こんにちは。MiUです。
このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています
この記事では、ワイトモ洞窟についてご紹介します。
この記事でわかること
グロウワームとは
グロウワーム(Glowworm)は、日本語では土ボタルといい、昆虫の一種で、見た目や大きさは蚊に近いです。
土ボタルは世界中でみられますが、ワイトモ洞窟にいる土ボタルはハエの一種で、ニュージーランドの固有種です。
ワイトモ洞窟で見られる青白い光は、土ボタルの幼虫が、獲物をおびき寄せ、粘着性の糸に獲物を捕まえるために放つものです。
ワイトモ洞窟の土ボタルの光のメカニズムは、ほかの光る虫のメカニズムとは異なり、酵素によって、光を生成しています。
酵素によって光るなんて、不思議なしくみですね。蛍もそうですが、自ら光を放つのはとても興味深いです
ワイトモ洞窟の歴史
1887年に、マオリの首長だったタネという人物が、洞窟で光るグロウワームを発見しました。
洞窟はいちど、政府の手に渡りましたが、2000年近くに、マオリ族に所有権が戻されました。
現在、ワイトモ洞窟で働いている人の多くが、タネの子孫だといわれています。
マオリ族との関係が深い洞窟なのですね。スタッフの方々はみなフレンドリーでした
洞窟のツアーは3種類
ワイトモ洞窟ビジターセンターでは、3種類の異なるツアーが開催されています。
※アラヌイ洞窟は、センターから車で10分のツアー場所に行く必要があります
初めてであれば、最初に紹介するワイトモ・グロウワーム洞窟がおすすめです。
ワイトモ・グロウワーム洞窟
ワイトモ洞窟のなかで、もっとも有名な洞窟です。
3000万年の歴史をもつ洞窟のなかに流れる川を、ボートで進んでいきます。
10人以上のグループが、ガイドの方によって導かれ、大聖堂を見学した後、ボートに乗って土ボタルを鑑賞します。
立派な鍾乳石が洞窟全体でみられました
暗闇のなかで輝くグロウワームを鑑賞することができます。
洞窟のなかは16~17℃でひんやりとしているため、羽織などがあると安心です。
私は、グロウワーム洞窟のツアーに参加しました。基本的に撮影禁止ですが、最後に撮影タイムがあります。ボートに乗って川を進んでいくと、だんだんと目が慣れてきて、グロウワームの光が見えてきます。満天の星空のように、きれいな光が洞窟の天井一面をおおっていて、とても幻想的な空間でした
大人 79ドル
子ども 36ドル
所要時間:45分
事前予約がおすすめ
ルアクリ洞窟
ワイトモ洞窟で最大の洞窟といわれ、約400年前に発見されました。
らせん状の通路を歩き、土ボタルを間近で鑑賞できるポイントまで行きます。
道が整備されており、車いすや、ベビーカーでも参加できます。
大人 113ドル
子ども 43ドル
所要時間:90分
事前予約がおすすめ
アラヌイ洞窟
アラヌイ洞窟には、土ボタルは生息していません。
通路を歩き、鍾乳石の美しい空間に行きます。
公式のツアーに参加するには、アラヌイ洞窟に直接行く必要があります。
ワイトモ洞窟ビジターセンターから車で10分です。
大人 79ドル
子ども 36ドル
所要時間:1時間
事前予約がおすすめ
ワイトモ洞窟へのアクセス
ワイトモ洞窟に行くには、以下の3つの選択肢があります。
- 車orバスでビジターセンターに行き、ツアーに参加する
- 送迎つきの現地ツアーに参加する
- 送迎つきの日本語のツアーに参加する
①車やバスでビジターセンターに行き、ツアーに参加する
何らかの手段でビジターセンターに行き、上記で紹介した、ビジターセンターのツアーのみに参加する方法です。
車を持っていたりレンタカーを借りるなど、ビジターセンターまで移動できる手段を持っている方におすすめな方法です。
インターシティというバスを使うこともできますが、観光地価格になっていることもあるので、要確認です。
私が調べたときは、とても高額だった印象があります
②送迎つきの現地ツアーに参加する
GET YOUR GUIDEなどのツアー会社を通じて、送迎つきの現地のツアーに申し込む方法です。
オークランド市内から送迎が可能で、ビジターセンターまで移動して、ビジターセンターで行われているツアーに参加します。
多くの場合、料金にビジターセンターのツアーが含まれています。
英語での説明になりますが、日本語のツアーに比べると費用を抑えられます。
私は、車をもっていなかったので、オークランド市内発の現地ツアーに参加しました。私のほかに参加者は数人で、オーストラリアから来た人たちもいました。ガイドさんは気さくな人で、洞窟に行った帰りに、おすすめのカフェに連れて行ってくれました
③送迎つきの日本語のツアーに参加する
英語での現地ツアーが心配な方には、日本語のツアーがあります。
現地ツアーに比べて料金は高くなりますが、日本語で説明を受けられる利点があります。
ワイトモ洞窟を含むJTBの日本語ニュージーランドツアー ワイトモ洞窟を含むHISのツアー(オプション含む)ワイトモ洞窟はキャッシュレス
ワイトモ洞窟は、ビジターセンターやカフェなどが、キャッシュレス決済のみの対応です。
クレジットカードやアップルペイなど、非接触型の支払い方法が必要です。
海外旅行では、クレジットカードは1枚、できれば2枚もっておくのがおすすめです。とくに、ニュージーランドはキャッシュレスがすすんでいる国なので、現金NGのお店も見かけましたので、カードがあると安心です
ニュージーランドお役立ち情報
以下では、ニュージーランドに旅行するときに知っておきたい情報を紹介します。
日本からの直行便は?
ニュージーランドへは、日本からの直行便が飛んでいます。
成田空港からオークランド空港まで、約10時間30分です。
航空券予約には、手数料が無料で、簡単に予約ができる、アメリカの会社Expediaがおすすめです。
コンセントの形状は?
ニュージーランドのコンセントは、O/Cタイプが混在しています。
日本はAタイプなので、日本の電化製品を使う場合、変換プラグが必要です。
ニュージーランドだけを旅行する場合、もしくは長期で滞在する場合は、グラグラしづらいOタイプ専用プラグがおすすめです。
今回、もしくは今後、ほかの国にも旅行する場合は、組み替えてその国の形状にできるマルチプラグがおすすめです。
私は、今までニュージーランドでCタイプを見たことがありません。Oタイプのみで大丈夫かと思います。心配な方は、マルチプラグをもっておくと安心です
こちらはOタイプの変換プラグです。
こちらはマルチプラグです。
私はマルチプラグとOタイプのプラグの両方をもっています。滞在期間に合わせて使い分けています
スマホやパソコンなどは、世界中の電圧(100~240V)に対応していることが多いので、変圧器は通常必要なく、変換プラグのみで大丈夫です。
ただし、電圧が日本専用になっているドライヤーやヘアアイロンをもっていく場合、変圧器が必要です。
100~250V電圧に対応した電化製品のみを持っていく場合(スマホ・パソコンなど) | → | プラグ/マルチプラグのみでOK |
100~250V電圧に対応していない電化製品を持っていく場合(ドライヤー・ヘアアイロンなど) | → | プラグ/マルチプラグ+変圧器が必要 |
こちらは、ドライヤーには使用できますが、ヘアアイロンには使用できません。
こちらは、ドライヤーには使用できませんが、ヘアアイロンに使用できます。
水道水は飲める?
ニュージーランドの水道水は、飲むことができます。
また、軟水なので、日本の水道水(軟水)に慣れている日本人のお腹にやさしいです。
ニュージーランドの通貨は?
ニュージーランドの通貨は、ニュージーランド・ドルです。
1ドル=90円前後です。
ニュージーランドでは、現金より圧倒的にカード払いが主流です。
海外旅行では、クレジットカードは、最低1枚、できれば2枚持っておくのが安心です。
ブランドはVisaかMasterが全世界で使えておすすめです。
カードは、楽天カードが、ポイントがたまりやすくおすすめです↓↓↓
楽天カードは私の愛用カードです。楽天モバイルや楽天トラベル、楽天市場と一緒に使うとどんどんポイントがもらえます。ポイントはお買い物やモバイルの使用額に充当できてお得です
通信事情
ニュージーランドでも、スマホの通信環境は必須です。
現地のデータを手に入れるには、SIMカードを購入したり、国内キャリアで対応することが必要です。
SIMカードの場合は、空港や街の携帯ショップに行って、プリペイドタイプのSIMカードを購入すればデータを使えます。
私は、ニュージーランドでワーキングホリデーをするときに、Spark社のプリペイドSIMを購入しました
滞在が短期間で、無駄なく使いたい場合、国内キャリアの楽天モバイルがおすすめです↓↓↓
私は短期間の旅行(1週間ほど)であれば、楽天モバイルで事足りています。月に2GBまで使える、かつ、手続きも必要ないので、とても便利で気に入っています。私は大手キャリアから乗り換えて3年以上使っていますが、日本国内でも無制限に使って月3,000円程度で済むので、本当におすすめです
ワイトモ洞窟で幻想的な体験を
いかがでしたか?
ワイトモ洞窟は、ニュージーランドを代表する観光地のひとつです。
グロウワームの不思議な光に包まれてみてください。