
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、イタリア・ローマの「トレビの泉Fontana di Trevi」についてご紹介します。
トレビの泉とは
トレビの泉は、イタリア・ローマにある有名な噴水です。
存在感のある彫刻に、噴水のきれいな水色が映え、世界中の人が訪れる大人気のスポットとなっています。
噴水の彫刻は、バロック建築の傑作と言われるほど美しいです。

トレビの泉は思ったより大きく、圧巻の眺めでした。息をのむような美しい彫刻と水の、清らかな気持ちになるようなコラボレーションでした
トレヴィの泉の歴史
トレビの泉の「トレビ」とは、イタリア語で「3つの道路」を表す「tre vie」であり、3つの道路の交差点にあることから、こう呼ばれました。
また、この地は「3つの道路の交差点」という意味の「trivium(トレヴィウム)」と呼ばれていました。
この地の歴史はとても古く、紀元前19年には、ローマへの給水源として発見されたといわれています。
その後も、水道橋として何度も修復が行われています。

今のトレヴィの泉が設計されたのは、以外にも新しく、1730年代に入ってからでした。
当時のローマでは、バロック建築の設計を競うコンテストがよく行われていて、当時の教皇・クレメンス12世によって、噴水のコンテストが行われました。
トレビの泉はニコラ・サルヴィという建築家の設計によって建設されることになりました。
実は、当初の優勝者はアレッサンドロ・ガリレイ(フィレンツェ出身)でしたが、ローマの出身でないという理由で抗議にあい、優勝者が変更されたという小噺があります。ちなみに、この「ガリレイ」は「ガリレオ・ガリレイ」のガリレイで、彼はガリレオの親戚です

あのガリレオの親戚が建築家なんて、なんだか興奮しますね。才能あふれる一族なのでしょうか
1732年に開始されたトレヴィの泉の建設は、当時の宮殿を組み込むような設計になっていました。
しかし、1751年、建設半ばで設計者のサルヴィは亡くなりました。
サルヴィの後継者となったジョゼッペ・パニーニ、その後任のピエトロ・プラッチと息子のヴァルジニオによって、トレヴィの泉は1762年に完成しました。

30年もの月日を有したのは、作品の規模が大きく、コストがかさんだからです。また、途中で数年の中断をはさんでいます。なんども設計者が変わっていて、それも大変だったと想像できます。シドニーのオペラハウスも、計画より大幅に遅れて完成しました。この手の建築は、順調にいかないことが多いのですね

コイン投げのジンクス
トレヴィの泉には、コインを投げると夢がかなうというジンクスがあります。
コインの枚数によって意味が異なるとされ、左手に持って、噴水に背中を向けて投げることとされています。
- 1枚……ローマに戻ってこられる
- 2枚……恋や愛が叶う
- 3枚……配偶者や恋人と別れられる

とてもロマンチックな言い伝えですね。トレヴィの泉で実際に行っている人を見かけました。コインは集められ、慈善事業に使用されます
トレビの泉へのアクセスは?
トレヴィの泉には、メトロ「Barberini駅」から徒歩9分でアクセスできます。

トレヴィの泉の近くに、スペイン広場など、あわせて訪れたい観光地があります
ローマで3日を過ごすモデルコースを紹介しています↓↓↓

トレヴィの泉の営業時間は?

トレヴィの泉は、24時間開放されています。
日中はきらめく水面、夜はLEDによるライトアップなど、時間によって異なる表情を楽しめます。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
トレビの泉は、バロック建築の彫刻が特徴的で、圧倒的な噴水です。
素敵な旅になることを願っています。
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