【25年最新】NZ旅行、留学におすすめの海外旅行保険!クレカも

ニュージーランド旅行保険イメージ(MiU作成)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、ニュージーランド旅行、ワーホリ、留学の保険について紹介します。

この記事でわかること
  • ニュージーランドに海外旅行保険は必要か
  • ニュージーランドの医療制度
  • 保険の種類
  • おすすめの海外旅行保険
  • おすすめのクレジットカード
目次

ニュージーランド旅行に保険は必要?

ニュージーランドに旅行、ワーホリ、留学するとき、保険への加入は必要なのでしょうか。

結論から言えば、何らかの形で保険に加入することをおすすめします。

以下では、保険への加入をおすすめする理由と、制度、おすすめ保険をタイプ別に紹介します。

ニュージーランドの医療制度

ニュージーランドの公的医療制度

ニュージーランドには、政府による資金が提供されている公的医療システムがあり、国民や永住権をもっている人たちは、公立の病院などを無料で受診できるようになっています。

しかし、メディケアはワーホリ、留学を含めた旅行者(就労ビザで2年以上滞在する場合はのぞく)に対しては適用されないので、旅行中に医療機関にかかるときは費用を別途、自分で支払う必要があります。

日本での医療費は、健康保険や国民健康保険によって1~3割の自己負担であったり、家庭の負担が大きくなりすぎないようにするための高額療養費制度が適用されたりして負担が大きくなりにくくなっています。

一方で、海外では日本の健康保険が使えないため、海外で医療機関にかかると、自身で医療費を負担する必要があります。

※組合や市町村などによって、日本で医療を受けたときの額を基準として医療費の一部が戻ってくる場合があるため、加入している(国民)健康保険制度を確認してみてください。

ニュージーランドでの医療費は場合によって、GP(一般開業医)の診察など、数千円で済むことから、専門的な手術などで数百万円に至ることもあります。

そんなとき、あらかじめ保険をかけておくことによって、保険金で治療費を一部または全額まかなうことができます。

そのため、ニュージーランドに旅行する際は、滞在する期間を問わず、保険に加入することをおすすめします。

参考:Get publicly funded health services | New Zealand Government

NZでの事故は国内保険が適用される

ニュージーランドには、国内で起きた事故を対象に、怪我や精神的な後遺症などの損害、損傷を補償する保険制度「ACC」があります。

国外からの訪問者であっても、NZ国内で起きた事故に由来する怪我であれば、NZ国内の治療費に限り、一部または全額が補助的に支払われます。

これは医療機関が請求を行うものであり、私たちがすることは基本的にありません。

また、NZで就労中にけがを負い、一定期間働けなくなってしまった場合は、申請によって収入の8割を受け取ることができます。くわしくはACC公式サイトを確認してください。

参考:If you’re a visitor injured in New Zealand Getting weekly compensation

保険の種類

日本人が旅行でニュージーランドに行く場合、考えられる保険の選択肢には、以下のものがあります。

  • 海外旅行保険
  • クレカに付帯する保険
  • 現地の保険

下記で、それぞれの特徴とおすすめの場合を紹介します。

海外旅行保険

旅行の日程にあわせて加入するタイプの海外旅行保険は、傷害・疾病治療と救援者費用が金額無制限のタイプも選べるため、より安心感がある選択肢です。

会社やプランを選べば、一回の旅行で数千円で済むこともあるため、行き先と日数を選び、見積もりをとってみるのがおすすめです。

また、単体の海外旅行保険は、クレジットカード付帯の保険と組み合わせる(併用する)ことができます。

クレジットカードと併用した場合、死亡・後遺障害保険金は複数の保険金を合計した金額を受け取ることができます。※クレジットカード同士の場合はもっとも高額なもののみ

また、ほかの補償も合算となりますが、合計金額が実際にかかった金額が上限となることが多いため、加入する際は各条件をしっかり確認することをおすすめします。

海外旅行保険たびとも公式サイト

海外旅行保険AIG損保公式サイト 

海外旅行保険 ネットde保険@とらべる三井住友海上公式サイト

クレカに付帯する保険

クレジットカードによっては、カードの保有者を対象に、海外旅行保険を提供していることがあります。

海外旅行保険を有効にするには、各クレジットカード会社が定める条件を満たす必要がある場合があります。

クレカ付帯保険で見たいポイントは

  • 有効になる条件は何か
  • 期間に限度があるか
  • 療養費は足るか
  • 各補償はあるか

ということです。

上記の項目をチェックして、単体の海外旅行保険を併用するかを検討します。以下で一つひとつ説明します。

有効になる条件は何か

多くのクレジットカードが、海外旅行に関連した費用をそのカードで決済することや、募集型のツアー料金をそのカードで決済することで保険が有効になるとしています。

そのため、保険の利用条件が付いている場合は、カードごとの条件を確認し、それに合致するように支払いを行う必要があります。

ツアーの決済などが条件となっている場合は旅行の計画の段階から考慮する必要があるため、旅行が決まったら保険の条件をチェックしておくのがおすすめです。

期間に限度があるか

多くのクレジットカードでは、3か月や90日間まで、といった、保険が有効になる期間に制限を設けています。

そのため、短期ではなく、ワーホリなど長期の旅行の場合は、現地の保険や日本の長期間用の保険に入ることを検討する必要があります。

療養費は足るか

保険金額として、クレジットカード保険では多くの場合が傷害・疾病治療費用として200万~300万円を限度としていることが多いです。

また、家族が見舞いに来るなどの救援者費用なども、200万円ほどのことが多いです。

これで足るか足らないかは、症状や日数などの状況によるため一概には言えませんが、ニュージーランドでは、GP(一般開業医)にかかるので数千円から数万円、手術や入院で、100万円前後、搬送などがある場合300万~600万円になることがあるといわれています。

救急車は、日本と違い有料であり800ドル(72,000円ほど)支払う必要があります。

上記を鑑みて、より手厚い補償、例えば無制限の保険金額を扱う海外旅行保険に入るのか、手軽さを重視してクレカ付帯の保険のみを適用するか、併用するかを考え、選ぶのがおすすめです。

参考:Ambulance charges explained | Hato Hone St John

各補償はあるか

海外旅行の際、スリやひったくりなどで盗難にあったとき、携行品損害保険をかけていて、保険会社の条件を満たせば保険金が下ります。

クレカの保険を見るときには、携行品損害や飛行機の遅れ、旅行のキャンセルなどに適用される保険内容があるかを確認しておきましょう。あわせて、携行品の定義など、保険が適用される条件を確認しておくと安心です。

カード付帯か単体、どちらがいいか

上記で紹介したように、海外旅行保険は単体の手厚い保険から、クレカに付帯する条件付きの手軽な保険があります。

旅行の際、どれを選ぶのがよいのでしょうか。

短期間の旅行であれば、クレカの補償内容を確認し、足りないと感じる部分を別途、海外旅行保険を申し込む、というステップを踏むのがおすすめです。

長期間に及ぶ場合、割安になりやすい現地保険や、OSHC(学生ビザの場合)を選ぶのが、費用を抑えられおすすめです。

現地の保険

現地の保険会社では、おもに日本のクレジットカードや保険の期間として標準の3か月を超える長期間の滞在におすすめな保険を、割安で提供しています。

ワーホリや、学生ビザで滞在する長期滞在者におすすめです。

なお、学生ビザで滞在する場合、学校や政府により指定された補償要件を満たす保険に入ることが必要になります。

おもな保険会社には、以下のようなものがあります。

各社とも、留学生やワーホリに向けたプランや、補償内容を選べるため、自身に合ったものを選ぶのがおすすめです。

MiU

私は無制限の補償金額があったオービット保険に入りました。一部プランでは、保証金額に上限を設けているため、万が一に備えたい場合は無制限のタイプを選ぶのがおすすめです

おすすめクレジットカード

海外旅行保険が付帯するクレジットカードを紹介します。

楽天カード

楽天カードは、楽天グループによるクレジットカードで、年会費が無料であるため気軽に持ちやすいという特長があります。

楽天カードの海外旅行保険が有効になる条件は、日本出国前に募集型企画旅行の料金を支払うことです。

航空券代を支払ったり、交通費を支払っても条件は満たさないため、利用する際は対象の募集型企画ツアーに申し込む必要があります。

楽天グループの楽天市場や楽天モバイル、楽天トラベルなどを使う方におすすめのカードです。



楽天カード

エポスカード

エポスカードVisaは、丸井(マルイ)によるクレジットカード会社によって発行されているクレジットカードです。

人気のVisaブランドがついているため、ニュージーランドを含む世界中の加盟店で利用できます。

保険が有効になる条件に、航空券や、空港までの電車、バス、現地での交通費などを支払う場合も含まれます。条件を満たせば金額は問わないため、利用しやすい保険となっています。

年会費が永年無料なので、最低限の保険としてとりあえず持っておくのにもおすすめの選択肢です。



海外旅行サポート(エポスカード公式サイト)

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ニュージーランドに行く際は、各保険を比べ、どれが自身に必要なのかを考えて選択するのがおすすめです。

複数の保険を組み合わせることによって、自身に必要な金額や対象を増やすこともできます。

素敵な旅になることを願っています。

ニュージーランドお役立ち情報
日NZの直行便
(2025)   
成田→オークランド:約10.5h
関西→オークランド:約10.5h
コンセント
電圧
コンセント:日本はA、NZはO
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、NZ230~240V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
通貨ニュージーランド・ドル(NZD)
1NZD=約90円(2025現在)
カード払いが主流
通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
NZの携帯電話事情の記事はこちら
チップ不要*チップBOXがあれば任意
時差日本+3h
※サマータイム中は+1h
サマータイムの記事はこちら
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

日本全国2周、ヨーロッパ留学、NZワーホリなどを経て、現在オーストラリアの大学院に留学中。

有意義で、わかりやすく、誠実なブログ作りをこころがけています。

目次