
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事でわかること
ウェリントンはどんな都市?

ウェリントンの歴史
ウェリントンは、約700年前からマオリが住んでいたといわれています。
1840年にヨーロッパ人が入植すると、1865年にはニュージーランドの首都として成立しました。
ウェリントンの人口は約42万人で、日本のどの都道府県の人口よりも少ないです。
ウェリントンはまた、世界で最南端に位置する首都として知られています。
1865年までは、1841年からオークランドが首都として機能していました。現在もオークランドの人口が最大ですが、オークランドは北島の北にあります。ウェリントンは、北島の南端にあるため、国の分裂を防ぐ目的で、地理的にウェリントンが首都に選ばれました。

ウェリントンが首都が選ばれた経緯は、オーストラリアのシドニー・メルボルンの中間に位置するキャンベラが首都に選ばれたことと似通っているように思います。大きな国を統治するのは大変なのですね
「ウェリントン」の由来
都市「ウェリントン」という名称は、人の名前に由来しています。
ウェリントンの初代伯爵であるウェリントン卿から来ています。
また、ウェリントンという人名は、イギリスの地名「ウェリントン」に由来しているといわれています。
ウェリントンの人口
ウェリントンの人口は、約42万人です。
日本のどの都道府県の人口よりも少ないです。
ウェリントンは、ニュージーランドの首都でありながら、コンパクトなシティです。
ウェリントンの気候

ウェリントンは、温暖なオークランドよりは低いですが、快適に過ごすことができる気温です。
しかし、このあと紹介する「風」によって、体感温度は低くなります。
風が強いウェリントン
ウェリントンは、「ウィンディウェリントン」とよばれるくらい、風が強いことで有名です。
その風の強さは、世界一ともいわれ、とくに海辺はより風が強いです。

私は、事前に「風が強い」と聞いていましたが、半信半疑でした。しかし、ウェリントンに降り立った瞬間に理解しました。春に冬用のコートを出して着るくらい、すごい風でした
ウェリントンのおすすめスポット8選
ウェリントンは、首都としてはコンパクトな都市で、観光スポットもまとまっているので、アクセスがしやすいです。
以下では、ウェリントン観光におすすめのスポットを8つ紹介します。
①Wellington Cable Car(ケーブルカー)

ウェリントンといえば、赤いケーブルカーの写真というくらい、ウェリントンの代名詞ともいえる乗り物です。
ニュージーランド国内で唯一現役で運行しているケーブルカーは、ケルバーン展望台と市内を5分で結んでおり、実際に乗ることができます。

私は植物園に行ってから歩いていたら、ケーブルカーに乗らずに頂上に着いてしまいました。上るときにはケーブルカーが楽ちんでおすすめです
住所 | 280 Lambton Quay, Wellington Central, Wellington 6011(ラムトンキー駅) |
アクセス | ウェリントン駅から徒歩11分 |
営業時間 | 月~木 7:30~20:00 金 7:30~21:00 土 8:30~21:00 日 8:30~19:00 |
定休日 | クリスマス |
料金 | 大人 往復12ドル 片道6.5ドル |
公式サイト | https://www.wellingtoncablecar.co.nz/English/Tickets |

②Kelburn Lookout(ケルバーン展望台)

ケルバーン展望台は、ケーブルカーの頂上の駅からすぐの絶景スポットです。
ウェリントンの街やヴィクトリア山を見渡すことができます。
③Cable Car Museum(ケーブルカー博物館)

ケーブルカーの頂上の駅「ケルバーン」に目の前に、ケーブルカー博物館があります。
ケーブルカーについての歴史や模型が展示されています。
入場無料なので、ケーブルカーに乗ったら、ぜひケルバーン展望台とともに立ち寄ってみてください。

昔のケーブルカーで起きた事故の展示が興味深かったです。今と異なり、ケーブルカーの外壁がない時代もあったのが驚きでした
④Wellington Botanic Garden(ウェリントン植物園)

ウェリントンにある植物園は、ケーブルカー博物館と展望台の麓に位置しています。
面積はそこまで広くはないですが、バラ園やハーブ園、ベゴニアハウス(温室)、オーストラリアの植物など、見どころがたくさんある植物園です。

ウェリントン植物園は見ごたえがあり、山にあるため冒険に出るような気持ちで歩きました。バラ園では、たくさんのバラが咲いていて、優雅な空間が広がります。バラ園を眺める素敵なカフェもあり、おすすめのスポットです
住所 | 101 Glenmore Street, Kelburn, Wellington 6012 |
アクセス | ウェリントン駅から徒歩19分 |
営業時間 | 夜明けから日暮れまで |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://wellingtongardens.nz/our-gardens/wellington-botanic-garden-ki-paekaka/ |

⑤ニュージーランド国立博物館(テパパ)

「テ・パパ」ことニュージーランド国立博物館は、ウェリントンにある国立の博物館です。
展示は、ワイタンギ条約や、第一次世界大戦の「ガリポリ作戦」(※期間限定)から、骨格標本やアートまで、大きな規模の博物館です。
また、テ・パパの建物自体がモダニズム建築であり、近代的な外観を楽しめます。
※以前は入場無料でしたが、2025年現在、ニュージーランド人やニュージーランド在住の人のみ入場無料になっています。
住所 | 55 Cable Street, Te Aro, Wellington 6011 |
アクセス | ウェリントン駅から徒歩20分 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | クリスマス |
料金 | 35ドル※NZ在住者は無料 |
公式サイト | https://www.tepapa.govt.nz/ |

⑥New Zealand Parliament(国会議事堂)

1969年から建築が始まった国会議事堂は、ユニークな建築様式がハチの巣に似ており「ビーハイブ」とよばれています。
国会議事堂では、無料のツアーが開催されており、オンラインから予約できます。
最も人気な60分のツアーは、10:00~、12:00~、15:00~の時間に行われています。
直前だと予約でいっぱいになってしまうので、あらかじめ予約しておくことをおすすめします。
Guided Tours – New Zealand Parliament
住所 | 1 Molesworth Street, Pipitea, Wellington 6011 |
アクセス | ウェリントン駅から徒歩10分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.parliament.nz/en/ |
⑦キューバストリート
キューバストリートは、ウェリントンの目抜き通りです。
歩行者天国にさまざまなショップが並んでおり、歩くだけでも楽しいです。
レストランやカフェもあり、観光にぴったりの場所です。

実際に歩いて、歴史を感じる通りだなと思いました。この通りに行けば何でもそろいます
住所 | Cuba Street, Te Aro, Wellington 6011 |
アクセス | ウェリントン駅から徒歩25分 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://wellington.govt.nz/wellington-city/about-wellington-city/history/throwbackthursday/cuba-street |
⑧オールドバンクアーケード

オールドバンクアーケードは約100年前に建てられた建物で、もともとはニュージーランド銀行の支店でした。
内装は重厚でレトロで、歴史とショッピングを楽しむことができます。
また、中央にある時計は、毎時、開くしかけになっていて、オールドバンクアーケードの歴史に関する映像が流れます。

歴史あるアーケードに行くと、内装のデザインや造りに心が躍ります。スターバックスもありました。アーケードの空間に浸りながら、コーヒーを楽しむのもおすすめです
住所 | 233-237 Lambton Quay, Wellington Central, Wellington 6011 |
アクセス | ウェリントン駅から徒歩12分 |
営業時間 | 平日 9:30~17:00 土曜 10:00~16:00 日曜 11:00~15:00 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://oldbank.co.nz/ |

コーヒー文化(フラットホワイト)
ウェリントンは、コーヒーの街として知られています。
街中にたくさんのカフェがあり、どの店もこだわりのエスプレッソビバレッジを提供しています。
エスプレッソにスチームしたミルクをたっぷり注いだ「フラットホワイト」はウェリントンが発祥の地といわれています。

フラットホワイトは、カフェラテよりも薄い泡が特徴で、よりミルキーな舌ざわりを楽しめる、飲みやすいビバレッジです。余談ですが、日本ではあまりなじみのないフラットホワイト、横浜の「樹根巣」という喫茶店では飲むことができます。本格的な味わいでした
ウェリントンはコンパクトな首都
いかがでしたか?
ウェリントンは、ニュージーランドの首都として、見どころが多くあります。
おしゃれなコンパクトシティで、観光を楽しんでください。
以下では、ニュージーランドのお役立ち情報や、ウェリントンのおすすめスポットを紹介しています↓↓↓
ニュージーランドお役立ち情報 | |
日NZの直行便 (2025) | 成田→オークランド:約10.5h 関西→オークランド:約10.5h |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、NZはO →変換プラグが必要 電圧:日本100V、NZ230~240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZD) 1NZD=約90円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 NZの携帯電話事情の記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+3h ※サマータイム中は+1h サマータイムの記事はこちら |



