
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、イタリアのローマとヴァチカン市国に3泊4日で行くプランを紹介しています。
※1ユーロ=163円で計算しています。
ローマ・ヴァチカンへ
イタリアの首都ローマとヴァチカン市国に3泊4日で旅します。
飛行機の時間の関係で、観光できるのは実質3日間になります。

ローマパスを購入するのもおすすめ
ローマのフィウミチーノ空港に着いたら、まずローマパスを購入します。
ローマパスは、値段によって交通機関の有効期限、施設を入場無料にできる回数が異なります。
※無料の施設を使い切った場合、それ以降の施設は割引価格が適用されます。
※時間は、最初にどこかに入場した時間、または、最初に公共交通機関にタッチした時から始まります。
ローマの交通事情
市内はメトロ(地下鉄)が通っており、おおむね時間通りの運行でした。ローマパスが使えました。メトロは便利で、ほとんどの観光地にメトロで行くことができます。
市内までは、レオナルドエクスプレスを使いました。チケットは自動券売機で購入できます。

1日目は「コロッセオ」を中心にローマ観光
コロッセオ メトロ「コロッセオ(Colosseo)駅」から徒歩3分

ローマにいったら、ここは訪れておきたい、コロッセオ。
闘技場として建てられたコロッセオは、剣闘士や猛獣が、どちらかが命を落とすまで闘い、それを娯楽として市民が見物するためにありました。
また、観客席には、上段に行くほど身分が低い人が座っていました。
このあとご紹介するフォロ・ロマーノなどとともに、世界遺産に登録されています。
コロッセオの入場には事前予約が必要で、日時を指定しておきます。ローマパスを買う前に予約ができるので、忘れずに行いましょう。(当日予約もできますが、枠があるため、事前に行うのが安心です)

私は公式サイトから予約しました。
ローマパスを使う場合、無料枠で行く場合は無料の予約、割引枠で行くなら入場料つきの予約(11.5ユーロ(約1,875円))を選択します。
こちらのページからローマパス専用の予約ができます。予約は1か月前からです。
24h – COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE – ROME PASS – Parco Archeologico del Colosseo
フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘
「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」は、2000年以上前に建てられたローマの遺跡です。
古代遺跡フォロ・ロマーノはユリウス・カサエルが演説をしたことで知られています。
パラティーノの丘は、歴代の皇帝が邸宅を構えていた場所だといわれています。
これら2つも、コロッセオと一緒にまわることをおすすめします。コロッセオの共通パスで入ることができます。
ローマのおすすめ宿
ローマの観光地は、比較的密集しているため、一つの拠点を決めて動き回る、ということが可能です。荷物が多くても、連泊すれば移動せずにすみます。
この旅で、私はベストウェスタンホテルプレジデントに連泊しました。
メトロ駅マンゾニ(Manzoni)から歩いてすぐです。
コロッセオに歩いて16分で行くことができます。
ホテル内は、ビジネスホテルのような雰囲気で、また綺麗な部屋でリラックスできました。

朝夕の食事が、朝食はビュッフェ、夕食はコース形式で本当に美味しく、とても満足度が高かったです。毎晩、今日のメインは何だろうと楽しみにしていました
2日目はヴァチカン市国をまわる
ヴァチカン市国は、国民がカトリック教会の聖職者である「カトリックの総本山」です。
面積は世界一小さく、ほぼ東京ディズニーシーと同じです。
そんな神聖な国は、ローマからのアクセスがとてもいいです。1日でまわれるので、ローマ観光にぜひ組み込みたいです。2日目におすすめです。
サン・ピエトロ大聖堂 メトロ「オッタヴィアーノ(ottaviano)」駅から徒歩12分
サン・ピエトロ大聖堂の地は、初代教皇の「ペトロ」の殉教の地であり、「ピエトロ」は、「ペトロ」を意味しています。

「ペトロ像」や、ミケランジェロの「ピエタ像」など、さまざまな彫刻や建造物を有しています。
この「サン・ピエトロ大聖堂」には、コロッセオの石材が再利用されています。
荘厳で、神聖で、キリスト教徒にとって重要な大聖堂を、ぜひその目でたしかめてみてください。
サン・ピエトロ大聖堂は、入場は無料で、予約なしで入場できます。持ち物検査があるので、危険物がないか確認しておきましょう。

ヴァチカン美術館
サンピエトロ大聖堂のほぼお隣にあるヴァチカン美術館は、一度は聞いたことがある名画を多数収容している、かならず訪れたいスポットです。
かの有名な「考える人」やラファエロ「アテネの学童」、ミケランジェロ「最後の審判」、また作者不詳の「ラオコーン」などの原物(原画)などなど、ここでは挙げきれないくらい、とにかくたくさんの作品が飾られています。

全長は7kmといわれており、「最後の審判」がある「システィーナ礼拝堂」を含め、すべて見て回ると3時間くらいはかかってしまいます。
なので、あらかじめ見たい作品のあたりをつけていくのがおすすめです。
ヴァチカン美術館に行くなら、予約をしていきましょう。枠が早めに埋まってしまうので、日程が決まったらすぐに予約してしまうのがおすすめです。
公式サイトはこちらです↓
https://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en.html

3日目はローマの休日の気分に浸る
3日目はローマ観光に戻ります。
サンタンジェロ城 メトロ「レパント(Lepanto)駅」から徒歩18分

見た目は「お城」っぽくないサンタンジェロ城ですが、もともとは皇帝のお墓として建てられ、その後要塞として利用されました。
お城というより、どちらかというと要塞に近いです。
かの有名な、「ローマの休日」の舞踏シーンの舞台となったお城です。

真実の口 メトロ「チルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅」から徒歩11分
「サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂」という教会にある真実の口。
こちらもローマの休日で、アン王女の前で、新聞記者のジョーが「手を入れたら抜けなくなった」ふりをして泣かせてしまうシーンで有名な石像です。

勇気のある方は、ぜひ手を入れてみてください

カラカラ浴場 メトロ「チルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅」から徒歩11分

世界遺産である「カラカラ浴場」は、入浴文化のあったローマ市民のために、「カラカラ」帝が建てた浴場の跡です。
なんと、設立は216年と、大昔ですが、建物が結構残っているのが驚きです。

古代の人もお風呂好きだったなんて、なんだかほっこりしちゃいますね

トレヴィの泉 メトロ「バーバリニ(Barberini)駅」から徒歩9分

1762年に建てられたトレヴィの泉は、トレヴィの泉があった3つの道を意味するイタリア語「トリヴィオ」に由来しています。
数あるバロック建築のなかでも傑作と言われ、泉の美しい色も映え、大人気の観光地です。
「トレヴィの泉」には、コイン投げのジンクスがあります。
コイン1枚では「もう一度ローマを訪れることができる」、2枚では「大切な人とずっと一緒にいられる」、3枚であれば「恋人や配偶者と別れられる」を意味するので、ぜひ願掛けしてみましょう。投げるときは、後ろを向いて右手で投げます。
スリの多発地としても知られているので、しっかりと防犯対策をしていきましょう!

スペイン広場 トレヴィの泉から徒歩9分
スペイン広場は、スペイン階段で知られる観光スポットです。
もともと近くにスペインの大使館があったことが、命名の理由です。
階段を上がっていくと、だんだんとローマの景色が見渡せるようになってきます。


頂上からみる夕焼けは美しく、多くの人が夕焼けの瞬間を待っていました

この日はホテルに戻り、翌日、朝の便で日本に向かいます。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
イタリアの首都・ローマと隣国バチカンは、有名な観光地がたくさんあり、旅行におすすめのエリアです。
素敵な旅になることを願っています。
イタリアお役立ち情報 | |
日伊の直行便 (2025) | 成田→フィウミチーノ:約13~14h 関西→フィウミチーノ:約13h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本A、伊A・C・SE →変換プラグが必要 電圧:日本100V、伊125~220V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | €(ユーロ) 1ユーロ=約160円(2025現在) カード払いが主流 両替の記事はこちら |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 伊の携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本-8h ※サマータイム中は上記-7h |