タイの交通事情と乗り方|トゥクトゥク・タクシーを安全に使うコツ

タイの寺院(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、タイの交通事情についてご紹介します。

この記事でわかること
  • タイ・バンコクの電車の乗り方
  • トゥクトゥク・バイク・タクシーの乗り方
  • タイでのぼったくり対策
目次

タイの交通事情

タイで移動するとき、主な交通手段は以下になります。

  • 電車
  • トゥクトゥク
  • バイクライド
  • タクシー

以下で、それぞれ詳しく説明します。

電車

電車は安く、スムーズに移動できおすすめです。

タイ・バンコクを走る電車は3種類あります。

  • BTS(スカイトレイン)
  • MRT
  • ARL

それぞれ、運行間隔や料金の支払い方法に違いがあるので、以下で解説します。

BTS

BTSは、高架線の上を走り、バンコク・スカイトレインとも呼ばれています。

BTSの運行間隔

BTSは、2分40秒~8分の運行間隔です。

BTSの運行間隔は、日・時間によって異なります。

また、ライン(線)によっても異なり、区間によって異なることもあります。

ただ、すべて、10分以内で、次々に電車が来るので長時間待つことはなく、とても便利です。

MiU

通勤・通学のある平日のほうが、便数が多くなっています

BTSの運賃支払い方法①一日券・一回券

BTSの運賃は、一回券、一日券を購入することによって支払います。

  • 一回券…17~62バーツ(距離に応じて)
  • 一日券…150バーツ

一回券は券売機で行き先を指定して購入、一日券はチケットオフィスで購入できます。

BTSの運賃支払い方法②専用のラビットカード

また、BTSには、専用のICカード「ラビットカード」があります。

ラビットカードを購入すると、手数料100バーツ(+運賃に充当できる100バーツの合計200バーツ)がかかる代わりに、毎回一回券を買う手間を省くことができます(割引はありません)。

ただし、MRT(地下鉄)やARLなどほかの交通機関では使えないのでご注意ください

MiU

個人的には、観光であれば毎回一回券を購入するので十分かなと思います。一日に、何度も長距離使う予定がある方は、一日券の購入がおすすめです

Klookでは、タイのスワンナプーム空港または、人気商業施設セントラルワールドで受け取ることができるラビットカードを販売しています。



ラビットカードをKlookで予約する

空港・セントラルワールド受け取り BTSスカイトレイン ラビットカード(Klook公式サイト)

また、1日乗車パスは、1日に何度も乗る予定の方におすすめです。



BTSスカイトレイン1日乗車パスをKlookで予約する

空港・セントラルワールド受け取り BTSスカイトレイン 1日乗車パス(Klook公式サイト)

MRT

MRTは、タイのメトロ(地下鉄)です。

MRTの運行間隔

MRTの運行間隔は、4分50秒~9分30秒です。

土日・祝日は通日9分30秒になります。

MiU

BTS同様、10分以内に次の電車が来るので、とても便利です

BTSとあわせれば、バンコクのほとんどの地域をカバーできおすすめです。

BTSとMRTは運賃支払いシステムが別(会社が異なるため)なので、乗り換えの際はそれぞれ手続きをする必要があります。

MRTの運賃支払い方法①一回トークン

MRTでは、一回券として、トークンという返却式のコインを購入し、改札でスキャンすることによって運賃を支払います。

  • 一回トークン…21~71バーツ

トークンは券売機またはチケットオフィスで購入できます。

トークンは、乗車前に改札でスキャンし、降車後に改札に挿入して返却します。

MRTの運賃支払い方法②MRT専用ICカード

MTRには、専用のICカード「MRTストアバリューカード」があります。

プリペイド式のカードで、以下を含む発行時料金180バーツ(約810円)がかかります。

  • 運賃として使える100バーツ
  • デポジット50バーツ
  • 手数料30バーツ

なお、購入にはパスポートなどの証明書が必要です。

MRTではカードが使える

MRTでは、VISAとMasterのクレジットカードが使えます。

トークンのように改札でスキャン(カードは降車後もスキャンでOK)するだけです。

とても便利な方法なので、ぜひ利用してみてください。

ARL

エアポートレールリンク(ARL)は、タイのスワンナプーム国際空港と市内をつなぐ電車です。

ARLの運行間隔

ARLの運行間隔は、10分~15分です。

平日のピーク時(6:00~9:00と16:00~20:00)は10分間隔、それ以外は15分間隔です。

空港を利用する人だけでなく、通勤や通学にも用いられています。

ARLの運賃

運賃は15~45バーツ(距離に応じて)です。

チケットを購入し、乗車します。

安価で、空港からの(までの)利用にとても便利なので、ぜひ利用してみてください。

MiU

車内の雰囲気が日本の電車のようで、結構静かでした。タイと日本の国民性に共通点があるような感じがしました。修行の妨げになるので、タイでは僧侶の方のとなりに女性が座らないように配慮が必要です

トゥクトゥク

タイでぜひ乗りたいのが、トゥクトゥクです。

トゥクトゥクはタクシー同様、料金は交渉次第になります。

タイならではの交通手段なので、ぜひとも体験したいところですが、中には悪質なドライバーもいます。

下にある「ぼったくり対策のすすめ」を参考に、安心してトゥクトゥクを楽しんでみてください。

バイクライド

タイでは、バイクにドライバーと2人乗り(あるいは3人乗り)してタクシーのように目的地に送ってもらうことができます。

日本では、法律上禁止されているため、貴重な体験ができます。

料金は交渉で決まります

MiU

良心的なドライバーのときは、相場の値段で快く了承してくれました。対応は本当にドライバーによるので、ぼったくり対策を行って安心して楽しみましょう

タクシー

タイのタクシーは日本に比べて安く、目的地まで直接移動でき便利です。

また、荷物が多い場合も安心です。

MiU

夕方は、道路が車のランプで真っ赤になるほど渋滞が起こるので、夕方の移動はほかの移動手段がおすすめです

ぼったくり対策を行って快適に移動しましょう。

タクシーのぼったくり対策として、アプリ「Grab」や「Bolt」はおすすめです。

GrabやBoltでは、アプリで料金が決まり、ドライバーに直接お金を渡さずに乗車できるので、トラブルになりにくいです。

MiU

東南アジアのUberのようなもので、アプリを介してタクシーの支払いができるため、日本にいる間にダウンロードして、クレジットカードを設定しておくのがおすすめです

Grab:タクシーとフードデリバリー

Grab:タクシーとフードデリバリー

Grab.com無料posted withアプリーチ

Bolt: Request a Ride

Bolt: Request a Ride

BOLT TECHNOLOGY OU無料posted withアプリーチ

ぼったくり対策のすすめ

タイに限らず、外国ではしばしばぼったくりが発生します。

MiU

私は、現地のトゥクトゥクやタクシー、バイクライドでこれまで何度もぼったくりにあっています

ぼったくりには気を付けようと思っていても、悪質なドライバーかどうかを一目で見分けるのは困難であり、また、車に乗り込んで走り出した後にぼったくりだったと気づくことも多いので、完全に防ぐのは難しいです。裕福で警戒心の薄い傾向にある日本人はとくにぼったくりのターゲットになりやすいので、以下のことに気を付け、ぼったくりにあったときに冷静に対処するのがおすすめです。

  • おつりはぴったり用意する
  • 目的地をはっきりと告げる、命令する
  • 最終手段は降りること

以下にくわしく説明します。

①おつりはぴったり用意する

ちょうどの金額を出せないと、なんだかんだ言って高確率でおつりがもらえません

ぴったり用意できない場合、途中でショップなどに寄ってもらうなどして換金し、ぴったり用意できるようにします。

②目的地をはっきりと告げる、命令する

ほかのところに連れていかれそうになったら強く目的地を言います。

グルのお店に連れていかれることもあるので、あらかじめ目的地は決めておきましょう。

目的地に向かって走り出した後に「目的地は今日はお休みだ」などと嘘を言われる場合もよくありますが、その時、はっきりと目的地に行くように「命令」すると、あきらめて目的地までのせて行ってくれます。

③最終手段は降りること

何を言っても聞いてもらえない場合は、その場で降りてください。

その後、ほかのドライバーをつかまえましょう。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

タイでは、電車をはじめとする公共交通機関が整いつつあり、観光にとても便利です。

ぜひ交通機関をうまく利用して、タイ観光を楽しんでください。

素敵な旅になることを願っています。

タイお役立ち情報
日タイの直行便
(2025) 
成田・羽田→スワンナプーム:約6.5h
関西→スワンナプーム:約6h
コンセント
電圧
コンセント:日A、タイA・BF・C
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、タイ220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

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水道水飲用不可
通貨タイ・バーツ
1バーツ=約4.45円(2025現在)
現金支払いが主流
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通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
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チップ任意
時差日本-2h
※サマータイムなし
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