
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、ニュージーランドのオークランドからロトルアに日帰りで行く方法をご紹介します。
この記事でわかること
ロトルアとは?

ロトルアは、ニュージーランドの北島にある都市で、オークランドから220kmの位置にあります。
国内屈指の地熱地帯で、地熱によってわく温泉地として有名です。
また、マオリ文化が根づき、マオリにあえる施設があることでも知られています。

オークランドからロトルア日帰り

オークランドからロトルアには日帰りで行くことができます。
ニュージーランドのオークランドからロトルアに移動する場合、移動手段としては
- バス
- レンタカー
- ツアー
があります。
それぞれの特徴は以下のようになっています。
費用(往復) | 滞在時間 | メリット | 注意点 | |
長距離バス | 81ドル(約7,290円)~+別途施設入場料など | 3時間 | 比較的安い | 滞在時間が短くなる |
レンタカー | 6,000円~+ガソリン代+別途施設入場料など | 6時間~ | 柔軟性が高い | ガソリン代がかかる 国際ライセンス 交通ルールが異なる |
ツアー | 約25,000円~(各施設の入場料含む) | 6時間~ | 楽ちん 複数の観光地に行くことも可能 日本語ツアーも | 日本語のツアーは限られている 自由な行動が制限される |
長距離バス(インターシティ)

オークランドのCBD(市内中心部)からロトルアへの直行便が1日数本あります。
この長距離バスを使うことによって、オークランドからロトルアに日帰りで行くことができます。
長距離バスで行くメリットはこちらです。
長距離バスで行くデメリットはこちらです。
滞在時間が限られるため、ロトルアにある観光スポットを複数まわることは厳しいため、観光地のなかからどれかを選んで行くことになります。
大手バス会社インターシティ
インターシティは、30年以上の歴史をもつ、ニュージーランドで最大の長距離バス会社です。
まち同士を結ぶルートや、1日ツアーを運行しており、ニュージーランド内を旅するなら欠かせない会社です。
New Zealand’s #1 National Bus Network | InterCity®
インターシティの料金
バスの値段は、時間や日、また普通の席か「Gold」というプレミアム席かによって異なります。
「Gold」には、普通の席+15ドル~でアップグレードできます。

私はGoldにも乗ったことがありますが、いすが革張りで、足元にゆとりがあり、快適でした。Goldのほうが長距離になればなるほど、疲れが少ないと感じました
また、プランを選ぶ際、スタンダードとフレキシが選べることがあります。
スタンダード
スタンダードは、最低料金のプランです。
スタンダードは返金不可ですが、出発の2時間前までであれば、変更やキャンセルができます。
キャンセルの場合は、クレジット(払ったお金)が同日まで有効です。
また、変更する場合は、変更手数料がかかります。
フレキシ
フレキシは、予約手数料を除き全額返金可能です。
スタンダード同様、出発の2時間前まで変更・キャンセルが可能です。
フレキシの場合、キャンセル後のクレジットは28日間有効です。
ただし、フレキシは、スタンダードより割高です。
インターシティの予約方法
公式サイトから予約します。
Book Bus Tickets Online | InterCity
予約の際、オンラインでカードによって支払うことができます。
年会費永年無料の楽天カードフレキシパスについて
インターシティには、フレキシパスというチケットの買い方があります。
たとえば、オークランドからウェリントンまで行くとき、一回分のチケットを購入する代わりに、フレキシパスの12時間分を使うという使い方ができます。
10時間から80時間まで、5時間単位で購入することができます。
使い方によってはお得になるので、検討してみてください。
Which pass is right for you? | InterCity FlexiPass
レンタカー

レンタカーを借りてオークランドからロトルアへ日帰りで行く場合、借りた店舗以外に返却すると乗り捨て料金がかかってしまうので、オークランドで借りて、同じ店舗で返却するのがおすすめです。
料金は中型車を1日借りた場合、およそ6,000円(+ガソリン代)からです。
レンタカーのメリットはこちらです。
レンタカーのデメリットはこちらです。
レンタカーは、決まっているのが返却時間のみなので、移動の柔軟性があります。
また、長距離バスに比べて、長くロトルアに滞在でき、途中で各スポットに寄り道することもできます。
ワイトモ洞窟にも行ける
オークランドから、同じく日帰りで行ける人気観光スポットとして、有名なワイトモ洞窟があります。
日帰りでオークランド➡ワイトモ➡ロトルア➡オークランドと移動することが可能です。
この場合、時間にあまり余裕がなくなってしまうため、ロトルアは温泉のみの短時間滞在になります。

レンタカーの選び方
ニュージーランドでは、日本のレンタカーのように、多くの会社が車のレンタルを行っています。
条件でしぼりこみ、レンタカーの料金を比較できる総合サイトがおすすめです。
また、Klookと比べるのもおすすめです。
予約代行サービス大手のKlookは、販売元から得られる販売代行手数料の一部を購入者に還元したり、オンラインのみで店舗を持たずに経費を削減するビジネスモデルで、価格を安くしています。
公式の定価よりも安く購入できることもあります。ぜひ一度チェックしてみて下さい。実際に私も何度も使っています。
NZで運転する方法
NZで運転するには、3つの方法があります。
いずれの場合も、日本の運転免許証をNZに持っていきましょう。
国際運転免許証 | 日本の警察署にて、世界中で使える国際運転免許証を取得することができます。取得後1年で期限が切れることに注意が必要です。 |
翻訳 | 日本の免許証を現地の大使館で翻訳することによって、NZ国内で運転することができます。 |
書き換え | 免許取得後2年を経過している人は、NZの免許への書き換えも可能です。 |
Converting a car licence from an exempt country | NZ Transport Agency Waka Kotahi(NZ政府公式サイト)
ニュージーランドの交通ルールの特徴
ニュージーランドの交通ルールの特徴として、下記3点があります。
以下では、それぞれのルールについて紹介します。
速度は50km/hまたは100km/h
速度は、都心部では50km/hまでで、モーターウェイや郊外では100km/hです。
各地にスピードカメラがあり、速度を見張っています。
ロータリー(ラウンドアバウト)が多い
ニュージーランドにはロータリーが多く、時計回りに向きが定められています。
信号がないので、ほかの車の様子を把握して運転する必要があります。
標識が日本と異なる
ニュージーランドの標識は、日本の標識と異なります。
ただし、矢印や短めの英単語が、大きく書かれているので、直感的にわかりやすくなっています。
交通で知っておきたい英単語
ニュージーランドで運転するにあたり、知っておきたい英単語を紹介します。
ONE WAY(ワンウェイ) | 日本でいう一方通行のことです。矢印の向きだけの通行です。 |
MOTORWAY(モーターウェイ) | 高速道路のことです。ニュージーランドの高速道路は、無料のところもあります。 |
NO ENTRY(ノーエントリー) | 進入禁止のことです。 |
STOP(ストップ) | この標識では、停止する必要があります。 |
GIVE WAY(ギブウェイ) | ほかの車優先を表します。この標識では、道を譲りましょう。 |
また、羊や牛のシルエットが描かれた、「動物注意」を示す、ニュージーランドらしい標識もあります。

日本では見られない羊のマークが標識として立っていて、ほっこりします
ツアー

オークランドからロトルアへの日帰りツアーが、各ツアー会社によって催行されています。
ツアーのメリットは以下のようになっています。
ツアーのデメリットは以下のようになっています。
行きたいところでツアーを選ぶ
テ・プイアとポリネシアン・スパ
たとえばこちらのツアーでは、ロトルアのテ・プイアとポリネシアン・スパに日帰りで行くプランがあります。
テ・プイアとワイトモ洞窟に行くツアー
また、ロトルアとワイトモ洞窟両方に日帰りで行けるツアーもあります。
ただし、ロトルアがごく短時間の場合が多く、温泉に入れない事もあるので、ツアー内容の確認が必要です。
たとえば、こちらのツアーでは、ロトルアのテ・プイアとワイトモ洞窟に行きます。
ロトルア湖とホビット村へ行く日本語のツアー
また、日本語のツアーもあります。
こちらのツアーでは、ロトルア湖や、「ロードオブザリング」の映画のセットとしてつくられたホビット村を訪れます。
まとめ
ロトルアは、温泉やマオリ文化、地熱など魅力的な観光地がいっぱいで、観光客に大人気の都市です。
オークランドから日帰りでアクセスできるので、ぜひ足を運んでみてください。



