こんにちは!世界15か国・日本47都道府県を旅したMiUです。
このブログでは、世界と日本全国旅に関するたのしい情報を発信しています♪
この記事では、ニュージーランドでワーホリを始めるときに必要な、ビザの申請方法を解説しています。
この記事でわかること
ニュージーランドでワーキングホリデー、いわゆる「ワーホリ」を行うには、「ワーキングホリデービザ」を取得する必要があります。
そもそもビザって?
ここで、ビザについて、パスポートと比較しておさらいしておきます。
あなたが持っている、あるいは今後とるパスポートは、日本国が発行するものです。
日本が、このパスポートをもっている人(あなた)を、無事に旅行させてほしいという要請を、目的地の国にするものです。
それに対して、ビザは、あなたに対して、目的地の国が発行するものです。
この「ビザ」は、査証ともいい、外国に入国する際、入国許可証として必要となります。
外国に行くときには、基本的に「必要」なのですが、国同士が特別な合意をしている場合、不要となるケースがあります。
いわゆる「ビザ免除」です。
日本のパスポートでは、194の国・地域にビザ免除で訪問することができます。
ちなみに、世界には、全部で227の国と地域があります。
「日本のパスポートが最強」と聞いたこと、ありませんか?
そう言われるわけは、ここにあります。
2024年の最強パスポートランキングでは、日本がシンガポール・フランス・ドイツ・イタリア・スペインと並び1位になりました。
これはビザ免除で行ける国・地域数を比べたもので、日本は近年、首位周辺をキープしています。
そんな「最強」の日本のパスポートでは、ニュージーランドにも行くことができます。
ニュージーランドにビザなしで行ける期間は決まっていて、3か月以内の観光や就学などが目的の訪問の場合、ビザは免除になります。
つまり、90日以内であれば、ビザを申請せずに、パスポートのみで旅行ができるということです。
ワーホリビザを取るとできること
では、ワーキングホリデービザを取るのは、どのような場合なのでしょうか?
「ワーキングホリデービザ」を申請し、ニュージーランドに認められると、入国日から最大1年間のニュージーランド滞在が認められます。(ファームジョブを3か月以上すると、3か月の延長が認められます(要申請))
通常、ビザなし訪問でできる「観光」に加えて、その滞在資金を賄うため永久雇用を除く「就労」、つまり生活費に充てるためのアルバイトができるようになります。
また、その際6か月を超えない範囲で「就学」、つまり語学留学などを行うことができます。
ワーホリビザが取れる人
このようなワーホリビザですが、発給されるためには条件があります。
条件というと厳しく聞こえるかもしれませんが、以下を見てみてください。
- これまでNZのワーホリビザをとったことのない、日本国籍のある18歳から30歳
→申請時に30歳であれば渡航時31歳でもOK - 独身者もしくは子どもを同伴しない既婚者
- 健康で犯罪歴が無い
- 休暇を目的とする
- 4200ドル相当の資金を持っている(帰りの渡航費も含める)
- パスポートに入国時15か月以上の有効期限が残っている
条件は、年齢や家族構成、最低限の所持金など、30歳までの方なら、当てはまる方は多いのではないかと思います。
上記の条件を満たしていれば、ビザを申し込むことができます。
そして、無事発給されればワーホリを始めることができます。
ワーホリビザの取り方
では、そんな「ワーホリビザ」は、どのように申請できるのでしょうか?
ここでは、留学会社や、ビザ申請サポート会社を介さず、自力で申し込む方法を解説していきます。
ワーホリの第一歩として、ぜひ自分でビザ申請をしてみましょう!
私はNZが初めてのビザ申請でしたが、
自力で進めることができました。
「ビザ申請は個人では困難」などと謳うあっせん会社もありますが、実際は個人でも簡単に取得できるので安心してくださいね。
自力でワーホリビザをオンライン申請する手順
申請をする際の注意点があります。
申請が通り、発給された日から、1年以内にニュージーランドに入国する必要があります。発給は、通常2週間以内です。入国予定日から逆算して、1年以内に入国できる日に申請しましょう。たとえば、再来月に行くという方は、今日申請して問題ないです。
申請ができる時期であれば、申請にすすみます。ワーホリビザ申請時に必要なものは、以下になります。
- パスポート(入国時の有効期限15か月以上)
- メールアドレス(Gmailなどのフリーメールがおすすめ。Softbank、au、docomoなどのキャリアメールは不可)
- クレジットカード
- 運転免許証や健康保険証などの身分証明書
ちなみに、ワーホリを進めていくと、日本の携帯会社のメールが使えない場合が今後出てきます。
そこで、おすすめなのが、Gmailです。世界中で使えるフリーメールアドレスとしては代表的なものです。
もし持っていないなら、Gmail(google)のアカウントをこの段階で作っておくことをおすすめします。
私のニュージーランドのバイト先でも、Gmailを使っている外国人が多数いました。
世界的に普及しているメールアドレスとしては、最大級だと思います。無料ですし、作っておいて損はないと思います。
上記のものが用意できたら、NZ移民局のホームページにアクセスし、アカウントをつくります。
その際、スマホかパソコンで行います。
私はスマホから申請し、無事発給されました。
パソコンのほうが見やすく入力しやすいかと思いますが、スマホのほうが手軽にできるというメリットもあるので、お好みで選んでください。
ニュージーランド移民局ワーホリビザ申請画面:https://onlineservices.immigration.govt.nz/?WHS
左下にある、「create your account」を選び、必要事項を入力します。
「First Name」は名前、「Family Name」は苗字です。
名前は、パスポートにある通りのスペルで入力してください。
また、メールアドレスの綴りに間違いがないか、とくに注意してください。
必要事項を入力できたら、アカウントが発行されます。
登録した「User Name」と「Password」を使ってログインします。
その後、指示に従って必要事項を入力していきます。
パスポートの情報、身分証明書、犯罪歴、資金などを聞かれます。
すべて見直し、間違いがなければ提出してください。
その後、支払いページに自動的に移動します。
支払い方法については、以下で説明します。
ワーホリビザにかかる費用
日本国内からNZワーホリビザを取得する場合、取得費用自体は無料です。
しかし、観光税(IVL)という形で別途35ドル(約3430円)支払う必要があります。
ビザ申請の際、ネット上で支払うので、クレジットカードを用意しておきましょう。
海外ではキャッシュレス化が進んでいて、現金NGのお店も見かけます。クレカはできればVISAとmasterブランドの両方、最低でもどちらかはもっておくのを強くお勧めします。
私は楽天カード(master)・三井住友カード(VISA)・三菱UFJカード(VISA)の3枚持ちをしています。世界をまわるなかでクレカ関連で困ったことはありません。
楽天カードの申し込みはこちら↓
複数持ちをしていると、使える金額も多くなるので、航空券などでうち一枚が上限に近づいても、ほかのカードが使えるので助かっています。
決済が無事終わると、ビザ申請は完了となります。
おつかれさまでした!
ビザ発給までの時間
ビザを申し込んでから、通常は2週間以内に発給されます。
私は申請後5日で発給されました。
回答内容によっては健康診断が必要となることがあるのですが、
たとえば、お隣のオーストラリアでは、ビザ申請において、過去5年間の渡航歴のなかで、結核リスクが高い国に3か月滞在していた場合、検査対象になります。
そのため、ずっと日本にいた方には関係のないお話だと思いますが、念のため、期間に余裕を持って申請しておきましょう。
ビザが発給されたらすること
ビザが発給されると、移民局から登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
おめでとうございます!
また、ビザの発給状態は、ホームページのログインした画面でもわかります。
発給された日付を確認してみましょう。
その日から一年以内に入国する必要があります。
発給されたビザですが、ニュージーランドはデジタル化がすすんでいます。ビザがパスポートと紐づけられ、電子的に登録されているので、ラベルをパスポートに貼る必要はありません。
しかし、飛行機にチェックインする際など、空港で提示を求められることがあるので、ビザは印刷しておきましょう。
また、給料を受け取る銀行口座を開設する際、銀行に提出する必要があるので、複数部印刷しておきましょう。
パスポートのコピーも念のためとっておくのがおすすめです。
ワーホリビザ申請は簡単。今すぐ世界に飛び出そう
NZワーホリビザは、初めての私でも、無事発給までたどり着くことができました。
ぜひ自力で申請してみてください。
少しでも参考になればうれしいです。