イタリア首都・ローマの観光おすすめスポットと人口・気候・歴史

サンタンジェロ城からの景色(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、イタリアの首都ローマについてご紹介します。

この記事でわかること
  • ローマの人口、気候、歴史
  • ローマのおすすめスポット
  • ローマへのアクセス情報
目次

ローマとは

ローマは、ヨーロッパの国のひとつ、イタリアの首都です。

サンタンジェロ城からの景色(MiU撮影)
サンタンジェロ城からの景色(MiU撮影)

5,900万人の人口を有するイタリアのなかで、もっとも人口が多く、ローマの人口は275万人です(2024年時点)。

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イタリア語が公用語ですが、英語も通じました

ローマの気候

ローマの気候は地中海性気候にあたります。

日本と季節は同じで、夏は乾燥し、冬に雨がたくさん降ります。

もっとも暑いのは7・8月で、最高気温は40℃近くになることもあります。

もっとも寒いのは1・2月で、-8℃近くまで下がることもあります。

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日本と比べて過ごしやすい気候であると思います。春に行ったときは、薄手の上着でちょうどよかったです

ローマの歴史

ローマは「ローマ帝国」として有名ですが、一説では、紀元前753年に創建されたといわれています。

また、研究によって、それより前に、すでに人々が住んでいたことがわかっています

ローマを首都とするローマ帝国は、アウグストゥスの統治していた紀元前後、人口は100万人を超えていました。

パラティーノの丘(MiU撮影)
パラティーノの丘(MiU撮影)

ローマは、アウグストゥスによって建国されたローマ帝国の首都として、世界最大の規模を誇っていました。

しかし、ローマは周辺国の侵攻などによって、徐々に勢力を失っていきます。

そして、756年には教皇庁の領土の首都としてのローマの歴史が始まりました。

1871年にイタリア王国の首都となるまで、ローマは教皇領の一部でした。

フォロ・ロマーノ(MiU撮影)
フォロ・ロマーノ(MiU撮影)

ローマが教皇領からイタリア王国の一部となって教皇領から独立したことによって、教皇領の領土がなくなってしまいました。

そのため、ローマ(イタリア)と教皇庁の関係はあまりよくなく、60年ほどこう着状態が続きました。

この問題を解決するため、1929年にローマと教皇庁はラテラノ条約を結び、ヴァチカン市国は国家としてローマから独立しました

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ヴァチカン市国ができた背景には、ローマ教皇という特殊な地位が関係していたのですね。キリスト教のカトリックを語るうえで、ローマやヴァチカンはとても重要な意味をもっていると考えると、国を超えたものを感じてしまいます

ローマのおすすめスポット

ローマで観光におすすめのスポットをご紹介します。

コロッセオ

コロッセオは、古い歴史をもつ円形の闘技場です。

大昔、この場で剣闘士(グラディエーター)が、命をかけて戦い、市民はそれを見学して楽しんでいました。

ローマといえば、コロッセオは外せないスポットです。

また、コロッセオの一部が石として集められ、ヴァチカン市国の「サンピエトロ大聖堂」の建築資材として使われたことにも注目です。

トレヴィの泉

トレヴィの泉は、ローマにあるバロック建築の傑作として知られる噴水です。

世界中の人が訪れる大人気のスポットであるトレヴィの泉は、建築の美しさや水道橋のもつ古い歴史にも注目です。

コイン投げのジンクスもあり、願いをこめて1枚を投げると、ローマを再び訪れることができるかも…!?

カラカラ浴場

カラカラ浴場は、ローマの皇帝「カラカラ帝」が建てた温浴施設の遺跡です。

当時の皇帝だったカラカラ帝が、市民のためにつくらせた公共の浴場で、無料で解放されていました

3世紀にできたとても古いお風呂です。

当時の人々の生活の様子を想像しながら遺跡を眺めてみてください。

スペイン広場

「ローマの休日」や「ミッションインポッシブル」などの名作に登場したスペイン広場は、人気の観光地としてたくさんの人でにぎわっています。

また、初期のバロック建築がうかがえる「バルカッチャの噴水」も必見です。

サンタンジェロ城

サンタンジェロ城は、「城」という名称でありながらも、見た目はいわゆるお城ではありません。

もともとは、霊廟として建てられた歴史をもつサンタンジェロ城は、2世紀に創建された歴史ある建物です。

真実の口

真実の口は、「ローマの休日」で主人公の男性が手を入れて、抜けなくなるふりをして、女性が泣いてしまうシーンが有名です。

実は、真実の口の顔は、海の神オケアノスを表現し、雨水を飲み込んでほしいという願いがこめられていると考えられています。

また、真実の口は、教会の外壁にあり、教会もあわせて見学することができます。

ローマへのアクセス

ローマには、アリタリア航空から、日本との直行便が出ています。

所要時間は、東京からローマで14時間45分ほどです。

また、フィウミチーノ空港からローマ市内までは、レオナルドエクスプレスが便利です。

空港の案内に従ってすすみ、その場でチケットを購入して乗り込むだけでOKなので、とてもおすすめです。

詳しくはこちらの記事で紹介しています↓↓↓

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ローマは、ヨーロッパやカトリックにおいて、重要な意味をもっている都市です。

バチカンとの関係の歴史にも注目して、観光を楽しんでください。

素敵な旅になることを願っています。

イタリアお役立ち情報
日伊の直行便
(2025)   
成田→フィウミチーノ:約13~14h
関西→フィウミチーノ:約13h
コンセント
電圧
コンセント:日本A、伊A・C・SE
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、伊125~220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
通貨€(ユーロ)
1ユーロ=約160円(2025現在)
カード払いが主流
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通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
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チップ不要*チップBOXがあれば任意
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※サマータイム中は上記-7h
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