
こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。
私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。
この記事では、Old Melbourne Gaol(オールドメルボルンジャイル)(旧メルボルン監獄)について紹介します。

オーストラリアでは一部のスマホ機種が使えない!
2024年の10月から、オーストラリア全土で、3G通信ができるスマホに規制がかかりました。普段4G・5G回線を使用する機種でも、一部のスマホは緊急電話に例外的に3G回線を使用することがあり、オーストラリア国内で緊急通報ができない危険性があるため、3G回線を使用するすべてのスマホの通信が遮断され、モバイルデータの使用及び通話の使用ができなくなりました。
iPhoneおよび一部のAndroid機種は規制の対象外です。また、Wi-Fiやテザリングを使用すれば、どのスマホでも通常使用できます。以下の記事では、規制対象機種および対処方法についてくわしく紹介しています。

旧メルボルン監獄とは
旧メルボルン監獄は、オーストラリアのメルボルンの市内にある旧監獄です。

現在は刑務所としては使われておらず、内部を見学できるようになっています。
見学できるのは元刑務所の建物の一部で、刑務所の残りの部分はRMIT大学の敷地内にあります。

GaolはJailと同じ?
旧メルボルン監獄は「Old Melbourne Gaol」といいますが、「Gaol」は「ゴール」とは発音せず、同じく監獄を表す「Jail(ジェイル)」とまったく同じ発音の単語です。

この二つは語源は同じですが、別の単語として存在し、Jailに発音が統合されたという歴史をもちます。
Gaolはイギリス英語の古い言い方で、現在はJailが主に使われています。

GaolはJailと同じ意味を示すのですね。Gaolという名称にも、イギリスや歴史を感じられてなんだか感慨深いです
旧メルボルン監獄の歴史
旧メルボルン監獄は、1845年に建てられました。

1851年にゴールドラッシュが始まると、人口が増え犯罪者の数も増えました。
それに対応するため、旧メルボルン監獄は新しい独房を建てました。
1924年に閉鎖されるまで、133の絞首刑が執行されたといわれています。
Ned Kelly(ネッドケリー)の処刑の舞台
旧メルボルン監獄で処刑された人のうち、とくに有名なのがネッドケリーです。
ネッドケリーは家畜泥棒で元囚人の父、流刑者の身内である母の家庭の長男として生まれ、7人のきょうだいがいました。
家族に元囚人やその親族がいることから、ネッドは幼いころから警察に見張られていました。
ネッドはいくつか無実の罪でつかまりかけ、偽の証言によってついには有罪と判決されてしまい、収監されました。なんとこれまで、ネッドが19歳になるまでのことでした。
社会に戻ってきたネッドは犯罪者の家系として仕事に就くことができず、父の死後、母が再婚した義父(これまた家畜泥棒)と何度か罪を犯しました。
1878年には、身内に失礼な態度をとった警官にけがを負わせたとして事実より重い罪に問われた際、ネッドは逃げ、ブッシュレンジャー(ギャング)の一人として大きな組織に立ち向かうようになります。
その際、追ってきた警官を射殺したため、ネッドには500ポンドの賞金がかけられました。
その後、2つの銀行を襲撃し、金品を奪いつくしました。
しかし、襲撃の際、行員や人質に紳士的な対応をみせ、奪った金品も、借金に苦しむ人の代わりに全額の返済に使うこともあったようです。
ネッドはその後、8,000ポンドの賞金がかけられ、警察の乗る列車の線路脱線に失敗し逮捕されてからも、正当防衛を主張し続けました。
ネッドケリーは凶悪な殺人犯として処刑されてしまうのですが、ギャングでありながら紳士的なふるまいを見せるネッドの姿は、民衆にとっては英雄のように映りました。
彼の言動は伝説として注目され、現在までに映画化や小説化がされています。
旧メルボルン監獄のツアー
旧メルボルン監獄では、入場のチケットにセルフガイドツアーが含まれています。

これは、各自で音声を聞きながら監獄内をまわるものです。
ほかにも、ガイドつきのツアーを別料金で追加することができます。
ツアーでは、脱出を試みた人たちや、囚人になって逮捕される体験など、コンセプトが設定されており、好みで選んで参加することができます。
また、刑務所の雰囲気を活かしたナイトツアーも開催されています。
旧メルボルン監獄のツアー詳細ページ(旧メルボルン監獄公式サイト)
旧メルボルン監獄のアクセス情報(2025年最新)

入場料は?
旧メルボルン監獄の入場料は、以下のようになっています。
また、このチケットには入場に加え、セルフガイド音声ツアーがついています。
入場者 | 値段 |
---|---|
大人 | 38ドル |
コンセッション | 30ドル |
子ども(5~15歳) | 22ドル |
大人2人+子ども2人 | 85ドル |
大人1人+子ども2人 | 65ドル |
子ども1人追加 | 10ドル |
※コンセッション料金は、コンセッションカードを有しているのが条件です。
事前に予約していくこともできます。
旧メルボルン監獄のツアーを予約する(旧メルボルン監獄公式サイト)
営業時間は?
旧メルボルン監獄は、毎日10:00~17:00までオープンしています。
最終入場は15:00です。
また、定休日は、クリスマスとグッドフライデーです。
アクセスは?
旧メルボルン監獄へは、メルボルンセントラル駅から徒歩5分でアクセスできます。
また、無料トラム35番の7番停留所からもアクセスできます。

基本情報
住所 | 377 Russell St, Melbourne VIC 3000 |
アクセス | メルボルンセントラル駅から徒歩5分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | クリスマス、グッドフライデー |
料金 | 大人38ドル |
公式サイト | https://www.oldmelbournegaol.com.au/ |
メルボルンのおすすめホテル4選
メルボルン市内でおすすめのホテルを、価格帯で4段階にわけて紹介します。ここで紹介するホテルは、口コミがグーグルマップで星4以上、立地のよさ、及び私の宿泊経験からおすすめできるものをピックアップしました。

私は、海外の宿予約に基本、エクスペディアとアゴダを比較して使っています。両社とも大手企業で安心感があり、価格も安いことが多く、おすすめです。今まで2社を使って100泊以上していますが、大きなトラブルにあったことは一度もありません
コスパ重視:HOTEL INDIGO Melbourne on Flinders by IHG
インターコンチネンタルホテルグループのホテルインディゴは、低価格ながらブランドの安心感が得られるコストパフォーマンスに優れるホテルです。
また、空港から市内へ走るスカイバスが停まるサザンクロス駅から徒歩3分程度で便利な立地です。

スカイバスが停まるサザンクロス駅は市内中心部から少しだけ離れているので、サザンクロス駅から近いのはとても便利だと思います
ホテルインディゴメルボルンオンフリンダースバイIHG(agoda公式サイト)

ちょっと贅沢:Hilton Melbourne Little Queen Street
ヒルトンメルボルンリトルクイーンストリートは、1931年に建てられた歴史ある建物を改装してオープンした、新旧の世界観が融合するホテルです。
ヒルトンブランドの高い質と建物の美しさに魅了される、ちょっと贅沢な選択肢です。

ヒルトンはオーストラリアの別の都市で宿泊したことがあります。ヒルトンは世界的に広く展開しているブランドで、安定感があります
ヒルトンメルボルンリトルクイーンストリート(agoda公式サイト)

贅沢:PARK HYATT Melbourne
ハイアットブランドの最上級に位置するパークハイアットは、高いホスピタリティで知られるホテルです。
中心部からは少し歩きますが、州議事堂やカールトン庭園などが並ぶ上品なエリアにあり、観光には便利です。

パークハイアットはあこがれのブランドのひとつです。いつか泊まってみたいです
パークハイアットメルボルン(agoda公式サイト)

ラグジュアリー:THE RITZ‐CARLTON, Melbourne
マリオットグループの最上級ブランドであるリッツカールトンは、スカイバスも停まるサザンクロス駅の前にあり好立地です。
2023年に開業したザリッツカールトンメルボルンは、客室が65階から79階という全室が高層階のホテルであり、シティサイドやベイサイドなどから好みの眺望を選択できます。

メルボルンのリッツカールトンは、高層階にあり別次元のホテルだなと思います。ウェスティンを含むマリオットグループの最上級であるリッツカールトン、いつか泊まってみたいなと思っています
ザリッツカールトンメルボルン(agoda公式サイト)

まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
旧メルボルン監獄は、古くからの刑務所を見学できる歴史ある施設です。
ぜひ訪れてみてください。
素敵な旅になることを願っています。
以下では、オーストラリアのお役立ち情報や、メルボルンのおすすめスポットを紹介しています↓↓↓
オーストラリアお役立ち情報 | |
日豪の直行便 (2025) | 成田→シドニー:約9時間30分 成田→メルボルン:約10時間 関西→シドニー:約9時間30分 |
コンセント 電圧 | コンセント:日本はA、豪州O →変換プラグが必要 電圧:日本100V、豪州240V →100V専用製品には変圧器必要 ※スマホ、PCは全電圧に対応 コンセントと電圧の記事はこちら |
水道水 | 飲用可 水についての記事はこちら |
通貨 | オーストラリア・ドル(AUD) 1AUD=約100円(2025現在) カード払いが主流 両替・支払い方法の記事はこちら |
通信事情 | ①SIM・eSIMを現地購入 ②SIM・eSIMを日本で購入 ③国内キャリアの海外利用 豪のワーホリ・留学でのスマホ 豪の旅行でのスマホ 豪で使えないスマホの記事はこちら |
チップ | 不要*チップBOXがあれば任意 |
時差 | 日本+1h:NSW※VIC※QLD州 日本+30m:SA※、NT州 日本-1h:WA州 ※サマータイム中は上記+1h 時差の記事はこちら サマータイムの記事はこちら |
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