
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、韓国の祝日について紹介します。
韓国の祝日
韓国の祝日とは
韓国にも、日本と同じように祝日があります。
祝日には、学校や一部の業種をのぞく会社がお休みになります。
韓国の祝日も、日本の祝日、たとえば「勤労感謝の日」や「春分の日」、「天皇誕生日」などのように、それぞれの意味をもって祝われる日です。
韓国の祝日一覧
韓国の2025年における祝日を一覧で紹介します。
1月1日(水) – 元日
1月27日(月)- 振替休日
1月28日(火)- 旧正月(Seollal)
1月29日(水)- 旧正月(Seollal)
1月30日(木)- 旧正月(Seollal)
3月1日(土) – 独立運動の日(Independence Movement Day)
3月3日(月) – 振替休日
5月1日(木) – 労働者の日(Labor Day)
5月5日(月) – こどもの日(Children’s Day)
5月6日(火) – 振替休日
6月3日(火) – 大統領選挙の日(President Election Day)
6月6日(金) – 戦没者追悼の日(Memorial Day)
8月15日(金) – 解放記念日(Liberation Day)
10月3日(金) – 建国記念の日(National Foundation Day)
10月5日(日) – 秋夕(Chuseok)
10月6日(月) – 秋夕(Chuseok)
10月7日(火) – 秋夕(Chuseok)
10月8日(水) – 祝日振替休日
10月9日(木) – ハングルの日(Hangeul Day)
12月25日(木) – クリスマス(Christmas)
データ参照元:KCS FTA PORTAL
各祝日の意味
以下では、おもな祝日のもつ意味を紹介します。
祝日の日付 | 祝日名 | 意味 |
---|---|---|
1月1日 | 신정 (元日) | 新年を祝う日 |
1月25日 | 설날 (旧正月) | 先祖に敬意を表す、伝統的な新年の祝日 |
3月1日 | 삼일절 (独立運動の日) | 1919年の三一独立運動を記念した日 |
5月5日 | 어린이날 (こどもの日) | 子どもたちの成長や健康を願う日 |
5月8日 | 어버이날 (父母の日) | 両親を敬う日 |
5月15日 | 스승의 날 (先生の日) | 教師への感謝を表す日 |
6月6日 | 현충일 (戦没者追悼の日) | 戦争で亡くなった軍人を追悼する日 |
8月15日 | 광복절 (解放記念日) | 日本からの解放を記念した日 |
10月3日 | 개천절 (建国記念の日) | 紀元前の建国を祝う日 |
10月9日 | 한글날 (ハングルの日) | ハングル文字の創設を記念する日 |
12月25日 | 성탄절 (クリスマス) | イエス・キリストの誕生を祝う日 |
韓国の大晦日、正月
韓国の大晦日には、年越しに鐘つきが行われます。
また、年末には家族や友人と集まり、ソンニョンフェとよばれる食事会を行います。
また、正月はおもに家族との時間を過ごします。
ハングルの日
韓国語の한글(ハングル)は、漢字に代わる簡素で学びやすい文字として、1446年に公布されました。
ハングルが交付されてからも、漢字の使用がなくなったわけではなく、公の場では漢字が使われていました。
日本の植民地として支配されていた時期にはハングルの使用が制限され、独立に向けてハングルへの運動が活発化し、現在はハングルが一般的に使われるようになりました。
韓国では、国にとって重要なハングルが交付された10月9日を、ハングルの日として祝日に定めています。

韓国の歴史的な建物の看板には、ハングルではなく漢字が使われているものも多くありました。ハングルができてからも漢字が使われていたことが表れているなと思います
韓国のクリスマス
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日です。
韓国では、キリスト教徒が国民の3割であるといわれ、クリスマスは重要視されています。
韓国のクリスマスは日本と同じようにセールやイベントが行われたり、恋人、家族と過ごす日である一方、宗教上の重要な日として、ミサが行われる日でもあります。
日本との違い
韓国と日本の祝日の違いとしては、どのようなことがあるのでしょうか。
祝日の数
韓国と日本の祝日の数を比較してみます。
以下では、2025年の祝日の数をもとに、韓国と日本の祝日を比べています。
なお、両者とも振替休日を含めず、純粋な祝日のみをカウントしています。
韓国の祝日 | 日本の祝日 |
---|---|
計16日 | 計16日 |

韓国と日本の祝日の数は、2025年には同じでした。日付や内容は異なるものの、日数は同じく世界トップクラスに多いです
祝日の意味
韓国と日本、どちらにもある祝日ですが、その意味は少し異なる部分があります。
韓国では、祝日の数々が事実に基づいており、戦争や独立、労働、文字の成立などに関する出来事に結びついたものが多いです。
対して日本では、自然に基づく祝日があります。春分の日や秋分の日などが代表的です。
反対に、両者に共通したものとしては、キリスト教、神道・仏教という、宗教にちなんだ祝日があります。また、こどもの日として子どもの成長を願ったり、大晦日に家族と食卓を囲むことも共通しています。

韓国は、日本と似ている祝日もあれば、キリスト教の教徒の割合から、宗教的な色合いが濃い日もあるのが興味深いですね
祝日の気になるポイント
お店は営業している?
韓国の祝日は、日本と似ており、旧正月やチュソク(秋夕)などをのぞき、店舗は開いていることが多いです。
祝日はセールなどでショッピングスポットが混みあうこともあります。
サーチャージがかかる?
一部の国では、祝日に「パブリックホリデーサーチャージ」といわれる祝日の追加料金を課す場合があります。
ですが、韓国では、日本同様、祝日に特別料金を適用するレストランは珍しいです。
ホテルや航空券は、祝日や休日に混みやすく、値段も高くなりやすいです。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
韓国の祝日は、日本の祝日と異なる日付けや意味、文化があります。
日本との共通点や違いを知ると興味深い点も多くあります。
素敵な旅になることを願っています。
韓国お役立ち情報 | |
日韓の直行便 (2025) | 成田→仁川(ソウル):約2~3h 成田→金海(プサン):約2~3h 関西→仁川(ソウル):約1~2h 関西→金海(プサン):約1~1.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日A、韓A・C・SE →変換プラグが必要 電圧:日本100V、韓220V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | 韓国ウォン 1ウォン=約0.11円(2025現在) カード払い・現金支払い 両替の記事はこちら |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 データ確保方法の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | なし |