【25年最新】イタリアの祝日!一覧と意味、過ごし方

イタリアの祝日イメージ(MiU作成)
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こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、イタリアの祝日について紹介します。

この記事でわかること
  • イタリアの祝日一覧
  • おもな祝日の意味
  • 日本の祝日との違いや共通点
  • 祝日には店舗が営業しているか
  • サーチャージはかかるか
目次

イタリアの祝日

イタリアの祝日とは

イタリアにも、日本と同じように祝日があります。

公式の祝日には、学校や一部の業種をのぞく会社がお休みになります。

イタリアの祝日も、日本の祝日、たとえば「勤労感謝の日」や「春分の日」、「天皇誕生日」などのように、それぞれの意味をもって祝われる日です。

イタリアの祝日一覧

イタリアの2025年の祝日を一覧で紹介します。

1月1日(水) – 元日(Capodanno)
1月6日(月) – 公現祭(Epifania)
4月20日(日) – 復活祭(Pasqua)
4月21日(月) – 復活祭の翌日(Lunedì dell’Angelo)
4月25日(金) – 解放記念日(Liberazione dal nazifascismo)
5月1日(木) – 労働者の日(Festa del lavoro)
6月2日(月) – 共和国記念日(Festa della Repubblica)
8月15日(金) – 聖母被昇天(Assunzione di Maria)
11月1日(土) – 諸聖人の日(Ognissanti)
11月2日(日) – 国家統一記念日(Festa dell’Unità Nazionale)
12月8日(月) – 無原罪の御宿り(Immacolata Concezione)
12月25日(木) – クリスマス(Natale di Gesù)
12月26日(金) – 聖ステファノの日(Santo Stefano)

データ参照元:Governo Italiano – Dipartimento per il Cerimoniale dello Stato

各祝日の意味

以下では、おもな祝日のもつ意味を紹介します。

祝日の日付祝日名意味
1月1日(水)元日(Capodanno)新年を祝う日
1月6日(月)公現祭(Epifania)東方の三博士が神の子であるイエス・キリストを訪れた日
4月20日(日)復活祭(Pasqua)イエス・キリストの復活を祝う日
4月21日(月)復活祭の翌日(Lunedì dell’Angelo)復活祭の連休最後の日
4月25日(金)解放記念日(Liberazione)ナチス・ファシズムからの解放を記念する日
5月1日(木)労働者の日(Festa del lavoro)労働者の権利を祝う日
6月2日(月)共和国記念日(Festa della Repubblica)王制から共和制への移行を記念した日
8月15日(金)聖母被昇天(Assunzione di Maria)聖母マリアが天に昇ったとされる日
11月1日(土)諸聖人の日(Ognissanti)カトリックにおけるすべての聖人を記念する日
11月2日(日)国家統一記念日(Festa dell’Unità Nazionale)第一次世界大戦終結と国家統一を記念した日
12月8日(月)無原罪の御宿り(Immacolata Concezione)聖母マリアが原罪なしに宿ったとされる日
12月25日(木)クリスマス(Natale di Gesù)イエス・キリストの誕生を祝う日
12月26日(金)聖ステファノの日(Santo Stefano)最初の殉教者であるステファノを記念する日

イタリアの大晦日、正月

イタリアの大晦日には、縁起の良い食べ物を食べたり、カウントダウンの花火、爆竹を鳴らします。

また、正月はリラックスする日としておもに家族と過ごします。

イタリアのイースター

イースターは、イエス・キリストが十字架にかけられたあとに復活したことを祝うものとして数日にわたって行われる祭りです。

イースターはキリスト教徒にとって、もっとも重要な日であるともいわれ、キリストが人々の罪を贖ったことを記念する、信仰において根幹をなす出来事を祝う日です。

カトリック教徒が多いイタリアでは、イースターが重要視されており、復活をしたイースターサンデー、祝日を締めくくるイースターマンデーが祝日として祝われています。

イタリアの隣国バチカン市国では、ローマ教皇によるミサが行われます。

イタリアのクリスマス

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日です。

カトリック教徒が多いイタリアでは、クリスマスは大切にされており、聖母マリアが宿ったことを記念した12月8日からクリスマスがはじまり、イブには各地の教会でミサが行われます。

クリスマスには、クリスマスディナーを開いたりして楽しみます。

日本との違い

イタリアと日本の祝日の違いとしては、どのようなことがあるのでしょうか。

祝日の数

イタリアと日本の祝日の数を比較してみます。

以下では、2025年の祝日の数をもとに、イタリアと日本の祝日を比べています。

イタリアの祝日日本の祝日
計13日計16日
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イタリアの祝日のほうが少し少ないです。世界的に見ても、日本の祝日は多い傾向にあるのかなと思います

祝日の意味

イタリアと日本、どちらにもある祝日ですが、その意味は少し異なる部分があります。

イタリアでは、祝日の多くがキリスト教に結びついたものが多くあり、国にとってのキリスト教の重要さが表れています

対して日本では、神道・仏教の宗教にちなんだ祝日である成人の日、初代天皇である神武天皇が即位した建国記念日などがあります。また、天皇の誕生日を祝う祝日も存在します。

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イタリアでは、キリスト教関連の祝日が全体の過半数を占めます。カトリック教徒が多数を占めるイタリアならではの構成といえるでしょう

祝日の気になるポイント

お店は営業している?

イタリアの祝日には、レストランなどをのぞき、小売店などの店舗の営業時間が縮まるか、1日中閉まることがあります。

観光地は、クリスマスや元日をのぞいては営業していることもあるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

イタリアは日本の祝日と異なり、閉まる店舗があると考えておくと安心です。

サーチャージがかかる?

諸外国では、店舗やレストランで支払いをする際、サーチャージとよばれる上乗せ料金がかかることがあります。

デビットカードやクレジットカードでの支払いに適用されるカードサーチャージだけでなく、日曜日の「サンデーサーチャージ」や祝日の「パブリックホリデーサーチャージ」を適用する店舗が存在する国があります。

しかし、イタリアをはじめとするEU諸国では、カード払いに対して、カードでの支払いを理由にサーチャージを課すことは禁止されています。

ただし、ツアーなどには、祝日を理由として追加料金を課すことができるため、祝日にサービスを利用する場合は確認しておきましょう。

参考:Electronic & cash payments and rules on surcharges – Your Europe

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

イタリアの祝日は、日本の祝日と異なる日付けや意味、文化があります。

日本との違いを知ると興味深い点も多くあります。

素敵な旅になることを願っています。

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この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

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