こんにちは!世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅したMiUです。
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この記事では、韓国の屋台文化についてご紹介します。
この記事でわかること
韓国には屋台が多い!
韓国に行くと、とくに南大門市場や東大門市場、繁華街の明洞のような場所で、屋台をよく見かけます。
日本では、お祭りのときに一時的に見られますが、韓国ではいつ行っても屋台があるのが新鮮です
韓国の屋台の種類は2つある
そんな韓国の屋台ですが、韓国の屋台には2種類あります。
立ち食いが基本のノジョム
ノジョム(노점)は、漢字で露店と書き、鉄板や鍋などが目立つ屋台です。
販売されているのは主にトッポギやおでん、ホットクなどの軽食で、購入し、立って食べます。
エリアとしては、明洞や東大門に多くあります。
日本で見られる屋台に近いのがこちらのタイプです。値段がお手頃のものが多く、手軽に食べ歩きでき楽しいです
椅子に座って飲み食いできるポジャンマチャ
一方で、屋台のまわりに椅子があり、ビニールの幕で囲まれていることも多い「ポジャンマチャ(포장마차)」は漢字で布帳馬車と書き、可動式の屋台となっています。
お酒の肴となるホルモンやモツ、スープなどやトッポギなどが売られています。
南大門や東大門でよくみられる屋台のタイプです。
日本でも、博多などでみられる屋台のタイプに近いです。アルコールが提供されることも多いのが特徴です。独特の雰囲気が漂っています
韓国の屋台は多すぎて問題!?
韓国で屋台が見られるようになった当時、それらのほとんどが無許可のものでした。
無許可による屋台の営業では、事業者登録をしていないため脱税のおそれがあることや、食品衛生法の違反などが問題視されてきました。
そのような公衆衛生や税、また街の景観を守るために、韓国の地方自治体が取り組みをしています。
景福宮や昌徳宮のある鍾路(チョンノ)では、道にあった屋台をすべて取り壊し、花壇が作られました。
また、明洞では、露店の実名登録制度が採用されており、1人につき、1つの屋台に限定することによって、屋台を減らすことに寄与しています。
ほかの地域でも、露店に許可制度を設けることによって、無許可の露店が増設されることを防ぐ取り組みがされています。
コラム:日本の屋台も許可制
韓国の屋台事情をみてきましたが、日本の屋台はどうなっているのでしょうか。
日本では、屋台の出店には、食品衛生法や交通上の許可が必要になります。
日本の屋台は、戦後の闇市に端を発するものです。
従来の屋台には、衛生上の問題や、不法占拠などの問題があり、現在の許可制につながったと考えられます。
1964年の東京オリンピックをきっかけに、衛生上安全でない屋台が一斉に規制されました。
また、時代がたつにつれ、暴力団に関係した屋台も禁止されるようになりました。
日本の屋台は一部の観光名所を除き、お祭りやイベントの一時的なものとなっています。これは許可制度が関係していたのですね
韓国の屋台を楽しもう
いかがでしたか?
韓国では、一年中屋台を楽しむことができます。
屋台の種類にも着目して、ぜひ異文化を楽しんでください。
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