イタリアの両替・支払い方法:現金かクレカか【2025最新】

イタリア両替・支払いイメージ(MiU作成)
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こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、イタリアでの支払い方法について紹介します。

この記事でわかること
  • イタリアの支払い方法
  • 各方法の特徴とおすすめの場合
  • イタリアでおすすめの決済方法
  • カードサーチャージについて
目次

イタリアでの支払い方法

海外旅行に行くとき、現地での支払いはどのように行えばよいのでしょうか。

この記事では、イタリアでの支払い方法の選択肢を紹介し、どれがおすすめなのか検討していきます。

イタリアでの支払い方法として、以下の選択肢があります。

  • カード払い
  • 現金

以下では、それぞれについて、その特徴を紹介します。

①カード払い

イタリア国内でもっとも人気の支払い方法は、カード払いです。

デビットカードやクレジットカードを使っている人が多く、日本からカードを持参すれば、公共交通機関の運賃の支払いにも使えます。実際にローマでは、タップ&ゴーという仕組みがあり、非接触型のカードやカードを入れたスマホでの支払いに対応しています。

日本からカードを持っていく場合は、国際ブランドがついたデビットカードやクレジットカードを持っていきましょう。

カードのブランドを選ぶときは、イタリアを含め世界中で人気のブランドであるVisaMasterがおすすめです。限度額や紛失時のことを考慮すると、カードは1枚、できれば2枚あると安心です。

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私はイタリアで、クレカを主に使いました。使えない場面はほぼなく、現金が必要な場面といえば、一部のトイレのチップくらいかなという印象です

参考:tap&go

②現金

現在はイタリア国内において、カード払いが圧倒的に主流ですが、現金を受け入れているお店もまだあります。

イタリアの現金を手に入れるには、日本円を何らかの手段で両替する必要があります。

また、カードを紛失したり、カードが使えない場面に備えて、数万円程度の少額の日本円を持っていくのがおすすめです。

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イタリアではキャッシュレスが浸透しており、現金払いをする人は、たまに見かける程度です。念のため日本円を持っていると、現地で現金が必要になったときに両替をすることができるので安心かなと思います

ユーロの入手方法

イタリアの通貨ユーロの入手方法として、以下の選択肢があります。

  • 両替所(両替機)
  • 現地引き出し
  • 海外送金

それぞれについて、特徴ややり方を紹介します。

①両替所(両替機)

日本円をユーロへ両替をする場所のおすすめとしては、

  • 日本の両替所≒現地引き出し
  • 日本の空港
  • 現地の両替所
  • 現地の空港
  • ホテルで両替

で上から順にレートが有利と言われています。

ユーロは日本の街中にある両替所や金券ショップで両替するのが有利と言われています。

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私はユーロを国内で両替していきました。基本はカードで支払い、必要な時だけユーロを使うようにしました

なお、国内であっても両替をする場合は身分証明書が必要な場合もあるため、念のため持参するのがおすすめです。

日本の空港での両替は、レートは街中に劣りますが、出発前に両替できるというメリットがあります。

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空港では、メイン階から離れた人目につかないような場所にある両替所のレートがよかったりすることもあるので、時間があれば両替所同士のレートを比べるのがおすすめです

現地での両替は、レートや手数料の関係でお得感が低いため、どうしても現金が必要になったときに行うのがおすすめです。このあと紹介する現地引き出しが、総額でお得になりやすいです。

②現地引き出し

イタリアで現金を手に入れる方法の一つとして、現地のATMにて日本のカードを使って現地通貨を引き出す、という手があります。

日本で発行されたカードであっても、海外キャッシング(※利息あり)や、海外ATM引き出しに対応したものであれば、イタリアのATMでユーロを引き出すことができます。

その際、海外における利用の手数料や為替手数料などがかかることが多いですが、両替に比べてお得になる場合もあるため、現金を使いたい場合におすすめの選択肢です。

クレジットカードの海外キャッシングは借金であるため利息がかかりますが、デビットカードであれば利息ではなく手数料を含めてすぐに引き落とされるため、のちに請求がくるのが不安な場合におすすめです。

対して、クレジットカードの海外キャッシングは、利息がつきますが、すぐに返済できればデビットカードよりお得になることがあるため、返済が早めにできる場合におすすめの選択肢です。

  • クレジットカード:すぐに返済する場合は安くなる傾向にある
  • デビットカード:すぐに引き落とされ金額がわかりやすい
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私はデビットカードで引き出したことが何度かありますが、手数料がかかる一方で、レート的にそこまで不利ではないという印象でした。街中で現金が必要な場面でおすすめです

海外での引き出しのやり方は、現地の銀行にあるATMに行き、カードを挿入し、希望の金額をユーロで入力します。PINコードが求められることもあるので、4桁の番号を覚えておくようにしましょう。

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現地の大手銀行であれば、ATMを安心して利用できます

③海外送金

日本の口座から日本円をイタリアの口座へユーロとして送るのが、海外送金です。

海外送金は、銀行を選べば為替レートが有利になり、また手数料も抑えることができます。

長期滞在でイタリアに口座を持っている場合や、wiseなどで海外にバーチャルの銀行口座を持つことによって、海外送金ができる場合におすすめの選択肢です。

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私は長期滞在の場合、wiseを使っています。為替レート的にもっともお得感があるため、海外口座をもっている場合はwiseを優先的に使います。短期の場合はクレカやデビットカードで対応するのがおすすめです

こんなときどうする?

カードを持っていれば現金を持たなくても大丈夫?

イタリアでは、現在カード払いが圧倒的に主流です。

そのため、クレジットカードやデビットカードがあればほとんどの場合対応できるため、現金がなくても滞在することは可能です。

ただし、カードを紛失してしまうと支払い手段がなくなってしまうため、現金は少額でよいので持っていくことをおすすめします。

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短期の旅行であれば、2~5万円ほどあればいいと思います。長期にわたって滞在する場合は、10万円ほどあると安心かなと思います

カードサーチャージって?

一部の外国では、クレジットカードやデビットカードを使うときにサーチャージといわれる上乗せ料金を適用している場合があります。

イタリアを含むEU諸国ではサーチャージを課すことが法律で禁止されているため、レストランや小売店などではカード払いにサーチャージが適用されることはありません。

参考:Electronic & cash payments and rules on surcharges – Your Europe

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

イタリアでは、キャッシュレスが普及しておりカードをもっていると便利です。

また、万一に備え、少額の現金をもっていると安心です。

素敵な旅になることを願っています。

イタリアお役立ち情報
日伊の直行便
(2025)   
成田→フィウミチーノ:約13~14h
関西→フィウミチーノ:約13h
コンセント
電圧
コンセント:日本A、伊A・C・SE
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、伊125~220V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
通貨€(ユーロ)
1ユーロ=約160円(2025現在)
カード払いが主流
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通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
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チップ不要*チップBOXがあれば任意
時差日本-8h
※サマータイム中は上記-7h
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