こんにちは!世界15か国・日本47都道府県を旅したMiUです。
このブログでは、世界や日本全国旅に関するたのしい情報を発信しています♪
東北の魅力は、遺跡に神社、お寺、お城など、日本を感じられる雰囲気です。
東北をまわれば日本の歴史に全身で浸れます。
この記事では、そんな東北地方を車なしで一周するルートをご紹介します。
この旅のルートはこちらです。太字は宿をとる場所を表しています。
- 会津若松(あいづわかまつ)駅(福島県)
- 仙台(せんだい)駅(宮城県)
- 平泉(ひらいずみ)駅(岩手県)
- 盛岡(もりおか)駅(岩手県)
- 青森(あおもり)駅(青森県)
- 秋田(あきた)駅(秋田県)
- 山形(やまがた)駅(山形県)
1日目は会津若松で歴史に浸り、仙台でグルメを味わう
福島県から東北一周の旅が始まります。東京(品川駅)発で郡山駅を経由して会津若松駅へ向かいます。
会津若松駅周辺おすすめスポット
会津若松駅で行っておきたいスポットをご紹介します。
会津若松では、まちなか周遊バス「ハイカラさん・あかべぇ」が便利です
鶴ヶ城 会津若松駅から徒歩39分、まちなか周遊バス 鶴ヶ城入口から徒歩5分
国内唯一の赤瓦が白い壁に映える天守が特徴の「鶴ヶ城(つるがじょう)」。
戊辰戦争では、1か月にわたる籠城戦が行われたことでも有名です。
天守閣の最上階からは、会津の街と山脈からなる雄大な自然を望めます。
入場料 大人410円、小中150円
会津若松で食べたい名物
会津で食べておきたい福島名物をご紹介します!
喜多方ラーメン
福島県の喜多方は、水や味噌などの品質が高い「蔵の街」。
そんな街発祥の、札幌ラーメン・博多ラーメンと並び、日本三大ラーメンにも数えられる「喜多方ラーメン」は、透明な醤油スープに「平打ち熟成多加水麺」という独特の麺が絡むあっさり系のラーメンです。
平打ちの熟成多加水麺が、もちもちでつるっとしたのど越しです。
会津若松でも、食べることができます。
喜多方ラーメンは、中国から渡ってきた青年の屋台「志那そば」にルーツがあります。喜多方の歴史と伝統文化を感じられる一杯です。
「醤油ラーメンの元祖」という感じがしました。シンプルであっさりとしたお味に、日本のラーメンの歴史を感じられます
クリームボックス(郡山市)
厚い食パンの上に、ミルクの味のクリームをのせた「クリームボックス」は、郡山のご当地パンです。
お値段も100円~150円程とお手頃です。
会津若松駅から仙台駅(宮城県)に向かいます。
仙台駅周辺おすすめスポット
仙台で訪れたいスポットをご紹介します。
仙台駅
東北の政令指定都市である仙台の「仙台駅」には、「S-PAL仙台」や「AEL(アエル)」「仙台PARCO」など駅ビルがたくさんあります。
ショッピングや暇つぶしの場所には困りません。
仙台駅前アーケード街 仙台駅西口から徒歩3分
「仙台駅前アーケード街」は、ハピナ名掛丁から始まる、6つの商店街が連なるアーケード街です。
天候を気にせずグルメやご当地ショップを楽しめるのでおすすめです。
ちなみに、このアーケード街は、毎年8月に開催される「仙台七夕まつり」の会場でもあります。
AEL(アエル)31階展望テラス
商業施設アエルの31階が、無料の展望スポットとして開放されています。
仙台の街を一望でき、気分転換にもおすすめのスポットです。
アエルのオフィスビル内エレベーターから、31階に行けるエレベーターに乗ります。(30階までのエレベーターもあるので注意です!)
仙台朝市 仙台駅から徒歩5分 日曜定休
仙台朝市は、戦後の青空市場に端を発したといわれる商店街で、値段は抑えめで新鮮な生鮮食品がそろっています。
珍味の魚「ほや」が名物です。ほやは新鮮さが重要です。朝市でフレッシュなほやを食べましょう。
掛け声が聞こえる市場ならではの雰囲気とともに、朝の時間を楽しむのがおすすめです。
朝11:00には、営業中のお店が多かったです。お昼までに行けば楽しめます!
仙台で食べたい名物
仙台で食べておきたい名物をご紹介します。
牛タン
牛タンといえば仙台のイメージがあるですが、そのルーツは戦後にさかのぼります。
仙台大空襲の復興に時間を要した際、食糧難に直面した仙台。
そんなとき、仙台の和食レストランが、牛肉の余った部分を使って料理を作ったのが今の「牛タン」の始まりと言われています。
そんな牛タンの歴史をもつ仙台には「牛タン通り」があり、牛タンが手軽に味わえます。
ずんだ餅
ゆでた枝豆をすりつぶし砂糖を加え、餅にまぶした「ずんだ餅」は、仙台名物のひとつです。
ずんだ餅だけでなく、ずんだを使ったシェイクやどら焼きなど、仙台では様々なずんだスイーツを味わうことができます。
ずんだ餅はもちろん、ずんだの食感を残したシェイクがとってもおいしかったです!ぜひ飲んでみてください!
笹かまぼこ
「笹かまぼこ」は、魚のすり身を笹型に型取りしたものです。
普通のかまぼことの違いは、使われる魚の種類です。
普通のかまぼこにはスケトウダラやグチなどが用いられますが、笹かまぼこには高級魚であるヒラメやキチジが使われます。
きつね色で歯切れのよい笹かまぼこは、お土産におすすめです!
宿は仙台にとります。
宿をとるなら、楽天トラベルがおすすめです。ポイントがたまり、街中で使うことができ便利です。
2日目は世界遺産平泉と盛岡グルメで岩手を満喫
仙台から平泉駅(岩手県)に向かいます。
平泉駅周辺おすすめスポット
平泉で訪れたいスポットをご紹介します。
中尊寺 平泉駅から徒歩21分(参道まで)
世界遺産に登録された平泉。
なかでも中尊寺は、奥州藤原氏の4代にわたる栄華と見事な仏教美術を後世に伝える必訪スポットです。
なかでも見どころは、1124年建立の東北現存最古の建造物、「金色堂」です。
国宝にも指定されており、日本のみならず世界中からの観光客で賑わうスポットとなっています。
また「弁慶堂」には、源義経と、義経を守るため立ち往生した伝説のある弁慶の像があります。
奥州の歴史を感じられる平泉は、岩手県の誇る観光地です。ぜひ訪れてみてください。
拝観券 大人1,000円 高校生700円 中学生500円 小学生300円
平泉で食べたい岩手名物
平泉で食べておきたい名物をご紹介します。
わんこそば
わんこそばは、「戸隠そば」「出雲そば」と並ぶ日本三大そばのひとつです。
「お給仕さん」が掛け声と共に空いたお椀に蕎麦を入れてくれるお店と、初めから大量のお椀が出される盛り出し式があるわんこそば。
平泉では、後者の「盛り出し式」わんこそばを楽しめます。
「芭蕉館」「駅前芭蕉館」の2店があり、どちらも平泉のわんこそばをいただくことができます。
ぜひ現地でわんこそばを味わってみてください。
「盛岡駅」で途中下車します
盛岡駅周辺おすすめスポット
盛岡で行っておきたいスポットをご紹介します。
盛岡城址公園 盛岡駅から徒歩18分
盛岡城のあった場所に、石垣が残されている盛岡城址(もりおかじょうあと)公園。
春は桜、秋は紅葉の名所として知られ、四季それぞれの顔をもっています。
盛岡城の跡が公園として整備されており、ひと息つける憩いの場です。
盛岡で食べたい名物
盛岡で食べておきたい名物をご紹介します。
盛岡冷麺
「盛岡冷麺」は、朝鮮から伝わった冷麺の材料をそば粉から小麦粉にかえた冷麺です。
コシが強く表面はツルッとして喉越しがよいです。
「ぴょんぴょん舎」は、この冷麺を「盛岡冷麺」として定着させたきっかけをつくった焼肉・冷麺店です。ぜひ元祖のお店で食べてみてください。
盛岡で食べたい名物3選(盛岡冷麺、キムチ納豆ラーメン、じゃじゃ麺)です!駅からのアクセスのよいお店を紹介しているので、ぜひ立ち寄ってみてください↓
宿は盛岡にとります。
3日目は三内丸山遺跡と秋田の歴史を感じる
盛岡から新青森駅(青森県)または青森駅に向かいます。三内丸山遺跡には、新青森駅なら徒歩でアクセスできます。バスで移動する場合は、どちらかお好みの駅を利用してください。
新青森駅の場合
青森駅の場合
新青森駅・青森駅周辺おすすめスポット
青森で行っておきたいスポットをご紹介します。また、「三内丸山遺跡」には、新青森駅から徒歩または、新青森・青森駅からバスのアクセスになります。
バスは全国の交通系ICカードを使うことができます!
三内丸山遺跡 新青森駅から徒歩36分orバスで14分 青森駅からバスで21分
「三内丸山遺跡」は、縄文時代の遺産として、世界遺産、特別史跡に指定されています。
竪穴住居の跡を見ることができ、縄文時代の世界観に浸ることができます。
入場料 大人410円、高大生200円、中学生以下無料
三内丸山遺跡について、くわしいアクセスやみどころをまとめています↓
「ねぶた家 ワ・ラッセ」 青森駅から徒歩1分
青森では、全国で有名な青森「ねぶた祭」が毎年8月上旬に行われます。
大型の「ねぶた」をのせた山車が街を練り歩くお祭りは、毎年人で大賑わい。
「ねぶた家ワ・ラッセ」では、ねぶた祭りを体感できます。実物のねぶたを展示しており、ねぶた祭以外の日でもねぶたを楽しむことができます。
青森で食べたい名物
青森で食べておきたい名物をご紹介します。
りんご
青森といえば、「りんご」のイメージがありますが、青森県は日本のりんごの60%を生産しています。
明治時代に外国からリンゴの苗木が入ってきたことが、青森のりんごのはじまりです。
りんごはビタミンやミネラルが豊富で、食物繊維もとれる果物です。ぜひ青森でりんごを味わってください!
青森駅から秋田駅(秋田県)へ向かいます。
快速列車「リゾートしらかみ」に、青春18+指定席券(840円)で乗ることもでき、おすすめです!(白神山地も電車から見られます)乗車日の1か月前から販売しています。事前に予約しておくと安心です。
リゾートしらかみは、みどりの窓口限定のボックス席(2号車)や、おすすめの席など、事前に知っておくとより楽しめる情報があります。くわしくはこちらの記事で紹介しています。ぜひチェックしてください↓
秋田駅周辺おすすめスポット
秋田で訪れたいスポットをご紹介します。
秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店本館) 秋田駅から徒歩19分
「秋田市立赤れんが郷土館」は、秋田銀行の本店として使われていた建物を利用しています。
それぞれの部屋の説明書きを配布しているので、明治の建築にじっくり浸れる時間になります。
なかでも、営業室と頭取室のインテリアの違いに驚きました!
観覧料:310円(単独)370円(ねぶり流し館との共通券)
無料ロッカーとトイレあり
秋田犬ステーション 秋田駅から徒歩10分
商業施設や美術館などが集う「エリアなかいち」の一角にある「秋田犬ステーション」では、秋田犬に会うことができます(土日限定)。
日本唯一の大型犬を、間近でじっくり鑑賞してみてください。
秋田で食べたい名物
秋田で食べておきたい名物をご紹介します。
きりたんぽ鍋
秋田の名物といえば、「きりたんぽ鍋」。
炊き立てのご飯をすりつぶし、串に巻き付けた「たんぽ」(短穂)を、切って食べやすくしたため「きりたんぽ」と言われているんだそうです。
米どころ、秋田ならではのグルメです。とくに冬場は、鍋で身体も心も温まります。
おもちともお米ともちがう、不思議な食べ物でした。秋田に行くと食べたくなります
稲庭うどん
稲庭(いなにわ)うどんとは、秋田県湯沢市稲庭町が発祥と言われる、日本三大うどんのひとつです。
最大の特徴は、その作り方。
生地をこね、延ばし、寝かせるのに3~4日かけることによって、独特の食感を生み出しています。
「稲庭うどん佐藤養助商店」では、門外不出の技を使って作られたこだわりの稲庭うどんがいただけます。
「二味せいろ」が、こだわりのつけ汁2種を一度に試せておすすめです
宿は秋田に取ります。
4日目は新旧の観光地で山形を満喫!
秋田から山形へ向かいます。
山形駅周辺おすすめスポット
山形で訪れたいスポットをご紹介します。
文翔館 山形駅から徒歩30分orバス12分
重要文化財にも指定されている山形県郷土資料館である文翔館(ぶんしょうかん)は、大正時代に建てられたフォトジェニックな外観とインテリアが素敵な観光スポットです。
入場は無料です。
日本で2番目に古い時計塔から、粋な施しがされた正庁の彫刻まで、みどころがたくさんあります。山形に行ったら、ぜひ行ってほしいスポットです。詳しくは、こちらの記事で解説しています↓
水の町屋 七日町御殿堰(みずのまちや なのかまちごてんぜき) 山形駅から徒歩21分orバス10分
「堰(せき)」とは用水路のことで、これを再整備して、御殿堰を活かした街づくりをした新しい観光スポットが「水の町屋七日町御殿堰」です。
レストランやカフェ、おみやげ店が軒を連ね、風情のある空間を楽しめます。
バナナジュースが、バナナの濃厚さを感じられて美味しかったです
山形で食べたい名物
山形で食べておきたい名物をご紹介します。
玉こんにゃく
「玉こんにゃく」は、その名の通り球状のこんにゃくで、山形県民のソウルフードです。
醤油で煮込まれ、練りからしをトッピングされることが多いです。
山形駅直結「S-PAL山形」2階にある「丹野こんにゃく」では、店先で、鍋から取り出してすぐの玉こんにゃくを食べることができます。夏は冷やし玉こんにゃくが食べられます!
さくらんぼ
山形といえば、さくらんぼを思い浮かべる方も多いと思います。
その土地柄から、さくらんぼの生産量日本一の山形。
山形のさくらんぼは、栽培面積の7割を「佐藤錦(さとうにしき)」が占めているんです。
6~7月に旬を迎えるので、その間に山形に行かれたら「さくらんぼ狩り」もおすすめです。
山形駅から東京(品川駅)に帰ります。
もう一日とって、もし山形に泊まるなら、「リッチモンドホテル山形駅前」がおすすめです!
朝食は、山形の名物・芋煮や玉こんにゃく、山形のお米「つや姫」、冷やしラーメンなど、質にこだわった料理がビュッフェ方式で食べられます。
また、朝食会場は、ラウンジとして夜12時まで無料で使えます。ドリンクバー・紅茶・ソフトクリームが食べられて、ゆったりとした時間が過ごせます!
車なしで楽しむ東北旅
いかがでしたか?
東北地方は、車なしでも楽しむことができるスポットが盛りだくさんです。
ぜひ、日本文化を感じられる東北旅に出かけてみてください!
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↓銀山温泉や乳頭温泉など、ディープな「車で東北旅」はこちらの記事で紹介しています。車を使える方はぜひ!