こんにちは!世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅したMiUです。
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この記事では、民族衣装「チマチョゴリ」をご紹介します。
この記事でわかること
チマチョゴリとは?
チマチョゴリ(치마 저고리)は、女性の上下の服で、朝鮮の民族衣装の一種です。
「チマチョゴリ」という名称は、上下それぞれを指す「チマ」と「チョゴリ」からできた言葉です。
- チマ(치마)は、巻きスカートのことで、きれいな曲線が特徴です。
- チョゴリ(저고리)は、上着のことで、これは女性用だけでなく、男性用もあります。
ちなみに、男性用のチョゴリは、男性用のズボンである「パジ(바지)」とあわせて「パジチョゴリ」とよばれます。
子ども用の「セクトンチョゴリ」もあります。セクトン(색동)とは5色の縞のことで、その名の通り5本の縞が袖に描かれています。とても華やかで、かわいらしいです
チマチョゴリと韓服の違い
チマチョゴリは、韓服ともいわれます。
韓服(ハンボク)は、女性用のチマチョゴリや、男性用のパジチョゴリなどの朝鮮民族衣装全体を指したものです。
チマチョゴリは、韓服の一部(女性用の韓服)を指しているのですね
チマチョゴリの由来
チマチョゴリをはじめとした韓服は、北方アジアの放牧民が来ていた「胡服(こふく)」にルーツがあるといわれています。
胡服は、短い丈の上着に、長ズボンをはいたもので、全体的にぴったりとしていて、動きやすくなっています。
そんな胡服に、時代とともにモンゴルや中国の要素などが加わり、できたのが韓服です。
モンゴルの民族衣装も、胡服の流れを汲んでいるといわれています
現在の韓服の素材には、絹や化学繊維などが使われています。
しかし、階級制度があったころは、その階級に合わせた素材が使われていました。
現代の韓服はイベント時のみ
そんな朝鮮民族の衣装、韓服ですが、現代では、毎日着用されることはめったにありません。
韓国の靑鶴洞(チョンハクトン)という釜山の一部地域では常時着用されていますが、その他の地域では結婚式や成人式などの行事で着用されることが多いです。
日本でいう着物のような位置づけですね。景福宮で着た時、胸部に締め付けを感じました。それも、着物のような特別感がありました。しかし、チマのふんわり感は唯一無二で、とても優雅な気分に浸れました。景福宮をはじめとした韓国の主要古宮は、韓服を着ていくと入場無料になるので、ぜひ韓服を着て観光してみてください。
チマチョゴリ・韓服で韓国をもっと楽しもう
いかがでしたか?
チマチョゴリは女性用の上下衣装を指し、韓服の一種で、とても優雅な魅力があります。
男性用や子ども用の韓服もあり、とても特徴的な民族衣装で見ても着ても楽しいです。
ぜひ、韓服を楽しんでください。
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