メルボルンのフリンダースストリート駅|歴史、時計、アクセス

フリンダースストリート駅の駅舎外観(MiU撮影)
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、オーストラリアのメルボルンにある「フリンダースストリート駅」を紹介します。

この記事でわかること
  • フリンダースストリート駅の歴史
  • フリンダースストリート駅の時計の秘密
  • フリンダースストリート駅のアクセス情報
  • メルボルン市内のおすすめホテル
目次

オーストラリアでは一部のスマホ機種が使えない!

2024年の10月から、オーストラリア全土で、3G通信ができるスマホに規制がかかりました。普段4G・5G回線を使用する機種でも、一部のスマホは緊急電話に例外的に3G回線を使用することがあり、オーストラリア国内で緊急通報ができない危険性があるため、3G回線を使用するすべてのスマホの通信が遮断され、モバイルデータの使用及び通話の使用ができなくなりました。

iPhoneおよび一部のAndroid機種は規制の対象外です。また、Wi-Fiやテザリングを使用すれば、どのスマホでも通常使用できます。以下の記事では、規制対象機種および対処方法についてくわしく紹介しています。

フリンダースストリート駅とは

メルボルンの中心地に位置するフリンダースストリート駅は、メルボルンを流れるヤラ川の近くにあります。

市内やその周辺を結ぶ電車が発着するハブ駅であり、その歴史ある外観から、フォトスポットとしての側面も大きいです。

ちなみに、スカイバスが発着するメルボルンの主要駅「サザンクロス駅」は、主に長距離を運行する電車が発着します。

中も外も楽しい駅舎

フリンダースストリート駅の入口からは、駅舎のドームの内側に入ることができます。

フリンダースストリート駅のドーム内部(MiU撮影)
フリンダースストリート駅のドーム内部(MiU撮影)

天井は八角形の形をしており、漆喰の彫刻が施されています。

フリンダースストリート駅の八角形の天井(MiU撮影)
フリンダースストリート駅の天井(MiU撮影)

ドームの部分は改札外なので、電車の利用がなくても見学することができます。

MiU

東京駅丸の内駅舎もこのようなドームの建築になっており、雰囲気が似ているなと思いました。しかし、駅構内は東京駅ほど複雑ではないので、駅で迷う心配はないと思います

フリンダースストリート駅沿いのショップ(MiU撮影)
フリンダースストリート駅舎沿いのショップ(MiU撮影)

また、駅舎のわきには、カフェやテイクアウトショップが並んでおり、軽食をつまむこともできます。

アナログ時計が示す「次発電車」

フリンダースストリート駅は、入口に時計が並んでいます。時計はアナログで、すべて異なる時刻を表しています。

フリンダースストリート駅の入口に並ぶ時計(MiU撮影)
フリンダースストリート駅の時計(MiU撮影)

これは、なんと現役で、フリンダースストリート駅を出発する各線の、次に出る電車の時刻を表しています。現在は、機械によって自動で操作されています。

また、駅の時計塔は、1907年に完成したもので、現在は同じく自動で稼働しています。

MiU

フリンダースストリート駅に並んでいる時計が、現役で動いているのに感動しました。実際に間近で見るとその年季が際立ち、鳥肌が立ちそうになりました。駅舎の歴史に浸れるポイントです。ぜひ写真を撮ってみてください

夜の美しいライトアップにも注目

フリンダースストリート駅は、夜になるとライトアップされます。街の景色のなか、オレンジのライトによって浮かび上がる圧巻の景色です。

メルボルンのフリンダースストリート駅の夜のライトアップ(MiU撮影)
フリンダースストリート駅の夜のライトアップ(MiU撮影)

ぜひ、駅舎を夜のお散歩のルートに組み込んでみてください。

フリンダースストリート駅の歴史

フリンダースストリート駅は、オーストラリアで最初につくられた鉄道駅です。駅がオープンしたのは1854年のことで、200年近い歴史をもっています。

フリンダースストリート駅の駅舎外観(MiU撮影)
フリンダースストリート駅(MiU撮影)

ただし、このときには現在の、特徴的な外観であるドームはありませんでした。

ドームは1909年に完成

現在のフリンダースストリート駅を象徴するドーム型の屋根ですが、これが完成したのは、1909年です。

もともとの駅舎からの再建の計画が立ち上がると、何度か新駅舎のデザイン募集が行われ、優勝した設計が採用されました。

しかし、1900年に始まった建築は、途中で設計が変更され、すべてが完成したのは10年後の1910年でした。

何度か近代的なオフィスや商業施設に再建する計画が立てられましたが、市民は賛成せず、結局駅舎は大きく変わることがないまま、改修のみで現在にいたります。

1982年には、ビクトリア州の遺産に登録され、今日まで大切に保存、利用されています。

データ参照元:VHD

フリンダースストリート駅のアクセス情報(2025年最新)

アクセスは?

フリンダースストリート駅は、メルボルンの中心にあります。

ヤラ川やセントポール大聖堂に近く、メルボルン観光の拠点になります。

基本情報

住所Flinders St, Melbourne VIC 3000
アクセスフリンダースストリート駅
営業時間始発から終電まで
定休日なし
料金改札内は運賃が必要
公式サイトhttps://www.ptv.vic.gov.au/stop/1071/flinders-street-station/0/train/#StopPage:::datetime=2025-01-11T07%3A52%3A27.203Z&directionId=-1&showAllDay=false&_auth=1e08921a3aa1666e214166069e0d50fae6a45f39423c0a4b9ca6a174cc072d8a

メルボルンのおすすめホテル4選

メルボルン市内でおすすめのホテルを、価格帯で4段階にわけて紹介します。ここで紹介するホテルは、口コミがグーグルマップで星4以上、立地のよさ、及び私の宿泊経験からおすすめできるものをピックアップしました。

MiU

私は、海外の宿予約に基本、エクスペディアとアゴダを比較して使っています。両社とも大手企業で安心感があり、価格も安いことが多く、おすすめです。今まで2社を使って100泊以上していますが、大きなトラブルにあったことは一度もありません

コスパ重視:HOTEL INDIGO Melbourne on Flinders by IHG

インターコンチネンタルホテルグループのホテルインディゴは、低価格ながらブランドの安心感が得られるコストパフォーマンスに優れるホテルです。

また、空港から市内へ走るスカイバスが停まるサザンクロス駅から徒歩3分程度で便利な立地です。

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スカイバスが停まるサザンクロス駅は市内中心部から少しだけ離れているので、サザンクロス駅から近いのはとても便利だと思います





ホテルインディゴメルボルンオンフリンダースバイIHG(agoda公式サイト)

ホテルインディゴメルボルンオンフリンダースバイIHG(Expedia公式サイト)

ちょっと贅沢:Hilton Melbourne Little Queen Street

ヒルトンメルボルンリトルクイーンストリートは、1931年に建てられた歴史ある建物を改装してオープンした、新旧の世界観が融合するホテルです。

ヒルトンブランドの高い質と建物の美しさに魅了される、ちょっと贅沢な選択肢です。

MiU

ヒルトンはオーストラリアの別の都市で宿泊したことがあります。ヒルトンは世界的に広く展開しているブランドで、安定感があります





ヒルトンメルボルンリトルクイーンストリート(agoda公式サイト)

ヒルトンメルボルンリトルクイーンストリート(Expedia公式サイト)

贅沢:PARK HYATT Melbourne

ハイアットブランドの最上級に位置するパークハイアットは、高いホスピタリティで知られるホテルです。

中心部からは少し歩きますが、州議事堂やカールトン庭園などが並ぶ上品なエリアにあり、観光には便利です。

MiU

パークハイアットはあこがれのブランドのひとつです。いつか泊まってみたいです





パークハイアットメルボルン(agoda公式サイト)

パークハイアットメルボルン(Expedia公式サイト)

ラグジュアリー:THE RITZ‐CARLTON, Melbourne

マリオットグループの最上級ブランドであるリッツカールトンは、スカイバスも停まるサザンクロス駅の前にあり好立地です。

2023年に開業したザリッツカールトンメルボルンは、客室が65階から79階という全室が高層階のホテルであり、シティサイドやベイサイドなどから好みの眺望を選択できます。

MiU

メルボルンのリッツカールトンは、高層階にあり別次元のホテルだなと思います。ウェスティンを含むマリオットグループの最上級であるリッツカールトン、いつか泊まってみたいなと思っています





ザリッツカールトンメルボルン(agoda公式サイト)

ザリッツカールトンメルボルン(Expedia公式サイト)

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

フリンダースストリート駅は、そのキャッチーな見た目と歴史をもつ、メルボルンの象徴的な存在です。

メルボルン観光や訪問の際は、ぜひ一目見てみてください。

素敵な旅になることを願っています。

以下では、オーストラリアを訪れる際に知っておきたいお役立ち情報や、メルボルン観光におすすめのスポットを紹介しています↓↓↓

オーストラリアお役立ち情報
日豪の直行便
(2025)   
成田→シドニー:約9時間30分
成田→メルボルン:約10時間
関西→シドニー:約9時間30分
コンセント
電圧
コンセント:日本はA、豪州O
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、豪州240V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
水についての記事はこちら
通貨オーストラリア・ドル(AUD)
1AUD=約100円(2025現在)
カード払いが主流
両替・支払い方法の記事はこちら
通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
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