ローマのサンタンジェロ城!歴史やアクセス、入場料は?【2025】

サンタンジェロ城の外観(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、イタリア・ローマにある「サンタンジェロ城Castel Sant’Angelo」についてご紹介します。

この記事でわかること
  • サンタンジェロ城とは
  • サンタンジェロ城の歴史
  • サンタンジェロ城への行き方
  • サンタンジェロ城の営業時間
  • サンタンジェロ城の入場料
目次

サンタンジェロ城とは

サンタンジェロ城とは、ローマのアドリアーノ公園にある、円筒状の建物です。

オードリーヘップバーン主演の名作映画「ローマの休日」でも舞台の一つになりました。

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いわゆる「お城」の形ではなく、まるい形をしています。このあと解説する「要塞」という役割が深くかかわっています

サンタンジェロ城の外観(MiU撮影)
サンタンジェロ城の外観(MiU撮影)

また、当時の皇帝の名前をとって、別名「ハドリアヌスの霊廟」とも呼ばれています。

サンタンジェロ城は、もともとはハドリアヌス皇帝とその家族のためにつくられた霊廟(霊を祀る建造物)でした。

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ハドリアヌス皇帝は、「テルマエ・ロマエ」にも登場した、五賢帝のひとりです

サンタンジェロ城の歴史

その歴史は古く、なんと、AC134年から139年にかけて建てられたといわれています。

401年になると、サンタンジェロ城はローマの城壁に取り入れられ、要塞に改築されました

この時点で、当初のサンタンジェロ城は大部分が破壊されたといわれています。

中世には、城は刑務所や教皇の避難所として用いられ、最終的には軍の用途に使用されるようになります。

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サンタンジェロ城は、ヴァチカン宮殿と回廊でつながっていることから、教皇の安全な避難場所として使われたと考えられています

サンタンジェロ城は、1901年に城(軍事利用)としての役割を終え、現在は博物館となっています。

サンタンジェロ城の構成は?

サンタンジェロ城は、7階まであります。

サンタンジェロ城の内部(MiU撮影)
サンタンジェロ城の内部(MiU撮影)
  • 1~3階…霊廟
  • 4階…中庭や部屋
  • 5階…教皇の部屋だった空間(ルネサンス様式)
  • 6階…図書室やハドリアヌスの部屋→刑務所
  • 7階…17~18世紀につくられた部屋
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それぞれの階がそれぞれの役割をもっていて、さらに歴史的な遷移を感じることができます。さらに、回廊からは、ローマを見渡せるすばらしい景色を望むことができます

サンタンジェロ城の上からの景色(MiU撮影)
サンタンジェロ城の上からの景色(MiU撮影)

サンタンジェロ城の営業時間は?

サンタンジェロ城は、朝の9:00から19:30まで営業しています。

最終入場は、閉館の1時間前(18:30)です。

また、定休日は、月曜日です

サンタンジェロ城の入場料は?

サンタンジェロ城への入場は、有料となっています。

大人1人につき、16ユーロ(予約料+1ユーロ)です。

土日・祝日には予約が推奨されています。

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私は予約なしで土曜日に行きましたが、スムーズに入ることができました。心配な方は予約をしておくと安心です

ローマパスがある場合は、無料または割引になります。

サンタンジェロ城へのアクセスは?

サンタンジェロ城には、メトロ「Lepanto駅」から徒歩18分でアクセスできます。

駅から城へ向かっていくと、「サンタンジェロ橋」という橋がかかっており、それを渡ることで行くことができます。

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威厳ある橋とお城がつながっていて、素敵な雰囲気でした。まわりを堀で囲んだ日本のお城との共通点を感じました

近くには、ヴァチカン市国があり、「サンピエトロ大聖堂」や「ヴァチカン美術館」などのスポットがあるので、これらとあわせてまわるのもおすすめです。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

サンタンジェロ城は、その名称のイメージから離れた外観をしており、霊廟や要塞という用途を通して、ローマの歴史を感じることができます。

ぜひ訪れてみてください。

素敵な旅になることを願っています。

イタリアお役立ち情報
日伊の直行便
(2025)   
成田→フィウミチーノ:約13~14h
関西→フィウミチーノ:約13h
コンセント
電圧
コンセント:日本A、伊A・C・SE
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、伊125~220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

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水道水飲用可
通貨€(ユーロ)
1ユーロ=約160円(2025現在)
カード払いが主流
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②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
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チップ不要*チップBOXがあれば任意
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