【世界遺産】カラカラ浴場!アクセスやチケット、歴史を紹介

カラカラ浴場
MiU
MiU

こんにちは。MiUです。

このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています

この記事では、イタリアのローマにある「カラカラ浴場 Terme di Caracalla」をご紹介します。

この記事でわかること

  • カラカラ浴場とは
  • カラカラ浴場の歴史
  • カラカラ浴場のアクセス情報
目次

カラカラ浴場とは

カラカラ浴場とは、古代ローマにおいて、市民に温浴施設として開放されていた遺跡です。

カラカラ浴場は、1980年に世界遺産に登録されました

カラカラ浴場

阿部寛さん主演映画「テルマエ・ロマエ」のような空間が広がります。

MiU
MiU

ちなみに、「テルマエ・ロマエ」は「複数の温泉」という意味があり、温泉好きの古代ローマ人の文化を表しています

カラカラ浴場の歴史

カラカラ浴場の歴史は古く、AC212年から216年にかけて建てられました

また、そのときの皇帝の名は「カラカラ帝」でした。

MiU
MiU

カラカラというキャッチ―な名称は、皇帝の名から来ていたのですね。渇いているという意味だと思っていました(笑)

カラカラ浴場は、一般の市民になんと無料で開放され、階級の違いに関係なく利用できました。

当時の人々は、入浴だけでなく、読書したり、他人と歓談したり、ウォーキングしたりと、さまざまな目的で訪れていました。

MiU
MiU

日本でいうスーパー銭湯のようなものでしょうか。日本人はシャイな傾向にありますが、ローマの人々は社交的で、入浴で身を清めるだけでなく、人々と交流する場としての機能を持っていたのだと想像します

カラカラ浴場

537年、東ゴート族にローマが包囲されてから、カラカラ浴場も使われなくなりました。

カラカラ浴場の発掘は、意外にも新しく、1824年から行われました。(16世紀にも一部装飾品が発掘されています)

その後、一般公開され、現在は世界中の人々が訪れる、ローマの人気スポットとなっています

MiU
MiU

カラカラ浴場は、本当に一面が遺跡で、最近の建物がまったくみられず、古代にタイムスリップしたかのような気分になりました。この場で古代のローマ人が湯浴みをしていたと考えると、温泉好きの私としては、共通点にうれしくなってしまいます

カラカラ浴場のしくみ

カラカラ浴場では、「ハイポコースト」といわれる、地下で石炭と木材を燃やし、水を熱するしくみを利用してお風呂をわかしていました。

また、水はカラカラ浴場を通っていた水道橋から入手していました

MiU
MiU

この水道橋は、19世紀まで使われていたといわれています。ここまで古い(3世紀につくられた)と、19世紀がすごく最近のように感じてしまいますね

カラカラ浴場の入場料は?

カラカラ浴場への入場料は、大人1人につき13ユーロ(約2,119円)です。

ローマ・パスでも入場(無料または割引)することができます。

カラカラ浴場へのアクセスは?

カラカラ浴場へは、メトロ「Circo Massimo(チルコ・マッシモ)駅」から徒歩11分でアクセスできます。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

目次