
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、ニュージーランドのクライストチャーチについてご紹介します。
この記事でわかること
クライストチャーチはどんな都市?

クライストチャーチは、ニュージーランドの南島に位置する都市です。
植物園や博物館などの自然・文化施設を有し、自然と都市が調和する美しい都市です。

クライストチャーチで数日滞在して、とても住みやすいなと感じました。ワーホリ先としてクライストチャーチに住むのもいいなと思いました
クライストチャーチの人口は?
クライストチャーチは、ニュージーランドの南島で最大の人口(約40万人)を有する都市です。
国全体でいえば、オークランド(約172万人)に次ぐ人口を擁する都市です。
参考までに、日本と比較すると、もっとも人口の少ない鳥取県(約55万人)より少ない人口です。
クライストチャーチでは、自然豊かな土地で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
データ参照元:Facts, stats and figures : Christchurch City Council(クライストチャーチシティカウンシル公式サイト)
Auckland’s population(オークランドカウンシル公式サイト)
人口推計 各年10月1日現在人口 令和2年国勢調査基準 都道府県-総人口,日本人人口 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口
クライストチャーチの歴史
もともとはモアの狩猟地だった
クライストチャーチには、1000年ごろ(11世紀)に最初の住民であるモアを狩猟する人々が住んでいたといわれています。
16世紀から、北島にいたマオリ族が南島に移住をはじめ、広くを支配しました。
ヨーロッパ人に入植される
ニュージーランドがヨーロッパの人々に発見されたのは、1642年のことでした。
100年以上経った1770年に、ジェームズ・クックによって、クライストチャーチの一部であるカンタベリー半島が発見されました。
19世紀の半ばに、カンタベリー協会が結成され、ヨーロッパ人による入植がはじまりました。
クライストチャーチの由来
1848年には、入植地のリーダー的存在であったジョン・ゴドレー(イギリス人)の出身大学が「オックスフォード大学のクライストチャーチカレッジ」だったため、「クライストチャーチ」と名づけられたといわれています。

最初この地の名前を聞いたとき、キリスト教に関係しているのかなと思ったのですが、大学の名前からきていたのですね。母校の名前を地名としてつけるのは、なんだか不思議な感じがします
クライストチャーチの気候

クライストチャーチは、1年を通して過ごしやすい気温となっています。
また、降水量は季節を問わず控えめで、湿度が高くなりにくいことも過ごしやすさに寄与しています。
クライストチャーチの春
クライストチャーチの春(9~11月)は、だんだんと気温が上がり、温暖で過ごしやすい気温に変化していきます。
日中の気温変化が激しいので、羽織など、温度調節できるものがあると便利です。
クライストチャーチの夏
過ごしやすいクライストチャーチの季節のなかでも、もっとも過ごしやすいといわれるのが12~2月の夏です。
夏といっても、気温は高すぎず、最高でも21度程度と、穏やかな気温です。
また、降水量は年間を通してもっとも少なく、からっとしています。
クライストチャーチの秋
3~5月の秋には、降水量が年間を通してもっとも多くなります。
とはいっても、東京に比べると年間を通して降水量は控えめです。
また、気温は夏に比べて下がりますが、長袖で快適に過ごせます。朝晩の冷え込みに備え、羽織があると安心です。
クライストチャーチの冬
クライストチャーチの冬(6~8月)には、雪が降ることがあります。
気温は氷点下になることはまれで、雪も頻繁には降りませんが、コートなどの暖かい服装がおすすめです。
クライストチャーチのおすすめスポット7選
①クライストチャーチ植物園

クライストチャーチ植物園は、1863年からの歴史をもつ、21ヘクタール(東京ドーム4.5個分)の広さの植物園です。
マグノリアやアジサイ、シクラメンなど色とりどりの花が、季節によって異なるラインナップで植物園を彩ります。
また、なかでもバラ園は、250種以上のバラが咲き誇るみどころとなっています。

クライストチャーチ植物園のバラ園には、バラがたくさん咲いていて、とても豪華で贅沢な空間でした。植物園は市内からのアクセスが良く、滞在中に何度も通ってしまいました
住所 | Rolleston Avenue, Christchurch Central City, Christchurch 8013 |
アクセス | バス停「Rolleston Ave near Gloucester St」から徒歩7分 |
営業時間 | 4~9月 7:00~18:30 10月 7:00~20:30 11~2月 7:00~21:00 3月 7:00~20:30 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://ccc.govt.nz/parks-and-gardens/christchurch-botanic-gardens |

②追憶の橋

Bridge of Remembrance(追憶の橋)は、第一次世界大戦で命を落とした人々にささげるために建てられた戦争記念碑です。
タスマニアの石が使われており、1924年に完成し、現在は歩行者が通れるようになっています。
第一次世界大戦だけでなく、第二次世界大戦やベトナム戦争などの追悼としての役割ももっています。
また、その歴史が評価され、ニュージーランドの遺産(カテゴリーⅰ)に登録されています。
住所 | Cashel Street, Christchurch Central City, Christchurch 8011 |
アクセス | バス停「Hereford St near Montreal St」から徒歩4分 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://my.christchurchcitylibraries.com/bridge-of-remembrance/ |
③カードボード大聖堂

カードボード大聖堂は、2011年に起きたクライストチャーチ地震によって倒壊した大聖堂に代わって、坂茂(ばんしげる)という日本人建築家によって設計されたすべてが紙で作られた大聖堂です。
2013年に一般公開されたカードボード大聖堂は、防水性に優れ、燃えにくい段ボール(Cardboard)のチューブが100本近く使われています。

また、この建物は50年の耐久性を想定してつくられています。

仮設の大聖堂ではありますが、とても本格的でした。一方で、段ボールによって、一般的な教会とは異なる雰囲気の空間になっていました。地震からの復興の象徴的な存在です
住所 | 234 Hereford Street, Christchurch Central City, Christchurch 8011 |
アクセス | バス停「Manchester St Super Stop」から徒歩6分 |
営業時間 | 月~土 9:00~16:00または夕礼拝のいずれか遅いほう 日 7:30~17:00以降 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.cardboardcathedral.org.nz/ |

④ニューリージェントストリート

New Regent Street(ニューリージェントストリート)は、2階建てのカラフルな建物が並ぶ、ショッピングストリートです。
ニューリージェントストリートでは、以下のショップやレストラン、カフェが立ち並び、素敵な景観と時折通るトラムを眺めながらゆっくりとしたひと時を過ごせます。
- 靴
- 宝石
- メガネ
- ブティック
- ワッフル
- ジェラート
- アルコール
- イタリアン
- 韓国チキン
- タイ料理
- アメリカ料理
- インド料理

私はニューリージェントストリートでワッフルを食べました。風情ある眺めを楽しみながら味わえて、とても素敵な時間でした
住所 | Christchurch Central City, Christchurch 8011 |
アクセス | バス停「Manchester St Super Stop」から徒歩3分 |
営業時間 | 店舗により異なる |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://soulofthecity.co.nz/ |

⑤クライストチャーチアートギャラリー

もともと1932年に建てられたアートギャラリーの跡地に建てられたこのアートギャラリーは、2003年にオープンしました。
川を表現した外観に、開放的なインテリア、19世紀から現代のビデオ作品まで、幅広いアートに触れられる空間です。
予約不要の無料ツアーも毎日2回(11:00~、14:00~)開催されています。

国立新美術館に似た雰囲気を感じました。開放感がある空間はやはりよいですね
住所 | 312 Montreal Street, Christchurch Central City, Christchurch 8013 |
アクセス | バス停「Hereford St near Montreal St」から徒歩3分 |
営業時間 | 10:00~17:00※水のみ~21:00 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://christchurchartgallery.org.nz/ |

⑥カンタベリー博物館

1867年に設立し、150年の歴史をもつCanterbury Museum(カンタベリー博物館)ですが、現在、再開発(改装工事)の途中です。
代わりに、仮設(ポップアップ)の博物館がオープンしており、主に陶器や動物の標本が展示されています。
改装後の新しいカンタベリー博物館は、2028年にオープンする予定です。

こぢんまりとした雰囲気でしたが、スタッフの方がとてもフレンドリーでした。展示物は限定的でしたが、珍しいラインナップで興味深かったです
住所 | 66 Gloucester Street Christchurch 8013 |
アクセス | バス停「Rolleston Ave near Gloucester St」から徒歩6分 |
営業時間 | 10~3月 9:00~17:30 4~9月 9:00~17:00 |
定休日 | クリスマス |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.canterburymuseum.com/ |
⑦モナベールガーデンパーク

モナベール庭園公園では、1905年に建てられた邸宅が、現在はカフェやレストラン、ウェディング会場として、一般に公開されています。
邸宅は地震による被害を受けましたが、現在は修復されており、従来のようにオープンしています。
また、モナベール公園は湖と植物が映える美しい庭園で、リラックススポットとしておすすめです。

モナ・ベールガーデンパークは、リラックスするのにぴったりの場所です。緑に囲まれて、目の前に広がる湖に、気分が落ち着きます。かわいい建物のカフェも必見です
住所 | 40 Mona Vale Avenue, Riccarton, Christchurch 8011 |
アクセス | バス停「Riccarton Rd near Bartlett St」から徒歩7分 |
営業時間 | 7:00~※閉園は月により異なる |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://ccc.govt.nz/parks-and-gardens/gardens-and-heritage-parks/mona-vale |

クライストチャーチ観光を楽しむ
いかがでしたか?
クライストチャーチは、ニュージーランドを代表する都市のひとつです。
自然と都市が調和する美しさと、その歴史に触れてみてください。
以下では、ニュージーランドのお役立ち情報や、持ち物を紹介しています↓↓↓
ニュージーランドお役立ち情報 | |
日NZの直行便 (2025) | 成田→オークランド:約10.5h 関西→オークランド:約10.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、NZはO →変換プラグが必要 電圧:日本100V、NZ230~240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) 1NZD=約90円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 NZの携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+3h ※サマータイム中は+1h サマータイムの記事はこちら |
