こんにちは。MiUです。
このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています
この記事でわかること
ウェリントンの歴史
ウェリントンは、約700年前からマオリが住んでいたといわれています。
1840年にヨーロッパ人が入植すると、1865年にはニュージーランドの首都として成立しました。
ウェリントンの人口は約42万人で、日本のどの都道府県の人口よりも少ないです。
それまでは、1841年からオークランドが首都として機能していました。現在もオークランドの人口が最大ですが、オークランドは北島の北にあります。ウェリントンは、北島の南端にあるため、国の分裂を防ぐ目的で、地理的にウェリントンが首都に選ばれました。
ウェリントンはまた、世界で最南端に位置する首都として知られています。
「ウェリントン」の由来
都市「ウェリントン」という名称は、人の名前に由来しています。
ウェリントンの初代伯爵であるウェリントン卿から来ています。
また、ウェリントンという人名は、イギリスの地名「ウェリントン」に由来しているといわれています。
ウェリントンの人口
ウェリントンの人口は、約42万人です。
日本のどの都道府県の人口よりも少ないです。
ウェリントンは、ニュージーランドの首都でありながら、コンパクトなシティです。
ウェリントンの気候
ウェリントンは、温暖なオークランドよりは低いですが、快適に過ごすことができる気温です。
しかし、このあと紹介する「風」によって、体感温度は低くなります。
風が強いウェリントン
ウェリントンは、「ウィンディウェリントン」とよばれるくらい、風が強いことで有名です。
その風の強さは、世界一ともいわれています。
とくに海辺はより風が強いです。
私は、事前に「風が強い」と聞いていましたが、半信半疑でした。しかし、ウェリントンに降り立った瞬間に理解しました。春に冬用のコートを出して着るくらい、すごい風でした
ウェリントンのおすすめスポット
ウェリントンは、首都としてはコンパクトな都市です。
観光スポットもまとまっているので、アクセスがしやすいです。
ケーブルカー
ウェリントンといえば、赤いケーブルカーの写真というくらい、ウェリントンの代名詞ともいえる乗り物です。
ケーブルカーは、ケルバーン」展望台と市内を5分で結んでいます。
営業時間
月~木曜日 7:30~20:00
金曜日 7:30~21:00
土曜日 8:30~21:00
日曜日・祝日 8:30~19:00
運行間隔:10分に1回
料金
片道大人 6.5ドル
片道子ども(5~15歳) 3.5ドル
往復大人 12ドル
往復子ども(5~15歳) 6ドル
私は植物園に行ってから歩いていたら、ケーブルカーに乗らずに頂上に着いてしまいました。上るときにはケーブルカーが楽ちんでおすすめです
ケルバーン展望台
ケルバーン展望台は、ケーブルカーで行くことができる、絶景スポットです。
ウェリントンの街やヴィクトリア山を見渡すことができます。
ケーブルカー博物館【入場無料】
ケーブルカーの頂上の駅「ケルバーン」に目の前に、ケーブルカー博物館があります。
ケーブルカーについての歴史や模型が展示されています。
昔のケーブルカーで起きた事故の展示が興味深かったです。今と異なり、ケーブルカーの外壁がない時代もあったのが驚きでした
ローズガーデンがみどころ!ウェリントン植物園【入場無料】
ウェリントンにある植物園は、ケーブルカー博物館と展望台の麓に位置しています。
なんといってもみどころは、バラ園です。
バラ園では、たくさんのバラが咲いていて、優雅な空間が広がります。バラ園を眺めるカフェもあり、素敵なスポットです
テ・パパ博物館【入場無料】
「テ・パパ」は、ウェリントンにある国立の博物館です。
展示は、ワイタンギ条約や、第一次世界大戦の「ガリポリ作戦」から、骨格標本やアートまで、無料とは思えないクオリティの博物館です。
また、テ・パパの建物自体がモダニズム建築であり、近代的な外観を楽しめます。
営業時間
10:00~18:00(クリスマスを除く)
国会議事堂
1969年から建築が始まった国会議事堂は、その建築にも注目です。
ユニークな建築様式は、ハチの巣に似ており「ビーハイブ」とよばれています。
国会議事堂では、無料のツアーが開催されています。
オンラインから予約できます。
直前だと予約でいっぱいになってしまうので、あらかじめ予約しておくことをおすすめします。
最も人気な60分のツアーは、10:00~、12:00~、15:00~の時間に行われています。
キューバストリート
キューバストリートは、ウェリントンの目抜き通りです。
歩行者天国にさまざまなショップが並んでおり、歩くだけでも楽しいです。
レストランやカフェもあり、観光にぴったりの場所です。
オールドバンクアーケード
約100年前に建てられた建物で、もともとはニュージーランド銀行の支店でした。
内装は重厚でレトロで、歴史とショッピングを楽しむことができます。
歴史あるアーケードに行くと、内装のデザインや造りに心が躍ります。スターバックスもありました。アーケードの空間に浸りながら、コーヒーを楽しむのもおすすめです
コーヒー文化(フラットホワイト)
ウェリントンは、コーヒーの街として知られています。
街中にたくさんのカフェがあり、どの店もこだわりのエスプレッソビバレッジを提供しています。
エスプレッソにスチームしたミルクをたっぷり注いだ「フラットホワイト」はウェリントンが発祥の地といわれています。
フラットホワイトは、カフェラテよりも薄い泡が特徴で、よりミルキーな舌ざわりを楽しめる、飲みやすいビバレッジです。日本ではあまりなじみのないフラットホワイトですが、横浜の「樹根巣」という喫茶店ではフラットホワイトを飲むことができました。本格的な味わいです
ニュージーランドお役立ち情報
以下では、ニュージーランドに旅行するときに知っておきたい情報を紹介します。
日本からの直行便は?
ニュージーランドへは、日本からの直行便が飛んでいます。
成田空港からオークランド空港まで、約10時間30分です。
航空券予約には、手数料が無料で、簡単に予約ができる、アメリカの会社Expediaがおすすめです。
コンセントの形状は?
ニュージーランドのコンセントは、O/Cタイプが混在しています。
日本はAタイプなので、日本の電化製品を使う場合、変換プラグが必要です。
ニュージーランドだけを旅行する場合、もしくは長期で滞在する場合は、グラグラしづらいOタイプ専用プラグがおすすめです。
今回、もしくは今後、ほかの国にも旅行する場合は、組み替えてその国の形状にできるマルチプラグがおすすめです。
私は、今までニュージーランドでCタイプを見たことがありません。Oタイプのみで大丈夫かと思います。心配な方は、マルチプラグをもっておくと安心です
こちらはOタイプの変換プラグです。
こちらはマルチプラグです。
私はマルチプラグとOタイプのプラグの両方をもっています。滞在期間に合わせて使い分けています
スマホやパソコンなどは、世界中の電圧(100~240V)に対応していることが多いので、変圧器は通常必要なく、変換プラグのみで大丈夫です。
ただし、電圧が日本専用になっているドライヤーやヘアアイロンをもっていく場合、変圧器が必要です。
100~250V電圧に対応した電化製品のみを持っていく場合(スマホ・パソコンなど) | → | プラグ/マルチプラグのみでOK |
100~250V電圧に対応していない電化製品を持っていく場合(ドライヤー・ヘアアイロンなど) | → | プラグ/マルチプラグ+変圧器が必要 |
こちらは、ドライヤーには使用できますが、ヘアアイロンには使用できません。
こちらは、ドライヤーには使用できませんが、ヘアアイロンに使用できます。
水道水は飲める?
ニュージーランドの水道水は、飲むことができます。
また、軟水なので、日本の水道水(軟水)に慣れている日本人のお腹にやさしいです。
ニュージーランドの通貨は?
ニュージーランドの通貨は、ニュージーランド・ドルです。
1ドル=90円前後です。
ニュージーランドでは、現金より圧倒的にカード払いが主流です。
海外旅行では、クレジットカードは、最低1枚、できれば2枚持っておくのが安心です。
ブランドはVisaかMasterが全世界で使えておすすめです。
カードは、楽天カードが、ポイントがたまりやすくおすすめです↓↓↓
楽天カードは私の愛用カードです。楽天モバイルや楽天トラベル、楽天市場と一緒に使うとどんどんポイントがもらえます。ポイントはお買い物やモバイルの使用額に充当できてお得です
通信事情
ニュージーランドでも、スマホの通信環境は必須です。
現地のデータを手に入れるには、SIMカードを購入したり、国内キャリアで対応することが必要です。
SIMカードの場合は、空港や街の携帯ショップに行って、プリペイドタイプのSIMカードを購入すればデータを使えます。
私は、ニュージーランドでワーキングホリデーをするときに、Spark社のプリペイドSIMを購入しました
滞在が短期間で、無駄なく使いたい場合、国内キャリアの楽天モバイルがおすすめです↓↓↓
私は短期間の旅行(1週間ほど)であれば、楽天モバイルで事足りています。月に2GBまで使える、かつ、手続きも必要ないので、とても便利で気に入っています。私は大手キャリアから乗り換えて3年以上使っていますが、日本国内でも無制限に使って月3,000円程度で済むので、本当におすすめです
ウェリントンはコンパクトな首都
いかがでしたか?
ウェリントンは、ニュージーランドの首都として、見どころが多くあります。
おしゃれなコンパクトシティで、観光を楽しんでください。