こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、オーストラリアのMelbourne Museum(メルボルン博物館)について紹介します。
この記事でわかること
メルボルン博物館とは
メルボルン博物館は、カールトン庭園内にある南半球最大の博物館です。
もともとは、現在の州立図書館が建っている位置にありましたが、2000年に移転して再オープンした、比較的新しい博物館です。
メルボルン博物館は、建築が新しめで、歴史ある、というよりは画期的な印象を受けました。このあと紹介する展示が、それぞれのエリアにわかれてその空間を作っているため、とても見ごたえがある、満足度の高い博物館となっています。実際に、あまり生物に詳しくない私でも好奇心をそそられ、楽しめました
メルボルン博物館の館内マップ
出典:Melbourne Museum『Visitor map』
メルボルン博物館の見どころ4選
①トリケラトプス
メルボルン博物館には、完全体に近いトリケラトプスの骨格があります。
トリケラトプスの化石は有名ですが、完全体に近い(50%以上)トリケラトプスの化石は世界で数体であり、そのうちの一つがここメルボルン博物館にあります。
「……トリケラトプスはティラノサウルスに匹敵
引用元:コカネット(2021) 恐竜くん(田中真士)の発言より
する有名な恐竜で、1800年代から研究されてきました。ララミディア大陸には数多く生息
していたようで、これまでにたくさんの化石が発掘
されています。しかし、一部分だけが見つかる例が多くて、全身骨格の半分ぐらいが保存された化石は、これまで2、3体しか見つかっていないんです。」
トリケラトプスの展示(Triceratops: Fate of the Dinosaurs)では、暗闇のなかにトリケラトプスの化石が展示されています。
また、トリケラトプスの骨格を部位ごとにじっくり鑑賞できる体験型の映像コーナーもあります。
メルボルン博物館のハイライトであるトリケラトプスは、思ったより間近で見学することができました。係の人が、これは本物だと言っていました。今からはるか昔にこのサイズの生き物が地球にいたなんて、実際に実物を前にすると、信じられない気持ちでいっぱいになりました
②フォレストギャラリー
入口からすぐ、半屋外に出る通路があり、そこからフォレストギャラリー(Forest Gallery)を歩くことができます。
動植物が実際に生きていて、ビクトリアの森林を身近に感じることができます。
博物館にこのような半屋外の小道があるのは珍しく、不思議な体験ができます。
ジャングルを探検しているかのような、特別感のある空間でした。私は入場して最初にこの道を歩いたのですが、博物館の満足度が一気に高まりました
③先住民
オーストラリアの先住民であるアボリジニの展示(First Peoples)では、メルボルンが属するビクトリア州のクリン族に関する展示を行っています。
アボリジニの芸術作品やカヌーなど、歴史ある展示が多くあります。
オーストラリアの歴史に触れられる展示です。オーストラリアに来たら、ぜひ先住民の文化に触れたいです
④剥製や標本
メルボルン博物館には、恐竜や昆虫、動物の剥製や標本がたくさん展示されています。
恐竜や、オーストラリアの動物の剥製をはじめとして、世界中の生物に触れることができます。
とても種類が多く、見ごたえ抜群でした。メルボルン博物館はエリアがはっきりわかれていて、冒険しているかのような、新鮮な気持ちで見てまわれました
メルボルン博物館のアクセス情報(2025年最新)
入場料は?
入場料は、年齢や持っているカードの種類によって異なります。
大人(17歳以上) | 15ドル |
子ども(~16歳) | 無料 |
コンセッション | 無料 |
※コンセッションチケットは、ヘルスケアカードや学生証、年金カードなどを有していることが条件です。
私は、オーストラリアの学生証を提示して無料になりました
チケットは事前購入がおすすめ
メルボルン博物館の入場は、チケットを購入するのに列に並びます。
ですが、事前にチケットを購入しておけば、専用レーンでチケットを見せるだけでスムーズに入場できます。
Museum Entry – Melbourne Museum
私はチケット売り場に並んだのですが、隣の事前購入のレーンは並ぶことなく進んでいました。とくに土日は、事前購入していくとスムーズだと思います
Klookなら、日本語で簡単に予約できます。
予約代行サービス大手のKlookは、販売元から得られる販売代行手数料の一部を購入者に還元したり、オンラインのみで店舗を持たずに経費を削減するビジネスモデルで、価格を安くしています。
公式の定価よりも安く購入できることもあります。ぜひ一度チェックしてみて下さい。実際に私も何度も使っています。
メルボルン博物館のチケットを購入する(Klook公式サイト)営業時間は?
メルボルン博物館は、毎日9:00~17:00に営業しています。
また、定休日はクリスマスとグッドフライデーです。
所要時間は?
メルボルン博物館は、見どころが多く、館内をまわると2~3時間程度を要します。
私は速足で隅々まで見てまわって2時間くらいでした。時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです
無料ロッカーに荷物を預けられる
メルボルン博物館には、入口から入って左側に、無料のロッカーがあります。
暗証番号を設定して閉めるだけで、簡単に荷物を預けることができます。身軽で博物館をまわれるのでおすすめです。
私は終盤になってロッカーの存在に気づき、あわてて利用しました。ぜひ入ってからすぐに預けてください
アクセスは?
メルボルン博物館は、無料トラム10番停留所「Nicholson St/Victoria Pde (Carlton)」から徒歩11分でアクセスできます。
トラムは30番ルートに乗ります。
また、電車は「Parliament駅」から徒歩11分です。
出口はショップから
メルボルン博物館の出口は、ショップの先にあります。
お土産を見がてら、博物館を出ることができます。
基本情報
住所 | 11 Nicholson Street Carlton, Victoria, 3053 |
アクセス | 無料トラム「10-Nicholson St/Victoria Pde (Carlton)」から徒歩11分 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | クリスマス・グッドフライデー |
料金 | 大人15ドル |
公式サイト | https://museumsvictoria.com.au/melbournemuseum/plan-your-visit/getting-here-and-parking/ |
メルボルン博物館は見ごたえある展示の博物館
いかがでしたか?
メルボルン博物館は、トリケラトプスの展示をはじめ、見ごたえのある展示がたくさんある博物館です。
ぜひ訪れてみてください。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や、メルボルンのおすすめスポットを紹介しています↓↓↓
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪の携帯電話事情の記事はこちら 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h |