
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、ハワイの税関について紹介します。
ハワイの税関
税関は、外国に行ったり、日本に帰国する際に、入国審査と別に通る必要があります。
以下では、税関とは何か、税関ですべきことを紹介します。
税関とは
税関とは、国境を越えて持ち運ばれるものの税金を徴収したり、持ち込まれる品を確認して、禁止、制限品がないかをチェックする機関です。
税関の由来
日本語では「税関」といい、輸出入にともなう「税」と交通の要所に物品をチェックするためにおかれた「関所」を組み合わせた言葉であり、現在の税関は正しく税金をかけたり、違法なものを取り締まったり、国に不利益をもたらすものを制限したりしています。
ちなみに、英語圏では「Customs」という表記がありますが、「慣習」というもとの意味から、「慣習的、つまり定期的に徴収する税金」に対して使われるようになり、税金を徴収する場所を指すようになったことが由来といわれています。
税関ですること
税関では、CBP申告書(税関申告書)に必要事項を記入し提出します。税関申告書は、事前にダウンロードして電子上で記入したものを印刷しても提出可能です
家族で申告する場合は、1枚のみの記入で大丈夫です。
CBP Formフォーム 6059B – 日本語 (記入可能) | U.S. Customs and Border Protection



税関申告ですが、税関申告書が廃止され、口頭での申告になったという話を聞きます。また、私が入国したときにも紙に記入した記憶がありません
税関申告書の記入事項
以下では、税関申告書に記入することの例を紹介します。
- 姓名
- 生年月日
- 同伴家族の人数
- アメリカでの住所(ホテルなど)
- パスポート発行国
- パスポート番号
- 居住国
- アメリカ以前に訪れた国
- 航空会社・便名
- 滞在目的はビジネスか
- 持ち物の種類(食品や土など)
- 家畜との接触
- 10,000ドル以上の通貨や金券などを持っているか
- 商用の製品を持っているか
- 海外で購入したものと置いていくものの金額
- 署名・生年月日
- 所有品目と金額



カードには正しく、正直にすべて答えれば大丈夫です


ハワイの税関の基準
以下では、税関を通る際に基準となる免税範囲や、申告する必要のあるもの・ないものの例を紹介します。
該当するものがあるか確認して、日本語に加え、英語でメモをしておくと当日あわてずにすみます。
なお、税関申告についての詳細は、米国提供しており、参考になります。
仁川空港 > 空港のご利用案内 > 入国手続き > 案内・申告 > 税関申告(仁川空港公式サイト)
ハワイの免税範囲
ハワイの免税範囲は、以下のようになっています。
21歳未満はアルコール・たばこの免税対象外です。
- アルコール1L
- 紙巻たばこ200本、たばこ50本
- おみやげ$100相当まで
ハワイの持ち込み禁止品
以下では、ハワイで持ち込みが禁止されているものを紹介します。一部は、条件を満たせば持ち込めることもあります。
- 麻薬
- 肉製品※肉エキスも不可
- 果物、野菜など
- 偽ブランド品
- 植物や種子など
- 銃器
- 風紀を害するもの
- 絶滅危惧種や製品 など
ハワイで申告すべきもの
以下のものは、持ち込むことができますが、税関での申告が求められます。
- 生鮮食品
- 工芸品
- US$10,000を超える現金や有価証券
- 商用のもの
- 動物 など
こんなときどうする?
申告すべきかどうかわからない!
自分がもっているものを申告すべきかわからない場合、どのようにすればよいのでしょうか。
申告すべきかわからない場合は、すべてを申告するか、職員に質問します。
申告すれば、たとえ持っていたとしても責任は問われません。
持ち込めるかどうか事前に確認したい
持っていくものが持ち込めるかどうか、渡航する前に確認したい場合は、税関申告書やハワイの農業申告についてのページを参照することができます。
CBP Formフォーム 6059B – 日本語 (記入可能) | U.S. Customs and Border Protection
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
税関は、入国するときに免税の範囲かどうか、持ち物に制限品はないかを確認するところです。
わからないものがあるときや不安なときは、すべて申告すれば大丈夫です。
素敵な旅になることを願っています。
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