こんにちは。MiUです。
このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています
この記事では、ハワイのKona Coffee(コナコーヒー)について紹介します。
この記事でわかること
コナコーヒーとは
Kona Coffee(コナコーヒー)は、珈琲豆の種類のひとつ、アラビカ種のコーヒーです。
アラビカ種・カネフォラ種とは
コーヒーは、大きくわけて2つの種類があります。
- アラビカ種
- カネフォラ種(90%を「ロブスタ種」が占めるため、ロブスタとして知られていることも多い)
※全世界の生産量は、アラビカ種:カネフォラ種で6:4
①のアラビカ種は、病気に弱いため、生産が簡単ではない分、値段が高いです。
また、カネフォラ種に比べて味わい・香りがよいです。
対して、②のカネフォラ種は、病気に強く生産が容易なため、値段が安くなります。
コスパを重視するインスタントコーヒーやブレンドコーヒーによく使われます。
この記事で紹介するコナコーヒーはアラビカ種です。
コナコーヒーの由来
コナコーヒーは、日本語の粉に似ていますが、ハワイの「コナ」という、コナコーヒーの生産地に由来しています。
コナという地域は、いわゆる「ハワイ」を形成するハワイ島、オアフ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島のなかでも、もっとも大きいハワイ島にあります。
1828年に、ブラジルからコーヒーの木が持ち込まれ、コーヒーが生産されるようになったことがコナコーヒーのはじまりといわれています。
また、コナコーヒーが広く知られるようになったのは、イギリスの商人がブランドとして広めたためです。
コナコーヒーはレアな珈琲豆
ハワイのコナコーヒーは、世界三大コーヒーとして、ジャマイカのブルーマウンテン・タンザニアのキリマンジャロとともに、品質の高さや希少性で知られています。
これらは、生産される地域が限定されていることも特徴です。
そのなかでも、コナコーヒーは、世界の珈琲豆生産量の1%未満という希少性をもちます。
カフェに行って、コナコーヒーを見ることはあまりありません。コナコーヒーのもともとの生産量が少ないのですね
コナコーヒーの味わい
コナコーヒーは、そのすっきりとした酸味に特徴があります。
後味が非常によく、舌に残らないさわやかな口当たりで、苦味も少ないです。
癖のないクリアな味で、後味にフルーティーさを感じました。同じく大変希少性の高い、コピルアック珈琲などと比べても非常に飲みやすく、多くの人が好む味だと感じました
アメリカで唯一のコーヒー
コナコーヒーは、実は、アメリカの本土を含め、米国内で唯一生産されている珈琲豆なんです。
アメリカ唯一の珈琲豆かつ、品質も高いため、ホワイトハウスで提供されることもあります。
コナコーヒーの生産方法
コナコーヒーは、なんと「手摘み」によって収穫されます。
コーヒーの摘み方には種類があり、機械で一気に効率よく収穫する方法や、手摘みでも、未熟な種子も含めて一気にとる方法があります。
コナコーヒーは、一つひとつの状態を見て、赤い果実のみ収穫する手摘み方式を採用しています。
この果実は「チェリー」と呼ばれ、チェリーからとった実を乾かして、焙煎します。
そのため、品質が安定して高いコーヒーとなります。
また、1本の木からは、コーヒー1㎏分しかとれないため、とても希少な品種となっています。
コナコーヒーの品質の高さには、収穫方法も関係しているのですね。一つひとつを確認しながらの手摘みは、とても手間がかかることが想像できます
コナコーヒーの品質と格付け
コナコーヒーは、法律によって厳密に呼称が決められています。
ハワイ州では、コナコーヒーとして出荷できるものは、世界一厳しいといわれる検査に合格した珈琲豆のみとなっています。
また、珈琲豆の大きさや欠けている豆の割合によって、以下の5等級にわけられます。
- エクストラファンシー
- ファンシー
- No.1
- セレクト
- プライム
エクストラファンシーが、粒がもっとも大きいです。
また、等級が高いほど甘みや香りが高く、濃厚な味わいになります。
レアなピーベリー
コーヒーには、「ピーベリー」という種類の珈琲豆があります。
コーヒーの実に入っている種が、平らな2つの珈琲豆(フラットビーン)の代わりに、1つの丸い豆が入っていることがあり、これが「ピーベリー」と呼ばれています。
ピーベリーの価格はとても高いですが、その理由は、希少性だけでなく、その味わいの高さにあります。
ピーベリーは、通常は2つの粒にいきわたるはずの栄養が、1つの種子に集中するため、味が凝縮されやすくなります。
また、ピーベリーの形である「丸さ」によって、焙煎するときに熱が均一に伝わりムラのない味わいになります。
参考までに、コナコーヒーのピーベリーの生豆です。20,000円超と、お高いです。飲んでみたいです↓↓↓
コナコーヒーの選び方
コナコーヒーは、珈琲豆の配分によって、名称が法律で決められています。
コナコーヒーの産地であるハワイ州の法律では、コナコーヒーを最低でも10%含まないと、「コナブレンド」と銘打つことはできません。
また、10%のコナコーヒー以外の珈琲豆の銘柄に決まりはありません。
よりコナコーヒーの味わいを楽しみたい場合は、配合の割合を確認して高いものを選ぶか、100%のストレート豆を使うのがおすすめです。
こちらは、30%コナコーヒーで、100%アラビカ種です。お値段も良心的です↓↓↓
100%コナコーヒーかつ、エクストラファンシーの豆です。大阪のコーヒー専門店が焙煎したものです↓↓↓
コナコーヒーを日本やハワイで楽しめるお店
コナコーヒーは、一部のコーヒー店で味わうことができます。
代表的なお店が、アイランドヴィンテージコーヒーです。
ハワイのホノルル発のお店で、日本にも横浜・表参道・お台場・鎌倉に4店舗展開しています。
横浜の店舗では、横浜の海を眺めながら、コナコーヒーを楽しむぜいたくな時間を過ごすことができました
本格的なコナコーヒーや、パンケーキやアサイーボウルも楽しめるおすすめのお店です。
ハワイでは、ホノルルの「ロイヤルハワイアンセンター」というショッピングセンターにあります。
アイランドヴィンテージコーヒーから、時間が合えば、ロイヤルハワイアンセンターのフラや歌謡のショーを見ることができます
ロイヤルハワイアンセンターなどのショッピングスポットを紹介しています↓↓↓
アイランドヴィンテージコーヒーでは、コナ100%かつ、エクストラファンシー等級のコナコーヒーがいただけます。
ちなみに、日本のアイランドヴィンテージコーヒーでは、ハワイと同じくらいの量で提供しており、混乱を避けるため、Sサイズではなく、Mサイズからの提供となっています。
ハワイをはじめ、外国の飲み物はサイズがとても大きいです。Sサイズを頼んでも、日本でのMやLサイズが来ることも珍しくないです。日本のアイランドヴィンテージコーヒーでは、本場さながらの味とサイズを味わえます。
ハワイお役立ち情報
以下では、ハワイに旅行するときに知っておきたい情報を紹介します。
日本からの直行便は?
ハワイへは、日本からの直行便が飛んでいます。
航空券予約には、手数料が無料で、簡単に予約ができる、アメリカの会社Expediaがおすすめです。
コンセントの形状は?
ハワイのコンセントは、Aタイプです。
日本はAタイプなので、日本の電化製品を使う場合、変換プラグは必要ありません。
スマホやパソコンなどは、世界中の電圧(100~240V)に対応していることが多いので、変圧器は通常必要ありません。
ただし、電圧が日本専用になっているドライヤーやヘアアイロンをもっていく場合、変圧器が必要です。
100~250V電圧に対応した電化製品のみを持っていく場合(スマホ・パソコンなど) | → | 日本のプラグでOK |
100~250V電圧に対応していない電化製品を持っていく場合(ドライヤー・ヘアアイロンなど) | → | 日本のプラグ+変圧器が必要 |
こちらは、ドライヤーには使用できますが、ヘアアイロンには使用できません。
こちらは、ドライヤーには使用できませんが、ヘアアイロンに使用できます。
水道水は飲める?
ハワイの水道水は、飲むことができます。
日本と同じ軟水なので、おなかにやさしいといえます。
ハワイの通貨は?
ハワイの通貨は、アメリカ・ドルです。
1ドル=150円前後です。
ハワイでは、カード払いが主流です。
私は、ハワイにいる間、一度も現金を使いませんでした
海外旅行では、クレジットカードは、最低1枚、できれば2枚持っておくのが安心です。
ブランドはVisaかMasterが全世界で使えておすすめです。
カードは、楽天カードが、ポイントがたまりやすくおすすめです↓↓↓
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通信事情
ハワイでも、スマホの通信環境は必須です。
現地のデータを手に入れるには、SIMカードを購入したり、国内キャリアで対応することが必要です。
SIMカードの場合は、空港や街の携帯ショップに行って、プリペイドタイプのSIMカードを購入すればデータを使えます。
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コナコーヒーの奥深さを楽しもう
いかがでしたか?
コナコーヒーは、ハワイだけが生産している特別な珈琲豆です。
手摘みによって品質が担保されている、おすすめのコーヒーです。
ハワイで行きたいスポットを紹介しています↓↓↓