
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、タイの入国に必要なカード「TDAC」の登録方法について紹介します。
TDACとは
TDACとは、日本などからタイに渡る際に、ビザ免除で入国するときに必要な電子渡航認証です。
TDACは、Thailand Digital Arrival Card(タイデジタルアライバルカード)の略称であり、2025年5月から運用が始まりました。
TDACが必要な場面
TDACは、タイにビザ免除で入国する際に必要となる認証です。
TDACは電子渡航認証であり、通常のビザより手続きが簡易になっているため、日本人にとってもっとも有力な選択肢です。
タイに60日以内の滞在予定であれば、TDACを申請するのがおすすめです。
TDACの滞在期間
TDACは外国籍の入国者が登録することを前提としていますが、ビザではなく、あくまで入国カードという扱いです。
ビザ免除であっても、ビザであっても、入国するタイ国籍以外の人は、提出する必要があるということであり、依然として目的や機関によっては、ビザ免除で入国できます。
観光で60日以内の滞在であれば、ビザ免除で入国できます。
タイ入国にあたり、パスポートの期限が十分残っているようにするのが安心です。
パスポートのくわしい更新方法、新規での発行方法は以下の記事を参考にしてください。


TDACの費用
TDACを申請する際は、料金はかかりません。
公式サイトではない外部サービスでは、サービス料として申請の際に費用を請求されることがあるため、公式サイトから行うのがおすすめです。
なお、タイでは現金、カード払いどちらもできるようにしておくと安心です。


TDACの申請ができる人
TDACは、タイに入国する外国籍の人全員が申請する必要があります。
また、家族分など、同時に申請したい場合は、最大10人分まで可能です。
TDACを申請する時期
TDACは入国日の3日前から提出できるようになります。
到着日まで、氏名などを除き、入力した情報を変更することができます。



タイに到着する日の3日前になったら申請してしまうのがおすすめです


TDAC申請に必要なもの
TDACの申請に必要なものは以下の通りです。
- メールアドレス
- パスポート情報
- 航空券情報
- 滞在先情報
TDACの申請方法と記入事項
TDACの具体的な申請方法と記入事項をステップ形式で紹介します。
TDACの申請ページにアクセスします。右上の「English」を「日本語」に変えることで、日本語表示が可能です。なお、入力は、アルファベット(ローマ字や英語)で行う必要があります。
個人情報を入力します。入力は英語で行います。なお、ドロップダウン式の項目では、3文字以上を入力すると選択肢が表示されます。
- 名字
- 名前
- ミドルネーム※ある場合
- パスポート番号
- 国籍
- 生年月日
- 職業※Office Worker(会社員)やStudent(学生)など
- 性別
- ビザ番号※ある場合
- 居住国、地域(国)
- 居住都市、州(都道府県)
- 電話番号※+81(日本の国番号)と頭の0をとった電話番号
- 到着日
- 搭乗国、地域
- 渡航目的※観光は「HOLIDAY」、ビジネスは「BUSINESS」
- 移動手段※飛行機はAIR、陸路はLAND、フェリーなどはSEA
- 交通手段※通常の飛行機はcommercialflight
- 便名
- 出発日※タイの出国日
- 移動手段
- 交通手段
- 便名
- トランジットでタイに滞在しない場合はチェック
- 宿泊タイプ※ホテルはHOTEL、ホステルはYOUTH HOSTEL、ゲストハウスはGUEST HOUSE、友達の家はFRIEND’S HOUSE、アパートメントはAPARTMENT、その他はOTHERSで特記タイプを記入
- 県※バンコクはBANGKOK、アユタヤはAYUTTHAYA
- 地区、エリア※ある場合
- サブディレクトリ※ある場合
- 郵便番号※ある場合
- 住所


入国前2週間以内に滞在した国名を求められます。日本のみの場合は「JAPAN」と入力します。
また、この時点でほかに旅行者分を申請したい場合、「他の旅行者を追加する」を押して次の人の情報を入力していきます。最大10人分を一度に申請することができます。
入力した内容に誤りがないか確認します。とくに、氏名、パスポート番号、国籍、生年月日は修正ができないため、間違いがないように気をつけてください。
メールアドレスには、申請した入国カードが送信されるため、間違いのないよう気をつけてください。
同意する場合はチェックを入れ、送信を押して提出します。
こんなときどうする?
間違った情報で発給されてしまった
TDACの申請で入力した情報の誤りに気づいたものの、すでに申請済みで発給されている場合は、「Update Arrival Card」から情報を修正することができます。
ただし、修正できる情報は、名前、パスポート番号、国籍、生年月日以外の項目です。
参考:https://tdac.immigration.go.th/manual/jp/index.html
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
TDACは、タイの入国カードであり、入国3日前から到着までに申請する必要があります。
時間に余裕をもって申請すると安心です。
素敵な旅になることを願っています。