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旧メルボルン監獄の入場料は?ツアーや歴史、アクセスを紹介

旧メルボルン監獄建物入口(MiU撮影) オーストラリア
旧メルボルン監獄建物入口(MiU撮影)
MiU
MiU

こんにちは。「雨ならいいのに。」のMiUです。

私の日本2周、留学、ワーホリなどの経験をもとに、アジア太平洋諸国を中心に、国内外の旅行に役立つ情報をたくさんお届けしています。

この記事では、Old Melbourne Gaol(オールドメルボルンジャイル)(旧メルボルン監獄)について紹介します。

この記事でわかること

  • 旧メルボルン監獄とは
  • 旧メルボルン監獄の歴史
  • 旧メルボルン監獄のツアー
  • 旧メルボルン監獄のアクセス情報

旧メルボルン監獄とは

旧メルボルン監獄の入口(MiU撮影)
旧メルボルン監獄の入口(MiU撮影)

旧メルボルン監獄は、オーストラリアのメルボルンの市内にある旧監獄です。

現在は刑務所としては使われておらず、内部を見学できるようになっています。

旧メルボルン監獄と同じ敷地にあるRMIT大学のキャンパス(MiU撮影)
旧メルボルン監獄と同じ敷地にあるRMIT大学のキャンパス(MiU撮影)

見学できるのは元刑務所の建物の一部で、刑務所の残りの部分はRMIT大学の敷地内にあります。

GaolはJailと同じ?

旧メルボルン監獄の看板(MiU撮影)
旧メルボルン監獄の看板(MiU撮影)

旧メルボルン監獄は「Old Melbourne Gaol」といいますが、「Gaol」は「ゴール」とは発音せず、同じく監獄を表す「Jail(ジェイル)」とまったく同じ発音の単語です。

この二つは語源は同じですが、別の単語として存在し、Jailに発音が統合されたという歴史をもちます。

Gaolはイギリス英語の古い言い方で、現在はJailが主に使われています。

MiU
MiU

GaolはJailと同じ意味を示すのですね。Gaolという名称にも、イギリスや歴史を感じられてなんだか感慨深いです

旧メルボルン監獄の歴史

RMIT大学から見た旧メルボルン監獄の建物(MiU撮影)
RMIT大学から見た旧メルボルン監獄の建物(MiU撮影)

旧メルボルン監獄は、1845年に建てられました。

1851年にゴールドラッシュが始まると、人口が増え犯罪者の数も増えました。

それに対応するため、旧メルボルン監獄は新しい独房を建てました。

1924年に閉鎖されるまで、133の絞首刑が執行されたといわれています。

Ned Kelly(ネッドケリー)の処刑の舞台

旧メルボルン監獄で処刑された人のうち、とくに有名なのがネッドケリーです。

ネッドケリーは家畜泥棒で元囚人の父、流刑者の身内である母の家庭の長男として生まれ、7人のきょうだいがいました。

家族に元囚人やその親族がいることから、ネッドは幼いころから警察に見張られていました。

ネッドはいくつか無実の罪でつかまりかけ、偽の証言によってついには有罪と判決されてしまい、収監されました。なんとこれまで、ネッドが19歳になるまでのことでした。

社会に戻ってきたネッドは犯罪者の家系として仕事に就くことができず、父の死後、母が再婚した義父(これまた家畜泥棒)と何度か罪を犯しました。

1878年には、身内に失礼な態度をとった警官にけがを負わせたとして事実より重い罪に問われた際、ネッドは逃げ、ブッシュレンジャー(ギャング)の一人として大きな組織に立ち向かうようになります。

その際、追ってきた警官を射殺したため、ネッドには500ポンドの賞金がかけられました。

その後、2つの銀行を襲撃し、金品を奪いつくしました。

しかし、襲撃の際、行員や人質に紳士的な対応をみせ、奪った金品も、借金に苦しむ人の代わりに全額の返済に使うこともあったようです。

ネッドはその後、8,000ポンドの賞金がかけられ、警察の乗る列車の線路脱線に失敗し逮捕されてからも、正当防衛を主張し続けました。

ネッドケリーは凶悪な殺人犯として処刑されてしまうのですが、ギャングでありながら紳士的なふるまいを見せるネッドの姿は、民衆にとっては英雄のように映りました。

彼の言動は伝説として注目され、現在までに映画化や小説化がされています。

旧メルボルン監獄のツアー

RMIT大学からみた旧メルボルン監獄(MiU撮影)
RMIT大学からみた旧メルボルン監獄(MiU撮影)

旧メルボルン監獄では、入場のチケットにセルフガイドツアーが含まれています。

これは、各自で音声を聞きながら監獄内をまわるものです。

ほかにも、ガイドつきのツアーを別料金で追加することができます。

ツアーでは、脱出を試みた人たちや、囚人になって逮捕される体験など、コンセプトが設定されており、好みで選んで参加することができます。

また、刑務所の雰囲気を活かしたナイトツアーも開催されています。

旧メルボルン監獄のツアー詳細ページ(旧メルボルン監獄公式サイト)

旧メルボルン監獄のアクセス情報(2025年最新)

旧メルボルン監獄建物入口(MiU撮影)
旧メルボルン監獄建物入口(MiU撮影)

入場料は?

旧メルボルン監獄の入場料は、以下のようになっています。

また、このチケットには入場に加え、セルフガイド音声ツアーがついています。

入場者値段
大人38ドル
コンセッション30ドル
子ども(5~15歳)22ドル
大人2人+子ども2人85ドル
大人1人+子ども2人65ドル
子ども1人追加10ドル

※コンセッション料金は、コンセッションカードを有しているのが条件です。

事前に予約していくこともできます。

旧メルボルン監獄のツアーを予約する(旧メルボルン監獄公式サイト)

営業時間は?

旧メルボルン監獄は、毎日10:00~17:00までオープンしています。

最終入場は15:00です。

また、定休日は、クリスマスとグッドフライデーです。

アクセスは?

旧メルボルン監獄へは、メルボルンセントラル駅から徒歩5分でアクセスできます。

また、無料トラム35番の7番停留所からもアクセスできます。

基本情報

住所377 Russell St, Melbourne VIC 3000
アクセスメルボルンセントラル駅から徒歩5分
営業時間10:00~17:00
定休日クリスマス、グッドフライデー
料金大人38ドル
公式サイトhttps://www.oldmelbournegaol.com.au/
メルボルンCBDのホテルを検索(エクスペディア公式サイト)

旧メルボルン監獄で歴史を感じる

いかがでしたか?

旧メルボルン監獄は、古くからの刑務所を見学できる歴史ある施設です。

ぜひ訪れてみてください。

以下では、オーストラリアのお役立ち情報や、メルボルンのおすすめスポットを紹介しています↓↓↓

オーストラリアお役立ち情報
日豪の直行便
(2025)   
成田→シドニー:約9時間30分
成田→メルボルン:約10時間
関西→シドニー:約9時間30分
コンセント
電圧
コンセント:日本はA、豪州O
→変換プラグが必要

電圧:日本100V、豪州240V
→100V専用製品には変圧器必要
※スマホ、PCは全電圧に対応

コンセントと電圧の記事はこちら
水道水飲用可
通貨オーストラリア・ドル(AUD)
1AUD=約100円(2025現在)
カード払いが主流
通信事情①SIM・eSIMを現地購入
②SIM・eSIMを日本で購入
③国内キャリアの海外利用
豪の携帯電話事情の記事はこちら
豪で使えないスマホの記事はこちら
チップ不要*チップBOXがあれば任意
時差日本+1h:NSW※VIC※QLD州
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