
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、ニュージーランドで就労先をみつける方法について、解説しています。
この記事でわかること
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、30歳までの若者が、他国の文化や生活を理解するために他国に滞在することを認める制度です。
日本は現在、30ヵ国とワーキングホリデービザ協定を結んでいます。
約1年間(国によっては最大3年まで延長可能)の休暇を目的とした滞在と、その資金を賄うための就労が認められます。
簡単にいえば、1年間その国にいられて(パスポートだけでは3か月までのところが多い)、かつ労働もできるということです。
また、ニュージーランドでは、この間に観光と最大6か月間の就学、つまり語学学校での学習をすることもできます。
ちなみに、入国日から1年の間は、出入国が自由です。
日本に一時帰国したり、オーストラリアやフィジーなどの周辺諸国に旅行するためにニュージーランドを出入りしても大丈夫です。
ワーキングホリデーについて、より詳しい解説やビザの申し込みについてはこちらの記事で紹介しています↓↓↓

仕事探しは難しい?
ワーホリでの仕事探しは難しいといわれることもありますが、きちんと手順を踏めば、見つけることは可能です。

ワーホリでは、仕事が全然見つからないといった話もよく聞きますが、あらかじめ調べたうえでコツを抑えたので、私は3日でゲットできました
仕事の見つけ方
仕事をどのように見つけるか、解説していきます。
ニュージーランドでの仕事探しは、
- フェイスブック
- インターネットサイト
- CV配り
- つて
で行います。
また、ニュージーランドで仕事探しをするときには、CV(日本でいう履歴書)を作っておきます。

仕事探しを始める前に、CVを作成しておくのがおすすめです。面接やトライアルに行くまでに、相手方に求められたとき、さっと出せるとスムーズです

それでは、順に解説していきます。
Facebookは、ニュージーランドのメインSNSですが、実は仕事探しの強い味方なんです。
SNSなので、お店側も、働く側も、どちらからもアプローチできるという利点があります。

私は、Facebookで仕事を見つけました。投稿したその日のうちにトライアルのお誘いがきました。すぐにトライアルに行き、即採用されました
グループに参加する
フェイスブックのグループという機能では、仕事を探している人たちと、働いてくれる人を探している人たちが集まってグループを形成しています。
グループに入ると、普通に投稿するより、働き手がほしい人(雇用主)が見る確率が上がります。
たとえば、カフェやレストランであれば、「Auckland Hospitality Jobs」というグループがあります。
「Auckland hospitality jobs」のようなグループの参加・投稿に承認が必要なグループは、入るまで日数がかかります(スパム対策)。

承認が必要なグループのほうが、詐欺まがいのオファーが届きにくくなります。グループを探す際は、閉じられたグループを探すのがおすすめです
自分をわかりやすくアピールする
フェイスブックに仕事を探していることを投稿するときには、以下の情報を入れるのがおすすめです。

ちなみに、ニュージーランドでは性別や年齢は必要事項とみなされていません。これは、人権を尊重したニュージーランドの国柄が出ていると思います
長くなってもいいので、必要事項をすべて詰め込むのが重要です。
また、投稿文は、最初の数文にアピールしたい要素を入れると、見る人にとってわかりやすくなります。
チャンスが来るまで投稿!
投稿を見て、働いてくれる人を探している雇用主から連絡が来るのを待ちます。
連絡がきたら、やり取りをして、トライアルや面接の日程を調整します。
この過程で、「CVを送って」と言われることが多いです。
もし、条件に合う仕事がなかった場合は、また投稿できるように準備します。

私の投稿に雇用主から問い合わせが来たのは、掲載されたその日でした。新しい投稿のほうが、見てもらいやすいと思います
運要素が大きいので、なかなか見つからなくても焦らず、定期的に投稿することがコツです。また、複数の雇用主とやり取りして、積極的にトライアルの機会をゲットするのがおすすめです!
インターネットサイト
NZ Daisuki
ニュージーランドでワーホリする日本人におなじみのサイト「NZ Daisuki」は、仕事探しにもおすすめです。
仕事の募集は主に、ニュージーランドにある「ダイソー」や日本食の材料などを扱う「Tokyo Food」など、日本の企業です。
日本語で応募できるところも多いです。

私の知人で、NZ Daisuki経由で仕事をゲットした方がいました
返信率も高く、とくに日本企業を探している方にはおすすめです。
スタッフ募集 – Recruit – ニュージーランド総合情報 | ニュージー大好きドットコム
Trade me
Trade meは、フラット探しでも紹介した、現地の総合サイトです。スーパーやショップなど、基本現地の人向けの募集が多い印象です。
英語での募集となりますが、さすがの現地サイトだけに、件数は多いです。
応募しても返信が来ない可能性もあるので(文化の違いのため)、複数応募も視野に入れてください。
NZ Jobs | Start Your Search Today | Trade Me Jobs
Seek
Seekも現地サイトです。

Trade meよりさらに現地色が強いなと感じます
基本的に本格的な就労の募集が多く、一時的な滞在となる日本人は、そもそも対象外という場合も多いです。
Jobs on SEEK – New Zealand’s no. 1 Employment, Career and Recruitment site
友人・知人のつて
現地に知り合いがいる人に限りますが、人の紹介で仕事を見つけるという方法があります。
運とタイミングが合えば、紹介によってトライアルや採用に到達できるかもしれません。
ただ、この方法は「運」頼りになってしまいます。
現地で出会った人が必ずしも雇用のチャンスを持っているとも限らないため、サブの方法としてもっておくのがおすすめです。

あったらいいな、くらいにとらえておき、先ほど紹介した方法をメインにするのがおすすめです
住まいと仕事、どちらが先か?
仕事探しをするにあたって、仕事探しと住まい探し、どちらを先に行うべきか、迷いどころですよね。
おすすめはこちらのやり方です。
- 仮のフラット探し
- 仕事探し
- 定住フラット探し
仮住まいのフラットを見つけ、その後仕事を見つけて、そこに通えるフラットを見つけるのがベストだと思います。
仮のフラットは、NoticeとMinimum stayが短い(1週間くらい)か、ない物件に絞って探しましょう。

実は、私は仮住まいとしていたフラットに近いところで運よく仕事が見つかり、そこから通うことができました。
仮住まいのフラットが気に入って、仕事場からあまりに遠くなければ、継続して住み続けることも選択肢としてありです。
コラム①:ニュージーランドなどの外国のアルバイトでメジャーな「トライアル」とは
ニュージーランドでは、多くの店が、面接と採用のあいだに、「トライアル」を挟みます。
トライアルとは、雇用前に、30分~数時間ほど実際にそのお店で働いてみることをいいます。
トライアルは、給料が発生する場合とそうでない場合があります。

私は、合計2時間のトライアルをしてから、最後にまかないをいただきました
トライアルの特徴として、
- 「お店側」は、その人の能力を測れる
- 「働く側」は、お店の雰囲気を知ることができる
という双方にとってのメリットがあります。
トライアルが終わり、双方が合意すると、本格的に採用となります。
コラム②ニュージーランドで仕事をさがす前に知っておきたいこと
仕事を探すにあたって、「ニュージーランドで働く」ときに知っておきたいことを紹介します。
ニュージーランドでは制限なく働ける
まず、ニュージーランドのワーホリビザには、以下の制限がありません。
これらを簡単に言い換えれば、
ということです。
※ちなみに、お隣の国・オーストラリアでは、半年に一回以上就労先を変える必要があります。
ニュージーランドでの雇用形態は?
ニュージーランドでの労働には「フルタイム」「パートタイム」「カジュアル」という括りがあり、週35時間以上が「フルタイム」、週35時間未満が「パートタイム」、不規則なシフトが「カジュアル」と呼ばれています。
このすべてが日本でいう「正規雇用」にあたります。
カジュアルはフルタイム・パートタイムと比べ、シフトが不安定で、かつ、有給制度が適用されませんが、代わりに、「ホリデーペイ」という額(給料の8%)が給料に加算されます。

基本的には働く頻度と規則性で呼び方が変わるという認識で大丈夫です
ニュージーランドのお給料
ニュージーランドの最低時給は23.5ドルとなっています(2025年時点)。
ここから所得税が差し引かれるのですが、年間の所得額から割合が決まります。
具体的には、14,000ドルまでが10.5%で、14,000~48,000ドルまでが17.5%です。
多くの場合、就労先の給料から多めに天引きされて、毎年5月のタックスリターンという制度で、余剰分がIRDナンバーに紐づけられた口座に返金されます。
バイト開始時に、バイト先にIRDナンバーを提出し、IR(税務局)が管理してくれます。

IRDナンバーを提出しておけば、自分でやることはほとんどなく、タックスリターンも自動で行われて、とても便利でした
IRDナンバー申請について紹介しています↓↓↓

まとめ
仕事探しは、ワーホリの醍醐味ですよね。
ニュージーランドでは、日本と仕事探しのやり方が異なります。

実際は運に左右されるところも大いにあるので、焦らずに機会をたくさん作るのがポイントだと思います
ニュージーランドで素敵なワーホリライフを送れることを願っています。
ニュージーランドのお役立ち情報や、ワーホリや観光情報を紹介しています↓↓↓
ニュージーランドお役立ち情報 | |
日NZの直行便 (2025) | 成田→オークランド:約10.5h 関西→オークランド:約10.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、NZはO →変換プラグが必要 電圧:日本100V、NZ230~240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) 1NZD=約90円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 NZの携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+3h ※サマータイム中は+1h サマータイムの記事はこちら |







