こんにちは!世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅したMiUです。
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この記事では、韓国の食文化とおすすめのグルメをご紹介します。
この記事でわかること
韓国の食文化とは?
韓国の主食は、日本と同じお米です。
カトラリーとしては、金属でできた「チョッカラ」とよばれるお箸と「スッカラ」というスプーンが用いられます。
韓国の食文化に根づく考え
韓国には、「薬食同源」という考えが根づいています。
これは、「薬と食事は元をたどれば同じで、普段の食生活によって健康に生活できる」という意味があり、韓医学という韓国の伝統的な医学が影響したものです。
韓国の食事は、とても健康的で、バランスが取れているなと感じました。たくさんの品目を一度の食事でとれるので、とても満たされます
韓国の定食は、スープ・ごはん・数種類のおかずが基本で、一度の食事で多くの食材が食べられます。
おかずが増えるにつれ豪華さも増し、宮廷では12種類のおかずを提供されていました。
韓国の発酵文化
韓国の食事には、キムチやコチュジャンなどの発酵食品がたくさん登場します。
これは、韓国の厳しい寒さを乗り越えるため、保存食が発達したためです。
また、韓国には「パンチャン」というおかず文化があり、野菜を主として、さまざまな調理法によって作られたおかずが「常備菜」として冷蔵庫にストックされています。
プサンの食堂で注文した定食では、おかずがテーブルいっぱいに広げられ、なくなったおかずはおかわりもできました。個人的に一番感動したポイントです。韓国の「おもてなし」を感じました。
韓国グルメ15選
食文化が豊かな韓国のなかでも、おすすめグルメ15選をご紹介します。
①プルコギ
プルコギは、「火」という意味の「プル」と「肉」という意味の「コギ」を合わせた食べ物で、日本語では「焼肉」と訳されることもあります。
しかし、日本の焼肉とは似て非なるものです。
薄切りの牛肉を、しょうゆベースの甘い汁に漬け込み、焼いたもので、レストランではプルコギパンとよばれる鍋で焼いたり、鉄板で出てきたりします。
玉ねぎやきのこなどの具材と一緒に提供されることもあります。
味付けが絶妙で、お箸が止まりません。ごはんとの相性も抜群です
②ピビンパ
「パッ」(ごはん)を「ピビム」(混ぜる)という意味があるピビンパ。
ごはんの上に、ナムルとコチュジャンをトッピングしたピビンパは、日本でもとても有名な韓国料理です。
専用の石鍋を焼いて、おこげを楽しむ「石焼ピビンパ」も人気です。
韓国料理の定番ですね。韓国では、「混ぜる」という行為が食事に取り入れられていて、混ぜることによっておいしさを引き出すことができる料理が多くあります
③チャプチェ
チャプチェは、炒めた野菜とタンミョン(韓国の春雨のようなもの)の和え物です。
しょうゆベースの甘辛いタレが絡まっていて、癖になる味わいです。
プサンの食堂で食べたチャプチェがとてもおいしくて、チャプチェにはまってしまいました。(何回かお代わりしてしまいました…)
④サムゲタン
参鶏湯(サムゲタン)とは、若鶏のなかにもち米・ナツメ・高麗人参などを詰めて煮たスープのことです。
長時間煮込むため、鶏肉がとても柔らかくなり、箸で崩れるほどになります。
サムゲタンは「薬膳スープ」ともいわれ、体にしみる味がします。私が食べたものには、「クコの実」が入っていました。お店によるアレンジも楽しめます
⑤トッポギ(トッポッキ)
トッポギは、お餅を甘辛いタレで煮込んだものです。
「トック」というお餅を「ポギ」(炒める)韓国料理で、もともとは、お餅を炒めた宮廷料理でしたが、現在では、煮込まれることが多くなっています。
また、お餅は、もち米ではなく、うるち米から作られているのが特徴です。
明洞の屋台で食べたトッポッキが、辛さが控えめで食べやすく、お餅も太くてとても美味しかったです。お店によって味付けも異なるので、お好みのトッポッキを見つけてみてください
⑥キンパ(キムパ)
キンパは、キム(海苔)でパッ(ごはん)を包んだもので、一見海苔巻きのようです。
しかし、海苔巻きとは異なり、酢飯ではなく、ごま油がきいたご飯を使用していて、うまみが感じられる味つけとなっています。
コンビニでも販売されていて、手軽に楽しむことができます。具材がチキンやナムルなど、バラエティー豊富で、どれを食べようか毎回迷ってしまいます
⑦チヂミ
小麦粉に具材を混ぜ合わせ、平らに広げて焼いたチヂミは、「韓国風お好み焼き」ともいわれ、日本の韓国料理店でもよく見かける韓国料理です。
そのまま食べたり、甘辛いタレにつけていただいたりします。
ちなみに、「チヂミ」は韓国の方言で、日本人が言いやすいため日本で広まったと考えられています。韓国では「プチムゲ」または「ジョン」といわれるのが一般的です。また厳密には、ジョンはプチムゲの一種です。
外はカリッと、中はもちっとしていて、なんといってもタレがおいしい!シンプルながら癖になる味わいで、韓国料理の鉄板ですね
⑧チゲ
「チゲ」とは鍋や鍋料理のことで、韓国のチゲは1人前が一般的です。
ご飯にそえられる汁物のようなイメージです。
チゲにご飯を入れて食べる「クッパ」として食べられることもあります。
キムチを入れる「キムチチゲ」や純豆腐(やわらかい豆腐)の「スンドゥブチゲ」などが有名ですね。冬場は特に、体が温まります
⑨ナムル
ナムルは、山菜や野菜を和えたもので、韓国の家庭料理として普及しています。
韓国の家庭では、「常備菜」として、複数の種類のおかずが冷蔵庫に保存されていることが多いです。
ナムルも常備菜として、家庭の食卓に上がることが多くあります。
ピビンパの具としても使われますが、韓国では冷蔵庫に常備するものとしてナムルが作られます。食堂に行くと、ナムルが何種類もあって楽しいです
⑩おでん
韓国にも、「おでん」があるんです。
日本語の「おでん」が伝わったものですが、韓国では揚げかまぼこを主な具材としていて、屋台料理としても提供されます。
長い串にさしてあることも多く、日本のおでんとは似て非なるものです。
また、おでんは海産物で有名なプサンが本場とされています
おでんが販売されているのを、プサンやソウルの街中でみかけました。トッポッキと一緒に売られていることや、一緒に煮られていることも多かったです。味つけが日本のおでんと違っていました。現地でぜひ確かめてみてください
⑪キムチ
韓国料理でもっとも有名といっても過言ではないキムチ。
白菜を主として唐辛子やにんにくなどを混ぜたキムチは、韓国の寒い冬を越すための保存食として誕生しました。
唐辛子の辛さや、乳酸発酵の深い味わいが特徴で、韓国の食堂で必ずと言っていいほど提供されます。
日本に売られているキムチのほとんどは、国産の白菜を使い、辛さを抑え、発酵せずに作られた日本産のもので、韓国のものとは異なっています。
日本でも、たまに韓国産のキムチを見かけます。発酵されていると、時間がたつにつれて徐々に酸味が強くなっていき、風味の変化を楽しめます。本場の韓国では、よく発酵した酸味の強い味が特に好まれます
⑫サムギョプサル
「サムギョプサル」には、「3つの層の肉」という意味があり、その名の通り、豚の三枚肉(ばら肉)を焼いたものを指します。
豚肉をそのまま焼き、味付けは焼いてから行うのが一般的です。
お肉をハサミで切るのも、豪快で面白いですね
⑬ケジャン
「ケ」(カニ)と「ジャン」(調味料)という意味がある「ケジャン」は、新鮮な生のカニを調味料と和えて熟成させる韓国料理です。
日本で人気の「カンジャンケジャン」は、しょうゆベースのタレと和えたもので、韓国ドラマをきっかけとして人気が高まりました。
日本にはない料理で、新鮮でした。カンジャンケジャンを提供するお店では、観光中の日本人をよく見かけるくらい、日本人に人気のグルメです
韓国グルメ15選~スイーツ編~
ここからは、韓国で食べたいスイーツをご紹介します。
⑭クロッフル
クロッフルとは、クロワッサンの生地をワッフル型に焼いたもので、韓国発祥のスイーツです。
クロッフル自体はシンプルなお味で、トッピングがたくさんの種類から選べます。
2020年ごろから広がり、流行のスイーツとして世界中で人気を博しています。
東京の新大久保だけでなく、ニュージーランドやオーストラリアでも見かけました。世界的に人気のスイーツなんですね。食感が軽く、ぺろっと食べられます
⑮ホットク
ホットクも韓国発祥のスイーツで、もちもちとした生地にはちみつやナッツを入れて作ります。
生地がとてもシンプルなので、アレンジは無限大です。
お店によって異なるお味が楽しめるところも特徴です。
屋台で売られていることも多く、南大門市場にもたくさん屋台がありました。行列ができているお店もありました。もちろん、新大久保にも!価格がお手頃なので、ぜひ食べてみてください
韓国はグルメ大国!
いかがでしたか?
韓国は、本当に食文化が豊かで、おなかも心も満たされます。
韓国に行かれた際は、ぜひ現地スタイルの食事を体験してみてください。
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