
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、ワーキングホリデーに人気の国ランキングと、ニュージーランドがおすすめな理由を紹介しています。
この記事でわかること
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、30歳までの若者が、他国の文化や生活を理解するために他国に滞在することを認める制度です。
日本は現在、30ヵ国とワーキングホリデービザ協定を結んでいます。
約1年間(国によっては最大3年まで延長可能)の休暇を目的とした滞在と、その資金を賄うための就労が認められます。
簡単にいえば、1年間その国にいられて(パスポートだけでは3か月までのところが多い)、かつ労働もできるということです。

また、ニュージーランドでは、この間に観光と最大6か月間の就学、つまり語学学校での学習をすることもできます。
ちなみに、入国日から1年の間は、出入国が自由です。
ワーホリ先で日本人に人気の国ランキング
では、そんなワーホリですが、日本人はどの国に行っているのでしょうか?
現在の日本人のワーホリ渡航人数を国ごとにランキングにすると、以下のようになります。
- 1位:オーストラリア 14000人/年
- 2位:カナダ 6500人/年
- 3位:ニュージーランド 2000~3000人/年
- 4位:フランス 1800人/年
- 5位:イギリス 1500人/年
※カナダ、フランス、イギリスについては、正確な数字はデータとしてありませんが、外務省が公表しているワーキングホリデー年間発給数の最大数を使用しています。
また、オーストラリアは2024年のオーストラリア政府の公表、ニュージーランドは概数になります。
ちなみに第5位のイギリスは、2024年から以下の変更が加えられました。
- 抽選制ではなく先着制に
- 年間6000人まで枠を増加
なので、イギリスは、今後、渡航人数が増えることが予想されます。
実際に住んでみて感じたニュージーランドのおすすめポイント6選

私は、オーストラリアが人気すぎて日本人だらけだと聞いたので、ワーホリ先として穴場感が強いニュージーランドをあえて選びました
ここでは、実際にニュージーランドでワーホリした私が、おすすめポイントを6つご紹介します。
①ニュージーランドは過ごしやすい

ニュージーランドは、とにかく「過ごしやすい」です。少なからず負担がかかる、海外暮らしのスタートを支えてくれる環境だと思います
過ごしやすいと感じる理由は、主にこちらです。
ひとつずつ、詳しく説明していきます。
ニュージーランドはちょうどよい気温
極端に暑くもなく寒くもなく、一年を通して過ごしやすいです。
オークランドの年間最高気温は23.7℃、最低気温は7.1℃です。
東京より最高気温が低く、最低気温が高いため、体への負担が少ないです。

また、四季があり、日本に似ているため過ごしやすいと感じます。

ニュージーランドに降り立って、最初に感じたのが、過ごしやすさです。植物や動物も日本に似ていて、心の落ち着きを感じます
外国に住むことは、慣れないこともありストレスがかかりやすいと思いますが、ニュージーランドは環境的なストレスが少ないと感じます。
これは、特に外国慣れしていない方におすすめのポイントです。
水道水が飲める
ニュージーランドの水道水は、飲むことができます。
そのうえニュージーランドの水道水は軟水で、日本と似た水質です。
そのため、水質が日本人に合っていると思います。

日本にいると気づきにくいですが、「水道水が口に入っても大丈夫」というのは世界的に見ればとても貴重なことなんです。
水道水が飲めない国では、以下のことが起こります。

私は、水道水を飲まないほうがいいと言われている国に行ったときに、強いストレスを感じました
ニュージーランドでは、安心して生活できます。
大自然が身近に
ニュージーランドはショッピングモールや商店街が充実しています。
最大の都市・オークランドについて、観光におすすめのスポットや交通機関を紹介しています↓↓↓

しかし、CBD(ビジネスの中心地)から電車やバスで数駅乗れば、すぐに大自然にアクセスすることができます。

いたるところに鳥がいて、山を見れば羊や牛がいて、癒されることまちがいなしです。

ニュージーランドの代名詞「人より羊が多い国」を実感することができます🐑🐑🐑
政府が禁煙に力を入れている
ニュージーランドでは、禁煙への取り組み意識が高く、カフェやレストラン、交通機関など公共の建物内では喫煙が禁止されています。
実際、街を歩いていると、日本より煙が気になる回数が少ないです。
そのくらい禁煙があたりまえなので、たばこの煙がストレスになる人にとって理想的な環境です。
②観光もおまかせ!
ニュージーランドは、観光におすすめなスポットがたくさんある国です。
ワーホリでは1年間滞在できるので、観光地をすべてまわることも可能です。

ニュージーランドは住むだけでなく、観光にもおすすめです。滞在中に、観光もできるのがワーホリの魅力のひとつです。私はワーホリ中に、ニュージーランドのすべての主要都市をまわりました
世界有数の絶景を堪能できる
ニュージーランドは、その絶景で知られている国でもあります。

「ミルフォードサウンド」「トンガリロ国立公園」「ワイトモ洞窟」「マウントクック」など、世界有数の絶景がたくさんあります。
温泉文化も
また、温泉好きにうれしい、大型温泉施設も多数あります。
ロトルア(オークランドからバスで2時間)という地域には「ポリネシアン・スパ」というがあります。
ほかにも、タウポ湖「タウポ・ホットスプリングスパ」、テカポ湖「テカポ・スプリングス」など、各地に温泉がわいています。
日本と違って、海外の温泉では水着を着て入浴します。ビーチアクティビティも楽しめるので、水着は日本から持ってきて損はないと思います。(もちろん、現地でも調達可能です)
③ニュージーランドならでは!の魅力を
せっかく日本から離れて、外国を訪れるのなら、その地ならではの体験もしておきたいです。
ニュージーランドは、大人気の鳥・キウイをはじめとした、この国ならではの魅力が目白押しです。
順に説明します。
キウイやケアなど固有種にあえる
キウイフルーツの語源になった、人気のとべない鳥「キウイ」はニュージーランドの国鳥です。
また、大型オウム「ケア」をはじめとする、ニュージーランドでしか出合えない固有種にたくさんあえます。

私はロトルアの「テ・プイア」でキウイの実物を見ることができました。また、ミルフォードサウンドの近くで、野生のケアにも遭遇しました
マオリ文化に触れられる
ニュージーランドの先住民である「マオリ」。
実は、有名映画「アバター」のモデルであると言われています。
ニュージーランド内の多くの博物館(入場無料)では、マオリ文化の展示を見ることができます。
先ほどご紹介した、温泉で有名なロトルアには、「テ・プイア」という観光スポットがあり、ここでは、マオリによる舞踊「ハカ」を見ることができます。
また、マオリの伝統食「ハンギ」も体験できます。
ニュージーランド産の新鮮な食材が手に入る
ニュージーランドは国土が豊かなので、国内で作られた食材が豊富にあります。
スーパーに行くと、ニュージーランド産の牛乳や肉、果物野菜、海鮮物が並んでいます。
また、マクドナルドのビーフパティもニュージーランド産でした。

ニュージーランドといえばキウイフルーツですよね。スーパーでキウイのセールがあったりして、うれしかったです。また、日本ではあまり見かけないラム肉も簡単に手に入ります
④アクセスのよさ
ニュージーランドは、日本からのアクセスがよいです。
ほかにも、日本とのつながりを感じることができる点が多く、他国にいながらも、安心して生活できます。
以下で詳しく説明します。
日本からの直行便がある
ニュージーランド最大都市オークランドまで、日本から直行便があります。
所要時間は10時間30分ほどで、航空券は片道10万円前後です。
ヨーロッパやアメリカなどに比べると、航空券が安く、飛行時間も短いです。
帰国がしやすいので、気楽に訪れることができます。
気軽に帰国ができるのは、安心材料になります。

「何かあったら帰れる」と思えるのは、ホームシックの予防になります。とくに、海外慣れしていない方にとっては、やさしい環境であると思います
時差が短い
ニュージーランドは日本より3時間(サマータイム時は4時間)進んでいます。

私の経験上、この「3時間」の時差は「短い」です
海外旅行あるあるの、時差ボケで最初の数日間がグダグダになる、ということもなく、初日から楽しむことができます。
日本のものが簡単に手に入る
「海外生活をしていると和食が恋しくなる」とよく言います。
ですが、ニュージーランドには「JAPANマート」や「ダイソー」などの日本企業が進出しており、日本で販売されている食材や雑貨の入手が簡単です。
和食も、現地の日本人が営む純和食から、他国のアレンジが加わった「融合」を意味するFusion(フュージョン)レストランまでいろいろあります。
日本食が恋しくなったら、いつでも食べられます。
⑤世界中の食文化にアクセスできる
ニュージーランドには、様々な国にルーツをもつ人々が住んでいます。
それは食文化にも反映されており、各国の本格的な料理を提供するレストランが本当にたくさんあります。
ラムやビーフなどのニュージーランド料理だけでなく、世界中の美食を堪能できます。

私は、ニュージーランドでパッタイ(タイ料理)にハマりました。それくらい、世界中の食文化に触れることができます
⑥英語が学べる
ニュージーランドは、言語の面でも魅力があります。
英語が公用語
ニュージーランドは英語が公用語であり、英語ネイティブがたくさんいます。
ワーホリしながら英語力を上げたい人にとって、英語環境は理想的だと思います。
ワーホリを通して自力で英語力を向上させることもできますが、ワーホリビザでは最大6か月間、語学学校に通うことが許可されているので、語学学校に通って英語力を確実に高めるのもおすすめです。
たとえばスマ留では、最短1週間から留学が可能で、自分の英語力に合ったクラスで授業を受けられるので、現在の英語力に不安がある方も安心です。
ワーホリ渡航者人数が少なく、日本人の穴場である
ニュージーランドへワーホリで行く日本人は年間2,000~3,000人です。
最多のオーストラリア(14,000人)の約7分の1です。
- 仕事が見つけやすい
- 日本語環境から離れられる
という点で、日本人にとっての穴場といえます。
番外編:南半球だから、日本からはみえない星がみえる
また、これはメリットというより特徴ですが、ニュージーランドは南半球にあります。
なので、日本からみえない南十字星など、南半球の星空をみることができます。
南島にある「テカポ湖」周辺は、世界一星がきれいに見える場所と言われており、星空としては世界初の世界遺産登録をめざしています。

夜は星空をみあげて自分をみつめなおします
まとめ
ワーホリ渡航者人数ランキングと、ニュージーランドのおすすめポイントを紹介しました。
現地にいて、ニュージーランドは本当にワーホリがしやすい国だと感じています。
ワーホリに行けるのは、30歳までの限られた時間です。
これを読んで、少しでも「行こうかな…」と思っている方は、ぜひ行動してみてください。
ワーホリに役立つ情報を紹介しています↓↓↓









