
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、オーストラリアのクイーンズランド州で使える「go card(ゴーカード)」について紹介します。
この記事でわかること
私は宿予約にExpediaを使うことが多いです。
ゴーカードって?
go card(ゴーカード)とは、オーストラリアのクイーンズランド州の交通会社「Translink(トランスリンク)」が発行するカードのことです。

クイーンズランド州(ゴールドコーストやブリスベンなど)のバスや電車、トラム、フェリーの乗車時に使うことができます。
クイーンズランド州の運賃はゾーン制
クイーンズランド州の運賃は、ゾーン制を採用しています。
ゾーン1つであれば3.55ドル(約355円)、最大のゾーン8つ分を移動する場合は21.48ドル(約2,148円)です。
平日の一部時間(8:30~15:30、19:00~翌6:00)と土日祝のオフピーク時間帯は、運賃が20%オフになります。
また、週に8回以上乗車すると、それ以降の乗車は半額になります。
空港と市内をつなぐエアトレイン
エアトレインは、以下のように、ブリスベン市内の駅と空港駅をつなぐ便利な電車です。
運賃は、特別な料金が適用され、21.90ドル(約2,190円)となります。
- ブリスベンシティ駅(イーグルジャンクション、ウールーウィン、アルビオン、ボーエンヒルズ、フォーティテュードバレー、セントラル、ローマストリート、サウスブリスベン)
↕ - ブリスベン空港駅(ドメスティックまたはインターナショナル)
特別な電車があるのではなく、上記の駅のどちらかで乗車し、もう一方で降車すると、自動的にエアトレインの料金が適用されるイメージです。
ゴーカードを作るべき理由
ゴーカードを作るのがおすすめな理由が、以下の3つです。
ゴーカードで乗車すると、紙のチケットを購入するより30%安くなります。紙のチケットを買う手間も省け、一石二鳥です。
また、返金システムがあるため、
というポイントもあります。

ゴーカードがあったほうが運賃が安くなり、また、デポジットも返ってくることを考えると、クイーンズランド州に着いたらすぐに作るのをおすすめします
以下で、ゴーカードの購入方法を解説します。
ゴーカードの買い方

ゴーカードは、ゴーカードを扱っているショップで、カウンターの店員さんに「ゴーカードがほしい」と伝えることで購入できます。
そのとき、デポジットとして10ドル、また最低チャージ額5ドルの合計15ドルがかかります(2025年現在、カードの発行料はかかりません)。
ゴーカードを買える場所
ゴーカードの購入で便利な空港では、以下の場所で取り扱っています。
- ゴールドコースト空港…出口までにある「WHSmith」というコンビニ
- ブリスベン空港…domestic(国内線)・international(国際線)のエアトレイン駅
ほかにも主要な駅のコンビニや街中のショップで購入などが可能です。
ゴーカードの購入・払い戻しができる場所の公式マップで探すことができます。
ゴーカードのチャージ額について
ゴーカードの最初のチャージ額ですが、少なめをおすすめします。
なぜかというと、返金のとき、50ドル以上残っている場合は、窓口での返金ができなくなるからです。

ゴーカードは、日本でのSuicaやICOCAなど交通系ICカードと同じと考えてOKですが、チャージ額をコンビニやショップでの買い物に使うことはできないです。この理由からも、最低限のチャージをおすすめします
もし残高が足りなくなっても、コンビニや駅の機械でチャージできるので安心です。
運賃が50セントに!
クイーンズランド州の政策によって、2024年8月から半年間にわたり、(※政府の意向により、永続的に50セントが適用されるとの報道がありました(2024年11月30日時点)。)
ゾーンにかかわらず、片道50セント(約50円)で公共交通機関を利用できます。(air train(エアトレイン)は10.95ドル(約1,095円))この間は、その他の割引は併用されません。
この50セントは、ゴーカードだけでなく、紙のチケットや、一部区間で使えるクレジットカードでの運賃支払いにも適用されます。

私は、交通費50セントの試用期間中にゴールドコースト・ブリスベンを旅行したのですが、ゴーカードの残高が全然減らなくてびっくりしました
この期間(24年8月5日から半年間)は、チャージ額はより少なめで大丈夫です。
なお、エアトレインは引き下げられた後の料金(10.95ドル(約1,040円)が適用されます。
ゴーカードの使い方

ゴーカードを使うにあたって、クイーンズランド州の交通機関の用語があるので、みておきましょう。
- Tap on(タップオン)
乗車するときにカードを機械にタッチすることです。 - Tap off(タップオフ)
降車するときにカードを機械にタッチすることです。 - Top up(トップアップ)
ゴーカードに残高をチャージすることです。
バスは前乗り、後ろ降りが基本です。電車やトラムは、駅入り口やホームに機械があることが多いです。
バス・電車・トラム、フェリーいずれに乗るときも、専用の機械にカードをタップオンすることが必要です。
また、降りるときも忘れずにタップオフしましょう。
ゴーカードを使うときに注意すること
ここからは注意事項です。
タップを忘れると次回のタップ時に、多めに(5~10ドル)引かれてしまいます。
また、乗車中に、検査官が乗り込んできて、乗客のゴーカードをチェックすることがあります。
タップオンをしていないと、罰金として200ドル以上払うことになります。

実際に私も、電車に乗っているとき、カードを手持ちの機械でスキャンして確認されました。もし、機械の不調などがあった場合は、そのことを伝えましょう
ゴーカードは払い戻しできる
このゴーカードは、払い戻しもできます。
払い戻しを行っているショップや駅を探し、ゴーカードを返却すると、デポジットを含めて残高が現金で返金されます。
よりくわしくは、以下の記事をご覧ください↓
ゴーカードで快適な旅を
オーストラリアのクイーンズランド州では、ゴーカードをつくれば、チケット購入の手間が省け、運賃も割引されるので、作ったほうがお得だと思います。
返金も簡単にできるので、ぜひゴーカードで旅を楽しんでください。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や、クイーンズランド州で行きたいスポットを紹介しています↓↓↓
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪の携帯電話事情の記事はこちら 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h |