
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
ニュージーランドでワーキングホリデー(ワーホリ)を行うには、「ワーキングホリデービザ」を取得する必要があります。
この記事では、ニュージーランドでワーホリを始めるときに必要な、ビザの申請方法を解説しています。
この記事でわかること
ニュージーランドワーホリでの実体験を踏まえた持ち物リストの記事はこちら↓↓↓

自力でワーホリビザを申請できる?
ニュージーランドでワーホリをするとき、ワーホリビザの申請が必要です。
ビザとは何かについて詳しく紹介しています↓↓↓

ここでは、留学会社や、ビザ申請サポート会社を介さず、自力で申し込む方法を解説していきます。

私は最後まで自分で申し込み、無事発給されました
「ビザ申請は個人では困難」などと謳うあっせん会社もありますが、実際は個人でも簡単に取得できるので安心してくださいね。
申請の時期に注意!
申請をする際の注意点があります。
それが、申請の時期です。
ニュージーランドのワーホリビザは、申請が通り、発給された日から、1年以内にニュージーランドに入国する必要があります。
発給は、通常2週間以内です。
なので、入国予定日から逆算して、1年以内に入国できる日に申請しましょう。
ワーホリビザは、一国につき、一生に一度しか取得できません。万が一、1年以内に入国できないと、無効になってしまいます。1年以内に確実に渡航できるめどを立てたうえで、申請することを強くおすすめします。

たとえば、再来月に行くという方は、今日申請して問題ないです
申請ができる時期であれば、申請にすすみます。
申請に必要なもの
ワーホリビザ申請時に必要なものは、以下になります。
- パスポート(入国時の有効期限15か月以上)
- メールアドレス(Gmailなどのフリーメールがおすすめ。Softbank、au、docomoなどのキャリアメールは不可)
- クレジットカード
- 運転免許証や健康保険証などの身分証明書
ちなみに、ワーホリを進めていくと、日本の携帯会社のメールが使えない場合が出てきます。
そこで、おすすめなのが、Gmailです。世界中で使えるフリーメールアドレスとしては代表的なものです。
もし持っていないなら、Gmail(google)のアカウントをこの段階で作っておくことをおすすめします。

私のニュージーランドの就労先でも、Gmailを使っている外国人が多数いました。世界中で使われていることを実感しました。無料なので、作っておいて損はないと思います
ワーホリビザにかかる費用
日本国内からNZワーホリビザを取得する場合、取得費用自体は無料です。
しかし、観光税(IVL)という形で別途100ドル(約9,000円)支払う必要があります。
※2024年10月から、35ドル→100ドルに変更されました。
ビザ申請の際、ネット上で支払うので、クレジットカードを用意しておきましょう。
海外ではキャッシュレス化が進んでいて、現金NGのお店も見かけます。
クレカはできればVISAとmasterブランドの両方、最低でもどちらかはもっておくのを強くおすすめします。

私はVisaとMasterのブランドをどちらももっています。この2つのブランドさえあれば、海外旅行で困ることはないと思います。また、カードは楽天カードを愛用しています
公式ホームページにアクセス
上記のものが用意できたら、NZ移民局のホームページにアクセスし、アカウントをつくります。
申請は、スマホかパソコンから行います。

私はスマホから申請し、無事発給されました
パソコンのほうが見やすく入力しやすいかと思いますが、スマホのほうが手軽にできるというメリットもあるので、お好みで選んでください。
ニュージーランド移民局ワーホリビザ申請はこちらからできます↓↓↓
https://onlineservices.immigration.govt.nz/?WHS
アカウントの作成
ホームページにアクセスできたら、左下にある、「create your account」を選び、必要事項を入力します。
- 名前
- 名字
- メールアドレス
- ユーザー名
- パスワード
- パスワード確認
- 秘密の質問
- 秘密の質問の回答
- 規約への同意
名前は、パスポートにある通りのスペルで入力してください。
また、メールアドレスが間違っていると、移民局からのメールが受け取れないので、メールアドレスの綴りを正しく入力できているかを確認してください。
必要事項を入力できたら、アカウントが発行されます。
申請の必要事項の入力
アカウントが作成できたら、登録した「User Name」と「Password」を使ってログインします。
その後、指示に従って必要事項を入力していきます。
求められることは、以下の項目です。
- 個人情報
- ID(パスポート・運転免許証)
- 職業
- 健康
- 犯罪歴
- ワーホリに関する項目
以下で、順を追って詳しく説明します。
①個人情報
最初の「個人情報」の項目で求められるのがこちらです。
- 名字(パスポートの通りに)
- 名前(パスポートの通りに)
- 他の名前があるかどうか(ない場合は飛ばして大丈夫です)
- タイトル(Mr(男性)かMs(女性)が一般的)
- 性別
- 生年月日
- 出生国
- 住所(日本とは反対で、番地から始めます)
- 電話番号
- メールアドレス
- 代理で申請しているか(自分のものを申請している場合は「No」になります)
- お好みの連絡方法
- VisaかMasterのカードをもっているか(これがないと、観光税の支払いができません)
名前は、1のほかに、2と3がありますが、空欄で大丈夫です。
②ID
「Identification(ID)」の項目では、パスポートと身分証明書について聞かれます。
- パスポート番号
- パスポート番号の確認
- パスポートの有効期限
- 身分証明書(Driver License運転免許証やNational ID健康保険証など)
- 身分証明書の有効期限(ある場合)
③職業
このページでは、就いている職業について入力します。
- 業種
- 職業
「full list」を押して、もっとも近い項目を決め、選択します。
④健康
ここでは、健康状態について質問されます。
- NZ滞在中に腎臓透析が必要か
- 結核をもっているか
- 下記の状態か
がん
心臓病
精神・身体・知的障害のいずれか - NZ滞在中に以下のことが必要か
入院
介護
どれかが「あり」の場合は、詳細を説明 - 5年以内に結核ローリスクリスト以外の国に行ったか(日本は結核ローリスクリストに載っています)
⑤犯罪歴
こちらでは、過去の犯罪歴について尋ねられます。
- 過去に5年以上の禁錮・執行猶予の有罪判決を受けたか
- 過去10年のうちで禁錮・執行猶予で12か月以上の有罪判決を受けたか
- NZ以外の国で国外退去命令を受けたか
- 「Yes」の場合、日付と国名
- 起訴されたことはあるか
- 有罪判決を受けたことはあるか
- 取り調べ中か
- 入国を拒否されたことはあるか
- NZ以外の国で、出国命令を出されたことがあるか
- 「Yes」の場合、詳細
⑥ワーホリに関する項目
最後に、とくにワーホリに関することを聞かれます。
- NZのワーホリビザをとったことはあるか(使わなかった場合も「Yes」を選択)
- 十分な資金があるか
- 入国する予定の日付
- NZを訪問したことはあるか
- 「Yes」の場合、それはいつか
- 帰国時の航空券の資金はあるか
- 条件を満たすか
入力内容の確認
入力内容のチェック項目が現れます。
すべて見直し、間違いがなければ「Yes」を選択して、提出してください。
その後、観光税について、支払いページに行くか、あとで払うかを選ぶことができます。
支払いをしたらあとはビザ発給を待つだけになります。
ビザ発給までの時間
ビザを申し込んでから、通常は2週間以内に発給されます。

私は申請後5日で発給されました
回答内容によっては健康診断が必要となることがあります。
たとえば、お隣のオーストラリアでは、ビザ申請において、過去5年間の渡航歴のなかで、結核リスクが高い国に3か月以上滞在していた場合、検査対象になります。
そのため、ずっと日本にいた方は心配無用だと思いますが、念のため、期間に余裕を持って申請しておきましょう。
ビザが発給されたら
ビザの発給状況の確認
ビザが発給されると、移民局から登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
また、ビザの発給状態は、ホームページのログインした画面でもわかります。
ビザは念のため印刷しておく
発給されたビザですが、ニュージーランドはデジタル化がすすんでいます。
ビザがパスポートと紐づけられ、電子的に登録されているので、ラベルをパスポートに貼る必要はありません。
しかし、飛行機にチェックインする際など、空港で提示を求められることがあるので、ビザは印刷しておくことを強くおすすめします。
また、給料を受け取る銀行口座を現地で開設する際、銀行に提出する必要があるので、複数部印刷しておくのがおすすめです。

私はパスポートコピーもとって旅行にいきます。万が一のときに持っていると安心です
ワーホリビザを自分で申請
NZワーホリビザは、個人で申請しても、発給までたどり着くことができます。
ぜひ自力で申請してみてください。
ニュージーランドのお役立ち情報や、ワーホリ情報を紹介しています↓↓↓
以下では、ニュージーランドのお役立ち情報や持ち物、観光情報を紹介しています↓↓↓
ニュージーランドお役立ち情報 | |
日NZの直行便 (2025) | 成田→オークランド:約10.5h 関西→オークランド:約10.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、NZはO →変換プラグが必要 電圧:日本100V、NZ230~240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) 1NZD=約90円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 NZの携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+3h ※サマータイム中は+1h サマータイムの記事はこちら |






