3泊4日のローマ・バチカン観光モデルコース:各スポットの入場料

コロッセオの外観(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、イタリアのローマとヴァチカン市国に3泊4日で行くプランを紹介しています。

※1ユーロ=163円で計算しています。

この記事でわかること
  • ローマとヴァチカン市国に3泊4日で行くプラン
  • 各観光地の入場料や予約の有無
  • おすすめホテル

目次

ローマ・ヴァチカンへ

イタリアの首都ローマとヴァチカン市国に3泊4日で旅します。

飛行機の時間の関係で、観光できるのは実質3日間になります。

成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港
所要時間:13~14時間

ローマパスを購入するのもおすすめ

ローマのフィウミチーノ空港に着いたら、まずローマパスを購入します。

ローマパスは、値段によって交通機関の有効期限、施設を入場無料にできる回数が異なります。

  • 52ユーロ…72時間公共交通機関(メトロ・バス・トラム)乗り放題+2施設入場無料
  • 32ユーロ…48時間公共交通機関(メトロ・バス・トラム)乗り放題+1施設入場無料

※無料の施設を使い切った場合、それ以降の施設は割引価格が適用されます。
※時間は、最初にどこかに入場した時間、または、最初に公共交通機関にタッチした時から始まります。

対象施設:コロッセオ(事前予約必須)、サンタンジェロ城など

ローマの交通事情

市内はメトロ(地下鉄)が通っており、おおむね時間通りの運行でした。ローマパスが使えました。メトロは便利で、ほとんどの観光地にメトロで行くことができます。

市内までは、レオナルドエクスプレスを使いました。チケットは自動券売機で購入できます。

レオナルドエクスプレス 
フィウミチーノ空港→テルミニ駅(ローマの中心地)
料金:14ユーロ(約2,282円) 
所要時間:約30分 
運行間隔:15分おき 

1日目は「コロッセオ」を中心にローマ観光

コロッセオ メトロ「コロッセオ(Colosseo)駅」から徒歩3分

コロッセオの外観(MiU撮影)
コロッセオの外観(MiU撮影)

ローマにいったら、ここは訪れておきたい、コロッセオ

闘技場として建てられたコロッセオは、剣闘士や猛獣が、どちらかが命を落とすまで闘い、それを娯楽として市民が見物するためにありました。

また、観客席には、上段に行くほど身分が低い人が座っていました。

このあとご紹介するフォロ・ロマーノなどとともに、世界遺産に登録されています。

コロッセオの入場には事前予約が必要で、日時を指定しておきます。ローマパスを買う前に予約ができるので、忘れずに行いましょう。(当日予約もできますが、枠があるため、事前に行うのが安心です)

私は公式サイトから予約しました。

ローマパスを使う場合、無料枠で行く場合は無料の予約、割引枠で行くなら入場料つきの予約(11.5ユーロ(約1,875円))を選択します。

こちらのページからローマパス専用の予約ができます。予約は1か月前からです。

24h – COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE – ROME PASS – Parco Archeologico del Colosseo

フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘

フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」は、2000年以上前に建てられたローマの遺跡です。

古代遺跡フォロ・ロマーノはユリウス・カサエルが演説をしたことで知られています。

パラティーノの丘は、歴代の皇帝が邸宅を構えていた場所だといわれています。

これら2つも、コロッセオと一緒にまわることをおすすめします。コロッセオの共通パスで入ることができます。

ローマのおすすめ宿

ローマの観光地は、比較的密集しているため、一つの拠点を決めて動き回る、ということが可能です。荷物が多くても、連泊すれば移動せずにすみます。

この旅で、私はベストウェスタンホテルプレジデントに連泊しました。

メトロ駅マンゾニ(Manzoni)から歩いてすぐです。

コロッセオに歩いて16分で行くことができます。

ホテル内は、ビジネスホテルのような雰囲気で、また綺麗な部屋でリラックスできました。

MiU

朝夕の食事が、朝食はビュッフェ、夕食はコース形式で本当に美味しく、とても満足度が高かったです。毎晩、今日のメインは何だろうと楽しみにしていました



ベストウェスタン(Expedia公式サイト)

2日目はヴァチカン市国をまわる

ヴァチカン市国は、国民がカトリック教会の聖職者である「カトリックの総本山」です。

面積は世界一小さく、ほぼ東京ディズニーシーと同じです。

そんな神聖な国は、ローマからのアクセスがとてもいいです。1日でまわれるので、ローマ観光にぜひ組み込みたいです。2日目におすすめです。

サン・ピエトロ大聖堂 メトロ「オッタヴィアーノ(ottaviano)」駅から徒歩12分

サン・ピエトロ大聖堂の地は、初代教皇の「ペトロ」の殉教の地であり、「ピエトロ」は、「ペトロ」を意味しています。

サンピエトロ大聖堂(MiU撮影)
サンピエトロ大聖堂(MiU撮影)

ペトロ像」や、ミケランジェロの「ピエタ像」など、さまざまな彫刻や建造物を有しています。

この「サン・ピエトロ大聖堂」には、コロッセオの石材が再利用されています。

荘厳で、神聖で、キリスト教徒にとって重要な大聖堂を、ぜひその目でたしかめてみてください。

サン・ピエトロ大聖堂は、入場は無料で、予約なしで入場できます。持ち物検査があるので、危険物がないか確認しておきましょう。

ヴァチカン美術館

サンピエトロ大聖堂のほぼお隣にあるヴァチカン美術館は、一度は聞いたことがある名画を多数収容している、かならず訪れたいスポットです。

かの有名な「考える人」やラファエロ「アテネの学童」ミケランジェロ「最後の審判」、また作者不詳の「ラオコーン」などの原物(原画)などなど、ここでは挙げきれないくらい、とにかくたくさんの作品が飾られています。

アテネの学堂(MiU撮影)
アテネの学堂(MiU撮影)

全長は7kmといわれており、「最後の審判」がある「システィーナ礼拝堂」を含め、すべて見て回ると3時間くらいはかかってしまいます。

なので、あらかじめ見たい作品のあたりをつけていくのがおすすめです。

ヴァチカン美術館に行くなら、予約をしていきましょう。枠が早めに埋まってしまうので、日程が決まったらすぐに予約してしまうのがおすすめです。

公式サイトはこちらです↓

https://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en.html

入場料
20ユーロ(約3,260円)
+オンライン予約手数料5ユーロ(約815円)

3日目はローマの休日の気分に浸る

3日目はローマ観光に戻ります。

サンタンジェロ城 メトロ「レパント(Lepanto)駅」から徒歩18分

サンタンジェロ城(MiU撮影)
サンタンジェロ城(MiU撮影)

見た目は「お城」っぽくないサンタンジェロ城ですが、もともとは皇帝のお墓として建てられ、その後要塞として利用されました。

お城というより、どちらかというと要塞に近いです。

かの有名な、「ローマの休日」の舞踏シーンの舞台となったお城です。

入場料
14ドル(約2,282円)
(ローマパス対象)

真実の口 メトロ「チルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅」から徒歩11分

「サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂」という教会にある真実の口

こちらもローマの休日で、アン王女の前で、新聞記者のジョーが「手を入れたら抜けなくなった」ふりをして泣かせてしまうシーンで有名な石像です。

MiU

勇気のある方は、ぜひ手を入れてみてください

カラカラ浴場 メトロ「チルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅」から徒歩11分

カラカラ浴場(MiU撮影)
カラカラ浴場(MiU撮影)

世界遺産である「カラカラ浴場」は、入浴文化のあったローマ市民のために、「カラカラ」帝が建てた浴場の跡です。

なんと、設立は216年と、大昔ですが、建物が結構残っているのが驚きです。

MiU

古代の人もお風呂好きだったなんて、なんだかほっこりしちゃいますね

入場料
13ユーロ(約2,119円)

トレヴィの泉 メトロ「バーバリニ(Barberini)駅」から徒歩9分

トレビの泉(MiU撮影)
トレビの泉(MiU撮影)

1762年に建てられたトレヴィの泉は、トレヴィの泉があった3つの道を意味するイタリア語「トリヴィオ」に由来しています。

数あるバロック建築のなかでも傑作と言われ、泉の美しい色も映え、大人気の観光地です。

「トレヴィの泉」には、コイン投げのジンクスがあります。
コイン1枚では「もう一度ローマを訪れることができる」、2枚では「大切な人とずっと一緒にいられる」、3枚であれば「恋人や配偶者と別れられる」を意味するので、ぜひ願掛けしてみましょう。投げるときは、後ろを向いて右手で投げます。

スリの多発地としても知られているので、しっかりと防犯対策をしていきましょう!

スペイン広場 トレヴィの泉から徒歩9分

スペイン広場は、スペイン階段で知られる観光スポットです。

もともと近くにスペインの大使館があったことが、命名の理由です。

階段を上がっていくと、だんだんとローマの景色が見渡せるようになってきます。

スペイン階段の上から見た景色(MiU撮影)
スペイン階段の上から見た景色(MiU撮影)
MiU

頂上からみる夕焼けは美しく、多くの人が夕焼けの瞬間を待っていました

この日はホテルに戻り、翌日、朝の便で日本に向かいます。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

イタリアの首都・ローマと隣国バチカンは、有名な観光地がたくさんあり、旅行におすすめのエリアです。

素敵な旅になることを願っています。

イタリアお役立ち情報
日伊の直行便
(2025)   
成田→フィウミチーノ:約13~14h
関西→フィウミチーノ:約13h
コンセント
電圧
コンセント:日本A、伊A・C・SE
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、伊125~220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
通貨€(ユーロ)
1ユーロ=約160円(2025現在)
カード払いが主流
両替の記事はこちら
通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
伊の携帯電話事情の記事はこちら
チップ不要*チップBOXがあれば任意
時差日本-8h
※サマータイム中は上記-7h

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