こんにちは!世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅したMiUです。
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この記事では、韓国のソウル北部にある「창덕궁(昌徳宮・チャンドックン)」についてご紹介します。
この記事でわかること
晶徳宮とは
晶徳宮は、1405年に大宗によって、「景福宮(キョンボックン)」の離宮として建てられた宮殿です。
五大古宮とよばれる以下5つの宮殿のなかで、唯一世界文化遺産に登録(1997年)されています。
- 景福宮(キョンボックン)
- 慶熙宮(キョンヒグン)
- 徳寿宮(トクスグン)
- 昌慶宮(チャンギョングン)
- 昌徳宮(チャンドックン)
昌徳宮は、朝鮮王朝の王宮のなかで、もっとも当時の雰囲気を残している宮殿としても知られています。
韓国ドラマでおなじみの景福宮が観光地として人気がありますが、昌徳宮も、歴史という観点では必ず訪れたいスポットです。王宮と庭園が美しく映える景色を、現地で眺めてみてください
また、昌徳宮は、ソウルで2番目に、世界文化遺産に登録された遺産でもあります。
ちなみに、ソウルで最初に世界遺産に登録されたのは「宗廟」です
もっとも長く朝鮮の王が住んでいた昌徳宮
昌徳宮は、文禄の役で焼失し、1610年に再建されました。
その際に焼失した景福宮(当時の正宮)は、風水で不吉とされたため、再建に時間がかかりました。
景福宮再建(1868年)までのおよそ270年の間、代わりに昌徳宮が正宮として使用され、朝鮮王朝の政務がとられました。
朝鮮王朝の歴史のなかで、王がもっとも長く政務をとった宮殿として知られています
歴史ある建築の数々も必見
敦化門(トンファムン)は、昌徳宮の正門として1412年に建てられました。
現在の敦化門は1609年に再建されたもので、韓国の現存する門のなかで最古の門といわれています。
また、敦化門の先にある「錦川橋」も、韓国で最古の橋といわれ、必見です。
昌徳宮には、13棟の木造建築が現存しています。
一つひとつの建造物に威厳があり、韓国の建築美を感じました。また、庭園も、韓国の造園技術が駆使されていて、とてもきれいでした。建物の看板が、現在使われているハングルではなく漢字であるところにも、歴史を感じました
창경궁(晶慶宮・チャンギョングン)もあわせて訪れるのがおすすめ!
昌徳宮とあわせて訪れたい「晶慶宮(チャンギョングン)」は、昌徳宮と入口がつながっており、同日にまわるのがおすすめです。
晶慶宮の入口は、昌徳宮のなかにあり、入口前にある券売所でチケットを購入することによって入場することができます。
晶慶宮とは
晶慶宮は、昌徳宮や景福宮などの五大古宮のひとつといわれ、朝鮮王朝の歴史を感じることができます。
なかでも、明政殿という宮殿の本堂は、1616年に再建されたものが現存しており、ソウル内の宮殿でもっとも古い本堂といわれています。
晶慶宮は、日本による朝鮮征服の一部として、2回にわたって大部分が破壊され、その跡地には動物園や博物館、植物園などが建てられました。
現在、動物園と植物園は、ソウル大公園に移されています
昌徳宮の営業時間は?
昌徳宮は、毎週月曜日が定休日です。
月曜日が祝日の場合、次の日が休日になります。
また、昌徳宮の営業時間は、以下のとおりです。
2~5月 9:00~18:00
6~8月 9:00~18:30
9~10月 9:00~18:00
11~1月 9:00~17:30
※最終入場は、閉園の1時間前です。
昌徳宮の入場料は?
昌徳宮の入場料は、有料です。
大人(19~64歳):₩3000(約330円)
また、晶慶宮の入場料も有料です。
大人(19~64歳):₩1000(約110円)
※韓服を着ていくと、無料になります。
※月の最終水曜日「文化の日」は、だれでも入場無料になります。
ちなみに、昌徳宮には、「後苑」(通称「秘苑」)という美しい庭園があります。
ガイド付きの特別観覧に限り入場が可能で、事前予約または当日予約が必要です(1日につき各50名)。
昌徳宮までのアクセスは?
昌徳宮までは、地下鉄が便利です。
「アングク駅」の3番出口から徒歩9分です。
昌徳宮は現存する建築や美しい庭園が残る必見スポット!
いかがでしたか?
昌徳宮は、古宮のなかでも、一番といえるほど、朝鮮王朝の当時の姿を伝える宮殿です。
世界遺産にも登録されたその歴史深さや、景色の美しさを現地で感じてみてください。
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