ローマのサンタンジェロ城!歴史やアクセス、入場料は?

サンタンジェロ城
MiU
MiU

こんにちは。MiUです。

このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています

この記事では、イタリア・ローマにある「サンタンジェロ城Castel Sant’Angelo」についてご紹介します。

この記事でわかること

  • サンタンジェロ城とは
  • サンタンジェロ城の歴史をざっくりと
  • サンタンジェロ城への行き方

目次

サンタンジェロ城とは

サンタンジェロ城とは、ローマのアドリアーノ公園にある、円筒状の建物です。

オードリーヘップバーン主演の名作映画「ローマの休日」でも舞台の一つになりました。

MiU
MiU

いわゆる「お城」の形ではなく、まるい形をしています。このあと解説する「要塞」という役割が深くかかわっています

サンタンジェロ城

また、当時の皇帝の名前をとって、別名「ハドリアヌスの霊廟」とも呼ばれています。

サンタンジェロ城は、もともとはハドリアヌス皇帝とその家族のためにつくられた霊廟(霊を祀る建造物)でした。

MiU
MiU

ハドリアヌス皇帝は、「テルマエ・ロマエ」にも登場した、五賢帝のひとりです

サンタンジェロ城の歴史

その歴史は古く、なんと、AC134年から139年にかけて建てられたといわれています。

401年になると、サンタンジェロ城はローマの城壁に取り入れられ、要塞に改築されました

この時点で、当初のサンタンジェロ城は大部分が破壊されたといわれています。

中世には、城は刑務所や教皇の避難所として用いられ、最終的には軍の用途に使用されるようになります。

MiU
MiU

サンタンジェロ城は、ヴァチカン宮殿と回廊でつながっていることから、教皇の安全な避難場所として使われたと考えられています

サンタンジェロ城は、1901年に城(軍事利用)としての役割を終え、現在は博物館となっています。

サンタンジェロ城の構成は?

サンタンジェロ城は、7階まであります。

サンタンジェロ城の内部
  • 1~3階…霊廟
  • 4階…中庭や部屋
  • 5階…教皇の部屋だった空間(ルネサンス様式)
  • 6階…図書室やハドリアヌスの部屋→刑務所
  • 7階…17~18世紀につくられた部屋
MiU
MiU

それぞれの階がそれぞれの役割をもっていて、さらに歴史的な遷移を感じることができます。さらに、回廊からは、ローマを見渡せるすばらしい景色を望むことができます

サンタンジェロ城の上からの景色
サンピエトロ大聖堂(左奥)もみえます

サンタンジェロ城の営業時間は?

サンタンジェロ城は、朝の9:00から19:30まで営業しています。

最終入場は、閉館の1時間前(18:30)です。

また、定休日は、月曜日です

サンタンジェロ城の入場料は?

サンタンジェロ城への入場は、有料となっています。

大人1人につき、16ユーロ(予約料+1ユーロ)です。

土日・祝日には予約が推奨されています(公式サイトより)。

MiU
MiU

私は予約なしで土曜日に行きましたが、スムーズに入ることができました。心配な方は予約をしておくと安心です

サンタンジェロ城の公式サイトはこちら

ローマパスがある場合は、無料または割引になります。

サンタンジェロ城へのアクセスは?

サンタンジェロ城には、メトロ「Lepanto駅」から徒歩18分でアクセスできます。

サンタンジェロ城にはそこまでにある「サンタンジェロ橋」で行くことができます。

MiU
MiU

威厳ある橋とお城がつながっていて、素敵な雰囲気でした。まわりを堀で囲んだ日本のお城との共通点を感じました

近くには、ヴァチカン市国があり、「サンピエトロ大聖堂」や「ヴァチカンミュージアム」などの絶対行きたいスポットがあるので、これらとあわせてまわるのもおすすめです。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

目次