
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、タイでのスマホの使い方について紹介します。
タイでスマホを使うには
タイ旅行でスマホを使うには、現地のデータを確保する必要があります。
現地でデータを手に入れるには、どのような方法があるのでしょうか。
データローミングとは
海外に行くと、日本のデータ通信事業者によるデータは利用できなくなります。
その代わり、日本国内キャリアを介して現地キャリアなどのデータを利用することによって、現地でもデータが使えるようになり、この状態をデータローミングといいます。


ですが、日本国内のキャリアのローミングシステムを使うと、1日3000円ほどの料金がかかることがあるため、現地のデータをレンタルWi-FiやSIMなどの何らかの方法で利用するか、国内キャリアの格安海外利用サービスを利用することをおすすめします。
タイでスマホを使うには
タイでデータを確保するための方法をそれぞれくわしく紹介します。
メリット | 注意点 | こんな人におすすめ | |
---|---|---|---|
レンタルWi-Fi | 手軽に設定できる | 充電や返却が必要 | 複数人で使いたい |
SIMカード | 使い捨て | 入れ替えが必要 | SIMカードを使いたい |
eSIM | スマホで完結 | 設定が必要 | eSIMに抵抗がない |
国内キャリア | 手続きがいらないことも | 追加料金や日数制限があることも | 国内キャリアを使いたい |
現地キャリア | 安い | 現地で調達する必要あり | 留学・ワーホリで長期滞在する |
レンタルWi-Fi
レンタルWi-Fiは、日本の空港をはじめとしたレンタル可能な場所で貸し出し・返却する形の持ち歩けるWi-Fiです。
レンタルWi-Fiは、スマホをWi-Fiにつなぐ要領でデータ通信が開始できるので、スマホ操作に自信がなくてもとっつきやすいという利点があります。
また、複数人で旅行する場合には、同じWi-Fiにつなぐことができるのも特長です。
グローバルWi-Fiは、2025年時点で利用者が8年連続No.1であり、安心感があるのが特徴のレンタルWi-Fiです。
データ参照元:「グローバルWiFi®」が海外用Wi-Fiレンタル市場において8年連続利用者数1位を達成 | 株式会社ビジョンのプレスリリース



レンタルWi-Fiは、持ち歩きや返却、充電が少し面倒ですが、パスワードを入れるだけですぐにつながるのが手軽だなと思います。複数人で使いたい方や、SIMカードやeSIMに不安や抵抗感がある方におすすめです
SIMカード
スマホに入れて使うタイプのSIMカードは、レンタルではなく使い捨てであり、使い終わったら破棄できるため利便性に優れています。
SIMカードは、現地の空港で受け取るか、日本の自宅などに郵送されたものを持っていくか、現地で購入することによって利用できます。



SIMカードのメリットは、返却する必要がないことです。eSIMに対応していない端末をつかっている場合や、eSIMより現物があったほうが安心する場合にもおすすめです
空港で受け取るSIMカード
到着した空港で受け取るタイプであれば、現地で空港に着いてからすぐにデータを確保できます。
日本出国までに時間がない方や、現地で受け取りたい方におすすめです。
こちらのSIMカードは、バウチャー引き換えまでのキャンセルが無料となっており便利です。
日本で受け取るSIMカード
日本で受け取りたい場合、行き先の国で使えるSIMカードを、自宅などで受け取ることができます。
日本を出発するまでに時間があり、空港での手続きを省略したい方におすすめです。
現地で購入するSIMカード
SIMカードは、現地の空港や街中でも手に入れることができます。
物価が安い国であれば、お得に入手できることもありますが、空港や観光地では街の相場より少し高いことがあります。



海外の観光地でSIMカードを探すと、相場より異常に高い値段をふっかけられたりすることがあります。私も実際に、東南アジアで、ぼったくりだと気づかずに相場の数十倍の値段でSIMカードを買ってしまったことがあります。海外でSIMカードを購入する場合は、多少高くても空港で購入するか、街中のキャリアの正規店で購入したほうがいいと思います
eSIM
近年広がりをみせるeSIMは、SIMカードとおなじ機能を、SIMカードではなくデータをダウンロードする形で利用するものです。
日本のSIMカードと入れ替える必要がなく、とても便利です。
eSIMを使う場合、日本国内キャリアのSIMはSIM設定でオフにすることによって、eSIMのデータ通信に限定することができます。こうすることで、国内キャリアの海外利用に伴う高額請求を避けることができます。
eSIMに対応している端末かどうかの確認は、設定アプリから行えます。iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」→「EID」に32桁の数字が並んでいる場合、eSIMを使うことができます。Androidの場合、「設定」→「デバイス情報」→「EID」で数字が並んでいる場合、eSIMを使うことができます。



eSIMはとにかく楽です。SIMカード現物がなくてもデータ通信ができるため、カードを受け取る必要がなくすぐに通信を開始できます
国内キャリアの海外利用
国内の一部キャリアでは、格安で海外利用データを提供していることがあります。
自分のキャリアが対応している場合、追加料金の有無や日数など、使用条件を確認しておきましょう。
海外旅行を機にキャリアを変更するのもありです。
povoでは、国ごとに分かれているトッピングを購入することによって、海外でスマホをそのまま使うことができます。
ahamo(アハモ)は、海外でデータを14日間、追加料金なしで使うことができます。
ahamo公式サイト楽天モバイルでは月に2GBまで国内のデータと同じようにデータを使うことができ、特別な手続きは必要ありません。また、楽天Linkアプリ同士であれば通話・SMSが無料で使えます。



私は楽天モバイルをずっと使っているのですが、タイ旅行でも頼れる存在でした。5日間くらいの滞在で、2GBで対応できました。足りなくなっても、1GBにつき500円で追加することができるのも安心です
海外キャリアのプラン
タイにも、AIS、True、dtacといった、日本でいうdocomoやau、Softbankのようなキャリアがあります。
長期滞在をする場合や、現地の格安トラベルプランなどを求める場合は、現地のショップに行くかオンラインで、SIMカードやeSIMを購入できます。



私はワーホリや留学の際、現地のショップに行き、長期向けSIMカードを購入するようにしています。長期滞在の場合は、現地のプランに入るのが安い印象です
SIMロックは解除しておく
なお、スマホに現在のSIM以外を入れる・eSIMを使う場合、「SIMロック」が解除された状態である必要があります。
すでにロックが解除されている場合もありますが、かかっていたとしても無料で解除できるので、日本にいるうちにロックがかかっているか確認しておきましょう。
SIMロックがかかっているかどうかは、設定アプリから確認できます。iPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で、SIMロックなしとなっていれば解除されています。Androidの場合、「設定」→「セキュリティとプライバシー」→「その他のセキュリティとプライバシー」→「SIMロック」で、ボタンが色がない状態になっていれば解除されています。
まとめ
メリット | 注意点 | こんな人におすすめ | |
---|---|---|---|
レンタルWi-Fi | 手軽に設定できる | 充電や返却が必要 | 複数人で使いたい |
SIMカード | 使い捨て | 入れ替えが必要 | SIMカードを使いたい |
eSIM | スマホで完結 | 設定が必要 | eSIMに抵抗がない |
国内キャリア | 手続きがいらないことも | 追加料金や日数制限があることも | 国内キャリアを使いたい |
現地キャリア | 安い | 現地で調達する必要あり | 留学・ワーホリで長期滞在する |
ここまでお読みいただきありがとうございます。
タイでデータを確保する方法には、様々な選択肢があります。ぜひ自身に適した方法で、タイ滞在を快適なものにしてください。
素敵な旅になることを願っています。
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