
こんにちは。MiUです。
このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています
この記事では、ニュージーランドで就労するときに使うCVの書き方について紹介します。
この記事でわかること
CVとは?
CVとは、Curriculum Vitae(カリキュラムヴィタエ)の頭文字をとったもので、簡単に言えば、履歴書のことです。
ちなみに、ヴィタエはラテン語で「人生」を表していて、CVには「人生のコース」という意味があります。
ただし、日本の履歴書とは書き方や書く内容が異なります。
CVが必要な場面
CVは、ニュージーランドで就労するときに必要となるものです。
応募時にCVの添付を求められたり、トライアルの前にメールで郵送することを求められたりします。
CVを配り歩いて仕事を探す人もいます。
ニュージーランドでの仕事探しのやり方を紹介しています↓↓↓

日本では、履歴書というと、学歴や職歴、資格や年齢を広く書きますが、CVでは、どのような職歴をもっているか、仕事で何ができるかということをアピールするために書きます。
CVのフォーマット
日本の履歴書は、専用の用紙が販売されていますが、CVはフォーマット(形式)が決まっていません。
そのため、自分流にアレンジをすることが可能です。
はじめはテンプレートを参考にするのがおすすめ
フォーマットが決まっていないと、はじめは何をどう書いたらいいか、逆に迷ってしまいます。
CVをはじめて書くときにおすすめなのが、テンプレートを参考にすることです。
ニュージーランド政府によってテンプレートが公開されています↓↓↓

また、グーグル検索によっても、テンプレートを参照することができます↓↓↓

私は、ネット上で、自分の業種(ホスピタリティ)に関連したものを検索して参考にしました。アレンジは無限大ですが、いちばん重要なのは、わかりやすさだと思います。読む人に、自分をしっかりアピールできるように意識して書きました
文化のちがいを考慮して作成する
謙遜の文化がある日本と異なり、外国の多くは、何ができるか、どんな経歴・学歴があるのかということを積極的に主張することが好まれます。
CVでも自分の経歴・何ができるのかを主張して、雇用主にとって、自分を雇うことがどれだけ利益になるか、ということをイメージできるように、具体的に、しっかりと盛り込むのがおすすめです。
CVに盛り込む要素
CVを書くときに必要になるのが、以下の要素です。
下記で、CVに書く項目について、順を追って詳しく説明します。
①連絡先
連絡先の項目では、雇用主が連絡できるアドレスを書きます。
- 名前(例:HANAKO TANAKA)
- 住所(例:89-3 Queen Street, Auckland CBD, Auckland 1010)
- メールアドレス
- 電話番号
- もっているビザ(例:working holiday visa valid until June 2025)
名前をファーストネーム(下の名前)から大きく書き、目を引くようにします。
②Summary(CVの要約)
ここでは、CVにかいてあることを簡潔に要約(3~4文)し、パッと見て、どんな人物なのかわかるようにします。
- 何ができるか
- どんな経験があるか
- どんな仕事を探しているか
について、わかりやすく説明します。
簡潔にするため、主語(I)は省きます。
形容詞を使い、簡潔で、動きが出る文章を作りましょう。
Work Experience(職歴)
CVの各要素のなかで、とくに重視されるのが職歴です。
ここには、申し込む業種に関連した職歴を書きます。
雇用主は、その人が何を具体的にできるのかを知りたいので、申し込む業種に関連の全くない職歴、経歴は書く必要はありません。
関連する職歴の職場の名前を列挙し、それぞれについて、何を仕事として行っていたかについて、箇条書きで説明します。
ここでも、Iは省略し、動詞からはじめます。
Education(学歴)
学歴は、大学の学位など、最終学歴を書きます。
職種に関連する学歴があれば、それも書くのがおすすめです。
CVの職歴には結局何を書けばいいのか
CVの職歴欄に書くことと書かないことの区別はあいまいなようで、実はしっかりとした基準があります。
それは、仕事に関係があるかどうかです。
以下の例を見てみましょう。
レストランに申し込もうとしている人が、以下の両方の経歴をもっているとします。
- 10年間花屋の正社員
- 1年のカフェでのバイト経験
上記の場合、書くべきなのは、②のカフェでの経験です。
ただし、1年というのはあまり長くないので、仕事で何をしていたか、何ができるのかを具体的に強くアピールします。
また、関連した職歴がなくても、仕事に生かせる関連性がある趣味がある場合は、それをアピールするのもよいです。
たとえば、土木工事に申し込むとき、趣味で筋トレをしているため力には自信があると書けば、ポジティブに受け取ってもらえます。
CVを書くときは、とにかく、申し込む仕事を中心において考えるのがおすすめです。
CVに書かないこと
ちなみに、CVには、以下のことは書きません。
- 国籍
- 性別
- 年齢
- 顔写真
- 趣味(仕事内容に関連していればOK)
ニュージーランドやオーストラリアでは、上記のような偏見につながりかねないことや仕事に関係のないことは書かないのが暗黙の了解となっています。
まとめ
CVは、外国で就労する際に重要となる要素です。
日本と外国の文化の違いを理解して、書くのがおすすめです。
ニュージーランドのワーホリ・観光情報を紹介しています↓↓↓
ニュージーランドお役立ち情報 | |
日NZの直行便 (2025) | 成田→オークランド:約10.5h 関西→オークランド:約10.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、NZはO →変換プラグが必要 電圧:日本100V、NZ230~240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) 1NZD=約90円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 NZの携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+3h ※サマータイム中は+1h サマータイムの記事はこちら |








