こんにちは。MiUです。
このブログでは、世界15か国以上・日本47都道府県(2周)を旅した経験をもとに、国内外の旅行に役立つ情報を掲載しています
この記事では、ニュージーランドの主要都市を一周(縦断)するルートについてご紹介します。
この記事でわかること
ホテルは、複数サイトの値段と口コミを比較して予約するのがおすすめです。
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ニュージーランドは、北島と南島それぞれに、観光におすすめの都市があります。
ニュージーランドの有名な都市をすべて行くのであれば、時間がある方は、何回かに分けていくのではなく、北島のオークランドから南島のクイーンズタウンまで、一文字に縦断するのがおすすめです。
交通費が片道で済むので経済的なうえ、各都市の違いが実感できます。
この記事では、ニュージーランドの各主要都市を楽しみながら、長距離バス(+フェリー)を使って縦断するルートを紹介します。
ニュージーランド一周のルート
今回ご紹介するルートはこちらです。
- オークランド
バス - ロトルア
バス - ウェリントン
フェリー+バス - クライストチャーチ
バス - ダニーデン
バス - クイーンズタウン
この記事で紹介している観光地は、クイーンズタウンのミルフォードサウンドを除き、すべて主要都市の付近にあるため、各都市、1泊~2泊、長くて3泊ほどあれば、十分に満喫できるかと思います。ミルフォードサウンドに関しても、クイーンズタウンから日帰りで観光ができますし、クイーンズタウン自体は非常にコンパクトな街のため、2泊もすれば十分楽しめます
以下で、各都市の観光地とつぎの都市への行き方を紹介します。
①オークランド
オークランドは、ニュージーランドで最大の人口(169万人)を擁する、北島の都市です。
港まちとしても知られ、公共交通機関としてフェリーも運航しています。
オークランドの見どころ
クイーンストリート
歴史ある建物のなかにショップが並ぶ、オークランドCBDのメインストリート「クイーンストリート」。
プラダやディオールなどのブランドから、マクドナルドやカフェ、日本の100円均一「ダイソー」まで、様々なショップでお買い物を楽しめます。
また、カフェやレストラン、ドーナツなどスイーツショップなども充実しています。
ニューマーケット
オークランドCBD(市内中心部)から電車で2駅(10分弱)のニューマーケットには、おしゃれなショップや大型ショッピングモール「ウェストフィールド」があります。
文字通り「ニューマーケット」なエリアは、ショッピングや遊びにぴったりです。
オークランドからロトルアまで
オークランドからロトルアまでは、バス(インターシティ)で移動します。
所要時間は4時間40分で、料金は35ドル(約3,150円)からです。
大手バス会社インターシティ
インターシティは、30年以上の歴史をもつ、ニュージーランドで最大の長距離バス会社です。
まち同士を結ぶルートや、1日ツアーを運行しており、ニュージーランド内を旅するなら欠かせない会社です。
インターシティには、goldという座席のオプション(ビジネスクラスのイメージに近い)や、フレキシペイという、1便ではなく、時間単位での支払いがあります。
こちらも、ご自身の要望に合わせて検討してみてください。
②ロトルア
ロトルアは、地熱地帯として有名な北島の都市です。
ニュージーランド屈指の温泉地として知られ、街に硫黄の香りがただよいます。
そんなロトルアは、マオリとのかかわりが深い都市としても有名です。
マオリや羊、キウイ、温泉など、ニュージーランドを象徴する文化やものに触れられるスポットが多く、観光地として人気がある都市です。
ロトルアの見どころ
テ・プイア
テ・プイアは、南半球最大の間欠泉がみられる施設です。
また、マオリの踊りである「ハカ」ショーや、マオリの工芸学校、国鳥キウイの保護施設など、ニュージーランドらしさに触れられるスポットです。
アグロドーム
アグロドームは、ロトルアにある農場です。
羊の毛刈りが見られる「ファームショー」や、羊をはじめ、アルパカや牛などに触れたり、エサをやったりできる「ファームツアー」に参加できます。
ポリネシアン・スパ
ポリネシアン・スパは、酸性とアルカリ性の硫黄泉が楽しめる温泉施設です。
ポリネシアン・スパのプール(浴槽)からは、ロトルア湖が一望できます。
26もの温泉プールを有していて、エリア(計4つ)ごとに貸切やたくさんのプール、湖の景色など異なる魅力を楽しめます。
ロトルアからウェリントンへ
ロトルアからウェリントンまで、インターシティのバスで移動すると、所要時間は9時間30分(直行便)、8時間(乗り換え1回)です。
料金は、71ドル(約6,390円)からです。
③ウェリントン
ウェリントンは、ニュージーランドの首都であり、北島の南端にある都市です。
ウェリントンは、世界一風が強い都市で、「ウィンディ・ウェリントン」と呼ばれているほどです。
ニュージーランドの首都はオークランドと誤解されがちですが、最大人口のオークランドよりも、北島と南島の分裂を防ぐため、島同士の中間に首都を据えたいという戦略のもと、北島の南端にあるウェリントンに首都がおかれています。
ウェリントンの見どころ
ケーブルカー
ウェリントンの象徴ともいえるケーブルカーは、ニュージーランド国内で唯一、現役で運行しているケーブルカーです。
市内中心部からケルバーンの丘を上り、ウェリントンを見渡せる展望台や植物園にアクセスできます。
ウェリントン植物園【入場無料】
ウェリントン市議会が有する植物園は、見事なバラ園を眺めるカフェや、めずらしいハーブ園などが見どころの必見のスポットです。
ケルバーンの丘のふもとから、山頂にかけて広い面積を占めているため、ケーブルカーで行ける、ケルバーンの丘の頂上から下って行くのが楽ちんでおすすめです。
ニュージーランド国立博物館(テ・パパ)【ビザによっては入場無料】
ニュージーランド国立博物館は、大きな規模の館内に、さまざまな展示がされており、とても見ごたえがある博物館です。
マオリとニュージーランドが結んだ「ワイタンギ条約」やマオリ文化、質量が世界最大のイカなど、見どころがいっぱいです。
ニュージーランドで勉強・就労・居住を認めるビザをもっていれば、入場無料になります(2024時点)。
オールドバンクアーケード
オールドバンクアーケードは、ウェリントンの市内中心部の一角にある、歴史的な外観が特徴の商業施設兼オフィスです。
もともと銀行として使われていた建物を利用しており、特徴的な外見が目を引きます。リニューアルにともなって、内装に追加された音楽時計は、毎時になると開いて、映像で建物の歴史を描きます。
ウェリントンからクライストチャーチへ
ウェリントンからクライストチャーチへの移動は、フェリーと長距離バスで行います。
ウェリントンからピクトンまでフェリーで行き、ピクトンからクライストチャーチへ長距離バスで向かいます。
ウェリントンからピクトンまでは、所要時間4時間弱で、料金はおよそ6,000円~です。
フェリー運航会社は、「ブルーブリッジ」と「インターアイランダー」の2社あります。
また、ピクトンからクライストチャーチまでは、長距離バスで6時間ほど、料金はおよそ4,000円からです。
④クライストチャーチ
クライストチャーチは、ニュージーランド南島で最大の都市です。
自然と都市が調和した、落ち着いた雰囲気のある街並みが魅力です。
クライストチャーチという地名は、イギリス人の出身カレッジの名前からとられたといわれています。
クライストチャーチの見どころ
クライストチャーチ植物園【入場無料】
クライストチャーチ植物園は、バラ園が見どころの癒しスポットです。
また、季節によって異なる、色とりどりの花にも癒されます。
入場は無料で、気軽にお散歩できます。
カードボード大聖堂【入場無料】
カードボード大聖堂は、2011年に起きたクライストチャーチ地震によって倒壊した、クライストチャーチ大聖堂の代わりに、臨時で建てられた教会です。
なんと、建築に紙(段ボール)が資材として使われており、設計は日本人建築家である坂茂氏によって行われました。
ニューリージェントストリート
ニューリージェントストリートは、1932年にオープンした、カラフルな建物が並ぶ通りです。
スパニッシュミッション建築の建物は、ニュージーランド国内でもっとも美しいストリートとの呼び声高いです。
時折通るトラムも相まって、素敵なショッピング・カフェタイムを過ごすことができます。
クライストチャーチアートギャラリー【入場無料】
クライストチャーチアートギャラリーには、世界中のアート作品が展示されています。
バカンというグローバルチームが設計した川をイメージした外観にも注目です。
モナ・ベール公園【入場無料】
モナ・ベール公園は、バラ園やシダ園、湖があり、緑に囲まれリラックスできます。
また、歴史的な邸宅もあり、カフェ・レストラン、時にウェディング会場として開放されています。
クライストチャーチからダニーデンへ
クライストチャーチからダニーデンには、長距離バスで6時間、料金は34ドル(約3,060円)からです。
⑤ダニーデン
ダニーデンは、南島のオタゴ地方にある都市で、ニュージーランド最古の大学「オタゴ大学」があります。
市民の20%が学生世代といわれているほど、若者が多い街です。
スコットランドに由縁をもち、街にはスコティッシュで特徴的な建物が並びます。
また、かつてニュージーランド国内最大の都市であった名残が、駅や大学などの豪華な建築様式に表れているので、ダニーデンではとくに建築に注目です。
ダニーデンの見どころ
ダニーデン駅舎
ダニーデンの鉄道駅は、かつてニュージーランドでもっとも便数を擁していた駅で、外観にもその栄華が見て取れます。
オアマル石と玄武岩を使った、クリーム色と黒色のコントラストの外観がとても荘厳です。
セントポール大聖堂【入場無料】
セントポール大聖堂は、ニュージーランドで唯一の、石造りでアーチ状の天井を有しています。
大きなステンドグラスも目をひく、英国国教会の教会です。
ファースト教会【入場無料】
スコットランドに由縁をもつ長老派の教会であるファースト教会は、スコットランド出身の人物によって設計されました。
オアマル石という石灰でできた石がふんだんに使われたクリーム色の外観にも注目です。
オタゴ博物館【一部入場無料】
オタゴ博物館は、150万点を展示している博物館です。
注目は、世界最大の、モアの骨格標本と、モアの卵です。
世界に3つしかない卵のうち、2つがここオタゴ博物館に展示されています。
多くの展示に無料で入場できるので、満足度は高いです。
ダニーデンからクイーンズタウンへ
ダニーデンからクイーンズタウンには、長距離バスでおよそ4時間半、料金は31ドル(約2,790円)からです。
⑥クイーンズタウン
クイーンズタウンは、南島にある、ニュージーランドきってのリゾート地です。
ワカティプ湖の湖畔に並ぶ建物の美しさに魅了されます。
クイーンズタウン見どころ
ワカティプ湖とカフェ
クイーンズタウンの代名詞ともいえるワカティプ湖は、湖畔に並ぶ住宅が美しい景観です。
湖畔にはカフェやショップもあり、カフェでは湖を眺めながらカフェタイムが楽しめます。
ミルフォードサウンド
クイーンズタウンから4時間のミルフォードサウンドは、世界遺産にも登録された、世界的に有名な絶景スポットです。
かつて、近くに住む人々の中で神話的に語られていて、ようやく発見された秘境でもあります。
ツアーを使うと、日帰りでもクルーズに参加できます。
ニュージーランドお役立ち情報
以下では、ニュージーランドに旅行するときに知っておきたい情報を紹介します。
日本からの直行便は?
ニュージーランドへは、日本からの直行便が飛んでいます。
成田空港からオークランド空港まで、約10時間30分です。
コンセントの形状は?
ニュージーランドのコンセントは、O/Cタイプが混在しています。
日本はAタイプなので、日本の電化製品を使う場合、変換プラグが必要です。
ニュージーランドだけを旅行する場合、もしくは長期で滞在する場合は、グラグラしづらいOタイプ専用プラグがおすすめです。
今回、もしくは今後、ほかの国にも旅行する場合は、組み替えてその国の形状にできるマルチプラグがおすすめです。
私は、今までニュージーランドでCタイプを見たことがありません。Oタイプのみで大丈夫かと思います。心配な方は、マルチプラグをもっておくと安心です
こちらはOタイプの変換プラグです。
こちらはマルチプラグです。
私はマルチプラグとOタイプのプラグの両方をもっています。滞在期間に合わせて使い分けています
スマホやパソコンなどは、世界中の電圧(100~240V)に対応していることが多いので、変圧器は通常必要なく、変換プラグのみで大丈夫です。
ただし、電圧が日本専用になっているドライヤーやヘアアイロンをもっていく場合、変圧器が必要です。
100~250V電圧に対応した電化製品のみを持っていく場合(スマホ・パソコンなど) | → | プラグ/マルチプラグのみでOK |
100~250V電圧に対応していない電化製品を持っていく場合(ドライヤー・ヘアアイロンなど) | → | プラグ/マルチプラグ+変圧器が必要 |
こちらは、ドライヤーには使用できますが、ヘアアイロンには使用できません。
こちらは、ドライヤーには使用できませんが、ヘアアイロンに使用できます。
水道水は飲める?
ニュージーランドの水道水は、飲むことができます。
また、軟水なので、日本の水道水(軟水)に慣れている日本人のお腹にやさしいです。
ニュージーランドの通貨は?
ニュージーランドの通貨は、ニュージーランド・ドルです。
1ドル=90円前後です。
ニュージーランドでは、現金より圧倒的にカード払いが主流です。
海外旅行では、クレジットカードは、最低1枚、できれば2枚持っておくのが安心です。
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通信事情
ニュージーランドでも、スマホの通信環境は必須です。
現地のデータを手に入れるには、SIMカードを購入したり、国内キャリアで対応することが必要です。
SIMカードの場合は、空港や街の携帯ショップに行って、プリペイドタイプのSIMカードを購入すればデータを使えます。
私は、ニュージーランドでワーキングホリデーをするときに、Spark社のプリペイドSIMを購入しました
滞在が短期間で、無駄なく使いたい場合、国内キャリアの楽天モバイルがおすすめです↓↓↓
私は短期間の旅行(1週間ほど)であれば、楽天モバイルで事足りています。月に2GBまで使える、かつ、手続きも必要ないので、とても便利で気に入っています。私は大手キャリアから乗り換えて3年以上使っていますが、日本国内でも無制限に使って月3,000円程度で済むので、本当におすすめです
ニュージーランドを一周する
いかがでしたか?
ニュージーランドは、各都市にそれぞれの魅力があり、時間に余裕がある方には、費用が抑えられて各都市の違いも実感できる一周は、とてもおすすめです。
参考にしていただければ幸いです。
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