違法なものを取り締まったり、国に不利益をもたらすものを制限したりしています。
ちなみに、英語圏では「Customs」という表記がありますが、「慣習」というもとの意味から、「慣習的、つまり定期的に徴収する税金」に対して使われるようになり、税金を徴収する場所を指すようになったことが由来といわれています。
税関ですること
税関では、申告するものがある場合のみ、税関申告書に必要事項を記入し提出します。
また、EU圏内から入国する場合と、EU圏外から入国する場合で申告の必要性が異なります。EU圏内同士を移動する場合は、関税がかからないため、商用目的のものや大量の物品などを除き、ほとんどのものが申告などなく持ち運ぶことができます。



EUの国々は、基本はEUの基準による税関ですが、その場の判断や、国ごとの独自の基準がある場合もあるので、入国する国の基準を確認しておくのがおすすめです


イタリアの税関の基準
以下では、税関を通る際に基準となる免税範囲や、申告する必要のあるもの・ないものの例を紹介します。
該当するものがあるか確認して、日本語に加え、英語でメモをしておくと当日あわてずにすみます。
なお、税関申告についての詳細は、以下のイタリア税関公式サイトで確認できます。
Home – Agenzia delle dogane e dei Monopoli
イタリアの免税範囲
イタリアの免税範囲は、以下のようになっています。
- €430相当の免税品
- スピリッツ1L、ワイン2Lまで
- 紙巻たばこ200本まで
イタリアの持ち込み禁止品
以下では、イタリアで持ち込みが禁止されているものの例を紹介します。
- 麻薬
- 武器類
- 知的財産権を侵害するもの
- 特定の動物、製品
- 動物性の食品 など
イタリアで申告すべきもの
以下のものは、持ち込むことができますが、税関での申告が求められます。
- €10,000相当の現金や有価証券
- 向精神薬など一部の処方薬
- 商用のもの など
こんなときどうする?
申告すべきかどうかわからない!
自分がもっているものを申告すべきかわからない場合、どのようにすればよいのでしょうか。
申告すべきかわからない場合は、すべてを申告するか、職員に質問します。
その場の職員の指示に従えば大丈夫です。
持ち込めるかどうか事前に確認したい
持っていくものが持ち込めるかどうか、渡航する前に確認したい場合は、イタリア税関(ADM)公式サイトで事項を参照したり、連絡先に質問することができます。
Digital Public Relations Office – Agenzia delle dogane e dei Monopoli
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
税関は、入国するときに免税の範囲かどうか、持ち物に制限品はないかを確認するところです。
わからないものがあるときや不安なときは、すべて申告すれば大丈夫です。
素敵な旅になることを願っています。
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