こんにちは!世界15か国・日本47都道府県を旅したMiUです。
このブログでは、世界と日本全国旅に関するたのしい情報を発信しています♪
この記事では、ニュージーランドで就労先をみつける方法について、解説しています。
この記事でわかること
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、満30歳までの青少年の文化や生活様式の理解を目的として国同士が相互に結んだ制度であり、日本は現在30ヵ国とワーキングホリデービザ協定を結んでいます。
ニュージーランドでは、1年間(3か月の延長可能)の休暇を目的とした滞在と、その資金を賄うための就労が認められます。
また、この間に観光、最大6か月間の就学、つまり語学学校での学習をすることもできます。
また、入国日から1年の間は、出入国が自由です。
ワーキングホリデーについて、詳しくはこちらの記事で説明しています。
仕事探しは難しい?
ワーホリでの仕事探しは難しいといわれることもありますが、きちんと手順を踏めば、見つけることは可能です。
この記事では、ワーキングホリデーで
を見つける方法をご紹介します。
これを読んで、スムーズにゲットして、ワーホリ生活を充実させましょう!
ワーホリでは、仕事が全然見つからないといった話もよく聞きますが、
あらかじめ調べたうえでコツを抑えたので、私は3日でゲットできました。
ニュージーランドでの仕事さがしのやりかた
ニュージーランドでの仕事さがしの方法はいくつかあり、また知っておくべきこともあります。
私の経験も交えて、説明していきます!
ニュージーランドでは制限なく働ける
ワーキングホリデーの目玉はやはり、「就労」だと思います。
仕事を探すにあたって、「ニュージーランドで働く」ときに知っておきたいことをさらっておきたいと思います。
まず、ニュージーランドのワーホリビザには労働時間の上限や、同一雇用主の下での労働期間の制限がありません。
簡単に言えば、時間は無限に、そしてバイト先は1年間同じでよいということです。ちなみに、オーストラリアでは、半年に一回以上バイト先を変える必要があります。
ニュージーランドは、仕事を上限なくでき、またやっと見つけたバイト先を変える必要がないため、ワーホリがしやすい環境になっているといえます。
ニュージーランドでの雇用形態とは?
ニュージーランドでの労働には「フルタイム」「パートタイム」「カジュアル」という括りがあり、週35時間以上が「フルタイム」、週35時間未満が「パートタイム」、不規則なシフトが「カジュアル」と呼ばれています。
このすべてが日本でいう「正規雇用」にあたります。
ニュージーランドは労働者の権利を大切にしていて、「フルタイム」「パートタイム」「カジュアル」、どの立場でも平等に権利があります。
たとえば、「カジュアル」は有給制度が適用されませんが、その分「ホリデーペイ」という額(給料の8%)が給料に加算されます。
基本的には働く頻度と規則性で呼び方が変わる、という認識で大丈夫です。
ニュージーランドの最低時給は23.15ドル(約2,269円)となっています。
ここから所得税が差し引かれるのですが、年間の所得額から割合が決まります。具体的には、14000ドルまでが10.5%で、14000~48000ドルまでが17.5%です。
多くの場合、バイト先に給料から多めに天引きされて、毎年5月のタックスリターンという制度で、余剰分がIRDナンバーに紐づけられた口座に返金されます。
バイト開始時に、バイト先にIRDナンバーを提出し、IR(税務局)が管理してくれます。
タックスリターンでは、余分に払っていた(天引きされていた)分が返ってきます。
ニュージーランドなどの外国のアルバイトでメジャーな「トライアル」とは
ニュージーランドでは、多くの店が、面接と採用のあいだに、「トライアル」を挟みます。
トライアルとは、30分~数時間ほど実際にそのお店で働いてみることをいいます。このトライアルは、給料が発生する場合とそうでない場合があります。
私は、2時間のトライアルで、最後にまかないをいただきました。
トライアルの特徴として、
- 「お店側」は、その人の能力を測れる
- 「働く側」は、お店の雰囲気を知ることができる
という双方にとってのメリットがあります。
このトライアルが終わり、双方が合意すると、本格的に採用となります。
仕事の見つけ方
ここまでニュージーランドの労働についてみてきましたが、実際に仕事をどのように見つけるか、解説していきます。
ニュージーランドでの仕事探しは、
- つて
- CV配り
- インターネットサイト
- SNS
で行います。
それでは、順に解説していきます。
友人・知人のつて
現地に知り合いがいる人に限りますが、人の紹介で仕事を見つけるという方法があります。運とタイミングが合えば、紹介によってトライアルや採用に到達できるかもしれません。
ただ、この方法はあまりに「運」頼りだと思います。現地で出会った人が必ずしも雇用のチャンスを持っているとも限りません。
あったらいいな、くらいにとらえておき、ほかの方法をメインにするのがおすすめです。
CV配り
CVとは日本でいう履歴書のことで、これを作成し、お店に直接渡しに行きます。
「HIRING」と書かれたポスターを掲出しているお店に問い合わせたり、目に見える募集がなくても、直接尋ねてトライアルにこぎつけた方もいるようです。
ただ、募集しているかはその時のタイミング次第なので、もし断られても、「枠が空いたら連絡して!」とCVを置いてくる度胸や根性が重要になります。
NZ Daisuki
フラットさがしでも紹介した、ニュージーランドでワーホリする日本人ならみんな知っている、おなじみのサイト「NZ Daisuki」です。
仕事の募集は主に、ニュージーランドにある「ダイソー」や日本食の材料などを扱う「Tokyo Food」など、日本の企業です。
日本語で応募できるところも多いです。
私の周りでも、NZ Daisuki経由で仕事をゲットした方がいました
返信率も高く、日本企業を探している方にはおすすめです。
Trade me
Trade meは、フラット探しでも紹介した、現地の総合サイトです。スーパーやショップなど、基本現地の人向けの募集が多い印象です。
英語での募集となりますが、さすがの現地サイトだけに、件数は多いです。
応募しても返信が来ない可能性もあるので、複数応募も視野に入れてください。
CVをアップロードする場合もあるため、CVはあらかじめ作成しておきましょう。
Seek
Seekも現地サイトですが、Trade meよりさらに現地色が強いなと感じます。
基本的に本格的な就労の募集が多く、一時的な滞在となる日本人は、そもそも対象外という場合も多いです。
Facebookは、ニュージーランドのメインSNSですが、実は仕事探しの強い味方なんです。
SNSなので、お店側も、働く側も、どちらからもアプローチできるという利点があります。
たとえばオークランドの場合、カフェやレストランであれば、「Auckland Hospitality Jobs」というグループに参加することで、自分の投稿が雇用主に見てもらいやすくなります。
「Auckland hospitality jobs」は、グループの参加・投稿に承認が必要です(スパム対策)。そのため承認申請や投稿に数日かかります。できるだけ早めに参加しましょう。
投稿文には、
- 自分の名前
- どこで働きたいか(レストラン?カフェ?)
- いつまでのビザがあるのか
- どういう経験がどのくらいあるのか
- 自分はどういう人間か(意欲が高い、覚えるのが早い、礼儀正しいなど)
- 週どのくらい働けるのか(平日は可能か?週末は?フルタイム?パートタイム?カジュアル?)
- 今すぐ働けるか
- 希望のポジション(FOHフロントオブハウス(ウェイター)・BOFバックオブハウス(キッチン))
- PM(プライベートメッセージ、インスタでいうDM)やメールなど、希望の連絡方法
など、雇用主が知りたい情報をすべて、もれなく書くことを意識してください。
多少長くなってもいいので、必要事項をすべて詰め込むのが重要です。
そうすると雇用主にとってわかりやすくなり、声をかけてもらいやすくなります。
また、投稿文は最初の数文しか表示されないので、その数文に希望ポジション・経験を入れて目立たせるのがおすすめです。
加えて、自撮りを載せたり、カフェで働きたいのであればラテアートなどを入れるなどして目を引くと、より多くの人に見てもらえます。
実際に私は、Facebookで仕事を見つけました。
投稿されたその日のうちにトライアルのお誘いがきました。
すぐにトライアルに行き、即採用されました。
雇用主からの問い合わせは、投稿されてからその日のうち、というのが大半でした。つまり、後日になって連絡がくることはまれなので、問い合わせのなかで条件に合う仕事がなかった場合、次の投稿タイミングに投稿できるよう、また申請します。
運要素が大きいので、なかなか見つからなくても焦らず、定期的に投稿することがコツです。
また、複数のバイト先とやり取りして、積極的にトライアルの機会をゲットするのがおすすめです!
私は、合計3日で見つけることができました。
住まいと仕事、どちらが先か?
ここまで、仕事探しについて説明してきましたが、家探しと、どちらを先に行うべきか、迷いどころですよね。
私の結論としては、まず仮住まいのフラットを見つけ、その後仕事を見つけて、そこに通えるフラットを見つけるのがベストだと思います。
- 仮のフラット探し
- 仕事探し
- 定住フラット探し
仮のフラットは、NoticeとMinimum stayが短い(1週間くらい)か、ない物件に絞って探しましょう。
実は、私は仮住まいとしていたフラットに近いところで運よく仕事が見つかり、そこから通うことができました。
仮住まいのフラットが気に入って、仕事場からあまりに遠くなければ、継続して住み続けることも選択肢としてありだと思います。
仕事を見つけて、ワーホリをもっと充実させよう
仕事探しは、ワーホリの醍醐味ですよね。
実際は運に左右されるところもあるので、気長に待つことも大切です。
焦らず、そのときを待ちましょう。
住まいの探し方についても紹介しています↓