ローマ・カラカラ浴場のアクセスやチケット、歴史【2025最新】

カラカラ浴場(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、イタリアのローマにある「カラカラ浴場 Terme di Caracalla」をご紹介します。

この記事でわかること
  • カラカラ浴場とは
  • カラカラ浴場の歴史
  • カラカラ浴場への行き方
  • カラカラ浴場の入場料
目次

カラカラ浴場とは

カラカラ浴場とは、古代ローマにおいて、市民に温浴施設として開放されていた遺跡です。

カラカラ浴場は、1980年に世界遺産に登録されました

カラカラ浴場の様子(MiU撮影)
カラカラ浴場の様子(MiU撮影)

阿部寛さん主演映画「テルマエ・ロマエ」のような空間が広がります。

MiU

ちなみに、「テルマエ・ロマエ」は「複数の温泉」という意味があり、温泉好きの古代ローマ人の文化を表しています

カラカラ浴場の歴史

カラカラ浴場の歴史は古く、AC212年から216年にかけて建てられました

また、そのときの皇帝の名は「カラカラ帝」でした。

カラカラ浴場は、一般の市民になんと無料で開放され、階級の違いに関係なく利用できました。

当時の人々は、入浴だけでなく、読書したり、他人と歓談したり、ウォーキングしたりと、さまざまな目的で訪れていました。

MiU

日本でいうスーパー銭湯のようなものでしょうか。日本人はシャイな傾向にありますが、ローマの人々は社交的で、入浴で身を清めるだけでなく、人々と交流する場としての機能を持っていたのだと想像します

カラカラ浴場と広場(MiU撮影)
カラカラ浴場と広場(MiU撮影)

537年、東ゴート族にローマが包囲されてから、カラカラ浴場も使われなくなりました。

カラカラ浴場の発掘は、意外にも新しく、1824年から行われました。(16世紀にも一部装飾品が発掘されています)

その後、一般公開され、現在は世界中の人々が訪れる、ローマの人気スポットとなっています

MiU

カラカラ浴場は、本当に一面が遺跡で、最近の建物がまったくみられず、古代にタイムスリップしたかのような気分になりました。この場で古代のローマ人が湯浴みをしていたと考えると、温泉好きの私としては、共通点にうれしくなってしまいます

カラカラ浴場のしくみ

カラカラ浴場では、「ハイポコースト」といわれる、地下で石炭と木材を燃やし、水を熱するしくみを利用してお風呂をわかしていました。

また、水はカラカラ浴場を通っていた水道橋から入手していました

MiU

この水道橋は、19世紀まで使われていたといわれています。ここまで古い(3世紀につくられた)と、19世紀がすごく最近のように感じてしまいますね

カラカラ浴場の入場料は?

カラカラ浴場への入場料は、大人1人につき13ユーロ(約2,119円)です。

ローマ・パスでも入場(無料または割引)することができます。

カラカラ浴場へのアクセスは?

カラカラ浴場へは、メトロ「Circo Massimo(チルコ・マッシモ)駅」から徒歩11分でアクセスできます。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

カラカラ浴場は、古代の人々が利用した温浴施設が残る世界遺産です。

テルマエ・ロマエさながらの雰囲気を感じることができるおすすめのスポットです。

ぜひ訪れてみてください。

素敵な旅になることを願っています。

イタリアお役立ち情報
日伊の直行便
(2025)   
成田→フィウミチーノ:約13~14h
関西→フィウミチーノ:約13h
コンセント
電圧
コンセント:日本A、伊A・C・SE
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、伊125~220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
通貨€(ユーロ)
1ユーロ=約160円(2025現在)
カード払いが主流
両替の記事はこちら
通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
伊の携帯電話事情の記事はこちら
チップ不要*チップBOXがあれば任意
時差日本-8h
※サマータイム中は上記-7h

よかったらシェアしてね!
目次