
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、ニュージーランドのワーホリに必要な、銀行口座の申請方法について紹介しています。
この記事でわかること
ニュージーランドワーホリでの実体験を踏まえた持ち物リストの記事はこちら↓↓↓

仕事をするには銀行口座とIRDナンバーが必要!
NZで仕事をするためには、以下の二つが必要になります。
- お給料を受け取るためのニュージーランドの銀行口座
- 所得税を納めるためのIRDナンバー

NZの銀行口座はオンラインで開設を進めることができるので、日本にいる間に銀行口座の準備をしておくと、よりスムーズに仕事探しが開始できます
仕事探しの方法について紹介しています↓↓↓

銀行はANZ銀行がおすすめ
NZにはさまざまな銀行がありますが、代表的な銀行のひとつである、ANZ銀行を紹介します。

私は、日本にいる間に申し込みたいと思い、複数の銀行を試しましたが、NZの働き先の証明が必要だったり、エラー画面が出て申し込めなかったりしました。ANZ銀行は日本から申し込みができたので、この記事ではANZ銀行について紹介します
ANZ銀行では、以下のように、オンラインで申請後、支店に行って口座を開設します。
- 事前に公式ホームページからオンラインで申し込む
- メールがくる
- メールに返信する
- ニュージーランド現地での待ち合わせ時間と場所が決まる
このうち、③までを日本で行うことができます。
以下では、申し込みの手順をくわしく紹介します。
公式ホームページから口座を申し込む
公式サイトから、「Join ANZ」をクリックします。
口座の種類を選ぶ
口座の種類を選んで申し込みます。
「Go account」は、維持手数料・ATMでの取引・デビットカードの発行が無料です。
窓口のみ、取引するごとに3ドル(約270円)かかります。(IRDナンバー申請に使うBankstatementの発行は無料なので安心してください)

私は、「Go account」にしました。ATMやオンラインバンキングでの取引は無料なので、窓口のサポートが必要ない場合はこれでいいかと思います。アプリで簡単に管理でき便利でおすすめです
ほかには、フルタイムの学生または20歳までなら維持・取引手数料が無料の「Jumpstart account」、窓口を含め取引手数料が無料の(月に2500ドルの入金で5ドルの維持手数料が無料になる)「Freedom account」があります。
ご自身の状況に合わせて選んでください。
口座を決めたら、申請に進みます(申請は5~10分で終わると書かれています)。
最初の質問に答える
申請の前に、いくつか質問に答えます。
- ANZニュージーランドの顧客か?
- 13歳以上か?
- 個人・共同での申請か?
- 現在、ニュージーランドに住んでいるか?
以前発行したことがなければ、1は「No」です。
4は、日本からの申請であれば「No」になります。
Account Details(口座の詳細)
ここでは、口座の種類やデビットカードの有無を聞かれます。
- そのアカウント(たとえばGo)でよいか?
- 他の銀行からの口座の切り替えか?
- Visaデビットカードは必要か?
1は、口座の種類があっていれば、変える必要はありません。
2は、通常「No」になります。
3は、無料で、便利なデビットカードが発行できるので「Yes」がおすすめです。
Personal Detail(個人情報)
個人情報や連絡手段について聞かれます。
- 名前
- 誕生日
- メールアドレス
- 電話番号
- お好みの連絡手段
- ニュージーランドの市民・永住者か?
- ニュージーランドに住んでいるか?
- 住所
- 郵便の住所は上と違うか?
- 雇用状況は?
- ニュージーランドのみの納税居住者か?
なければ、どの国で、番号は何か? - IRDナンバーをもっているか?
1では、基本的に男性なら「Mr」、女性なら「Ms」を選びます。名前のスペルは、パスポートと同じものを入力してください。
3は、Gmailがおすすめです。
5は、メールのほうが理解しやすく、電話に出られない場合も安心なので、メールがおすすめです。
8には、日本の住所を入力します。青文字「Can’t find your address or outside New Zealand? 」を押して、番地から英語で入力します。
11について、日本に住民票がある場合、「No」を選び、日本のマイナンバーを「TIN」として入力します。
12は、日本から申し込んでいる場合、「No」になります。
入力内容の確認
次にすすむと、これまでに入力した内容の確認画面になります。
スペルや回答が合っているか確認し、提出します。
メールを待つ
提出すると、自動配信のメールが送られてきます。
5-7営業日で詳細なメールが来ると書いてありました。

私は5日後にメールが来ました
メールに返信する
メールの内容は、質問への回答と、フォームを埋めることを求めるものです。
- 職業
- どの支店で、いつ口座開設したいか?

支店に行く日は、希望した日になるとは限りません。ワーホリの口座開設者をまとめて対応するので、ずれ込む可能性を考慮しておくのがおすすめです
フォームには、以下の項目があります。
- 口座を開設する目的は何か?
- 職業は何か?
- 月にいくらくらい預ける予定か?
- 月にいくらくらい引き出す予定か?
- 給料以外で、現金による決まった預入はあるか?
- 定期的な海外送金受け取りはあるか?
1は、適したものを選べば大丈夫です。通常はSalary(お給料)でよいかと思います。
6で、海外送金の受け取り(定期的)がある場合は、詳細を記入します。たとえば、日本の自分の口座から送る場合は、国名と自分の名前を記入します。
再びメールを待つ
上記のメールへの返信は、5-10営業日かかると書かれていました。

こちらは15日後にメールが来ました。余裕をもって申請しておくと安心です
返信のメールには、以下が書かれています。
- 口座の詳細(口座番号)
- 支店名
- 支店に行く日時
また、持ち物4点も記載されています。
- パスポート(コピーもとっておきましょう)
- 印刷したワーホリビザ
- 口座の詳細(このメールでOK)
- 住所証明
銀行支店当日の流れ
支店に行く日時に、上記の持ち物をもって指定の支店へ向かいます。
住所証明に注意!
住所証明は、まだ定住するフラットが見つかっていない段階でも、宿泊施設(ホテルやホステル)のもので大丈夫です。レセプションで発行してもらいましょう。
ただ、この住所証明は、宿泊施設が発行に慣れていない場合や、宿泊施設が対応していない場合もあるので、あらかじめホテル予約の際にチャットなどで確認しておくのがおすすめです。
施設によっては時間がかかることがあるので、あらかじめ、いつまでにほしいのかを伝えておきましょう。
銀行口座の開設に必要なものなので、念のため、銀行に行く前日の夜までには入手しておくことをおすすめします。
住所証明の内容には注意!
住所証明には、以下の内容をすべて含めます。
以上の要素がすべて、意味が伝わるように書かれている必要があります。
内容に不備がないように気をつけましょう。

私は、自分のフルネームが書かれていないという理由で銀行で却下され、滞在中のホテルまで走ることになりました
提出しなおしになると、宿泊施設の場所によっては当日に間に合わない可能性があります。
支店についたら
支店では、待ち合わせ時間に集合場所に行きます。
銀行の人に「ワーホリのために口座開設の予約をした」ことを伝えましょう。
持ってきた書類を係の人に渡し、人数によってはその後順番に案内されます。
書類が無事受理されれば、あとは係の人がつきっきりで開設の手助けをしてくれます。
開設が終了すると、即日で銀行口座に紐づけられたデビットカードがもらえます。
IRDナンバーの申請の準備
IRDナンバーの申請には、Bankstatementが必要です。
これは、口座でのやり取りを記録したもので、銀行口座が動いていることを証明するために必要です。
IRDナンバー申請用に、ATMで口座にお金が残るように(たとえば60ドル入れて40ドル引き出すなど)しておきましょう。これで、取引履歴のあるbank statement(バンクステイトメント)が即日発行可能になります。
この日のうちに窓口に行って、bank statement(無料)をお願いするとスムーズです。
その際、開設のときに発行されたアカウントナンバーなどが必要になります。

Bank statementは、オンラインで入手できるデータでも、IRDナンバー申請に使用できるようですが、私は不安だったので紙で発行してもらいました。これは、アカウントの種類にかかわらず無料です
「残高証明書は、銀行に25日付で発行されるので、IRD申請は早くても翌月になる」などと謳う会社やサイトがありますが、ANZでは残高証明書の発行は即日できました。
IRDナンバーの申請もその日のうちにすぐにできるので、安心してください。
IRDナンバーの申請について詳しく紹介しています↓↓↓

まとめ
以上、銀行口座開設の申請方法をご紹介しました。

日本とは異なる点も多いですが、一つひとつ順を追っていけば大丈夫です
ニュージーランドのワーホリ・観光情報を紹介しています↓↓↓
ニュージーランドお役立ち情報 | |
日NZの直行便 (2025) | 成田→オークランド:約10.5h 関西→オークランド:約10.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、NZはO →変換プラグが必要 電圧:日本100V、NZ230~240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) 1NZD=約90円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 NZの携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+3h ※サマータイム中は+1h サマータイムの記事はこちら |






