
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、バチカン市国についてご紹介します。
バチカン市国とは
バチカン市国とは、ローマ教皇によって統治される、ローマのなかにある国家です。
国の面積は49ヘクタールで「世界最小の面積」の国家ということで有名です。
また、人口も世界最小であり、約800人です。
バチカン市国は、国全体が世界遺産として登録されています。
バチカン市国の歴史
ヴァチカンが独立したのは意外にも新しく、1929年です。
ローマ教皇庁がイタリアとの間でラテラノ条約を結び、それまでその一部だったイタリアから独立しました。
19世紀にイタリア統一運動が起こった際には、イタリア王国が教皇領を占領し、イタリア王国との間に軋轢が生じました。
これには、「ローマ問題」(英語ではRoman Question、イタリア語ではQuestione romana)という名前がつくほど問題視されていました。

1929年のラテラノ条約は、ローマ問題に、和解という形で終止符を打ちました。
また、1984年には、国全体に歴史的な価値を認められ、世界遺産に登録されました。

ヴァチカン市国は歴史的にも、カトリックにおいても、重要な役割をもちながらも、意外と新しい国なのですね。教皇に関する問題は、日本でいう天皇の問題に似ている気がして、なんだか共通点を感じてしまいます
バチカン市国のおすすめスポット
ヴァチカン市国で訪れたいスポットをご紹介します。
サンピエトロ大聖堂
サンピエトロ大聖堂は、「聖・ペトロ」という意味をもつ教会で、ローマ教皇がたびたび重要なイベントを開催する会場ともなっています。
建築にはコロッセオの石も使われており、大聖堂を通して、その歴史やほかの建物との関係に思いをはせることができます。
また、サンピエトロ大聖堂は、ルターによる宗教改革のきっかけともなりました。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています↓↓↓

ヴァチカン美術館
ヴァチカン美術館は、世界最大級ともいわれる、美術館の集合体です。
1日あってもまわり切れないほどの作品数と規模があり、大人気のスポットとなっています。
一度はどこかで聞いたこと・見たことがある「アテネの学堂」や「ラオコーン」、「最後の審判」など、著名な作品をはじめとする多数の作品が並んでいます。
作者も、ミケランジェロやラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどそうそうたる面々が集う、必見の美術館です。
見逃せない作品やアクセスを紹介しています↓↓↓

バチカン市国へのアクセスは?
ヴァチカン市国は、ローマのお隣にあります。
ヴァチカン市国の広場「サンピエトロ広場」には、メトロ「Ottaviano(オッタヴィアーノ)駅」から徒歩14分でアクセスできます。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
バチカン市国は、世界最小の国にして、カトリックの重要な役割を担う国でもあります。
ぜひ、バチカン市国を訪れてみてください。
素敵な旅になることを願っています。
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